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トリニティ△ファミリィ  作者: XIA YUN


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「運命の出会い」

第1話「運命の出会い」


-----


## プロローグ


大陸最大の国、帝国アレクサンドライト。


雄大な自然と、荘厳な首都ペンドラゴンを有するこの国は、光の王と呼ばれるアーサー・ペンドラゴンが統治していた。


王を支えるのは、「三聖」と呼ばれる三人の守護者。


剣聖ジークフリート・レオンハート――帝国最強の剣士にして、騎士団を率いる武の象徴。


聖霊セレスティン・セレスティア――精霊王を操る若き天才にして、帝国の政治を一手に担う頭脳。


そして、守護聖マリア・K・アレクサンドリア――慈愛に満ちた聖女にして、民の心の拠り所となる国の母。


この三人が、帝国を支えている。


そして、守護聖マリアにだけ存在する特別な存在がいた。


「ガーディアン」――マリアの剣として、影として、彼女を守る唯一無二の守護者。


その名は、ノエル・フロストベール。


白髪に青い瞳を持つ、20歳の青年。


これは、彼の物語である。


-----


## 第一章 光の王都


朝陽が王都ペンドラゴンを照らす。


石畳の道を人々が行き交い、市場では商人たちの活気ある声が響く。


「新鮮な野菜だよ!」


「王都最高の剣、見ていきな!」


「焼きたてのパンだよー!」


賑やかな街並みの中心に、威厳ある王城が聳え立っている。


その王城から少し離れた場所に、白く美しい聖堂があった。


守護聖マリアが民を導く、神聖な場所。


そして、そのフロストベール宅。


「ふぁ〜あ…」


大きなあくびをしながら、一人の青年が目を覚ました。


白髪をぼさぼさにした青年――ノエル・フロストベールだ。


「…朝か」


ノエルは窓の外を見た。朝日が差し込んでくる。


「また寝坊してしまった…」


彼は慌てて身支度を整える。


白を基調とした、動きやすい戦闘服。マリア陣営の証である白い装束だが、ノエル専用にデザインされた特別な服だ。


髪を整え、顔を洗い、鏡を見る。


青い瞳が自分を見つめ返す。


「よし」


ノエルは部屋を出た。


-----


聖堂の廊下を歩いていると、すれ違う聖職者たちが頭を下げる。


「おはようございます、ガーディアン様」


「ああ、おはよう」


ノエルは穏やかに笑顔で返した。


聖堂は朝から活気に満ちている。朝の祈りを捧げる者、清掃をする者、訪れた民の相談に乗る者。


その中心にいるのが、守護聖マリアだ。


ノエルは大広間へと向かった。


そこには、白い法衣を纏った美しい女性が立っていた。


長い髪、優しい微笑み、そして慈愛に満ちた雰囲気。


守護聖マリア・K・アレクサンドリア。


「おはようございます、マリア様」


ノエルが声をかけると、マリアはゆっくりと振り向いた。


「あら、ノエル。おはようございます」


その声は、春の風のように優しかった。


「今日も遅刻ギリギリでしたのね」


「す、すみません…」


「ふふ、いいのですよ。あなたらしいですから」


マリアはくすくすと笑った。


ノエルは少し恥ずかしそうに頭を掻く。


「今日は、王城で会議がありますわ」


「会議、ですか」


「ええ。三聖と、ナイト・オブ・ラウンズの主要メンバーが集まる大切な会議です。もちろん、あなたも同行していただきます」


「承知しました」


ノエルは頷いた。


「その前に…」


マリアはノエルに近づいた。


「あなたの髪、少し乱れていますわよ」


そう言って、マリアは優しくノエルの髪を整えた。


「…ありがとうございます」


「ふふ、どういたしまして」


二人の間には、主従を超えた特別な空気が流れていた。


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## 第二章 王城への道


聖堂を出たノエルとマリアは、王城へと向かった。


聖堂、王城、そして騎士団本部。この三つの建物は、王都の中心に三角形を描くように配置されている。


その中央にあるのが、ノエルの私邸――フロストベール邸だ。


「そういえば、ノエル」


マリアが話しかける。


「はい?」


「最近、ヴァーミリオン王国との国境で小競り合いが増えているそうですわ」


「ヴァーミリオン…炎の国ですね」


「ええ。あちらも強大な国です。アーサー様も頭を悩ませておられます」


「…戦争になるのでしょうか」


「それは…わかりません。ですが、今日の会議でその件も話し合われるはずですわ」


ノエルは少し険しい表情になった。


戦争。


それは、多くの命が失われることを意味する。


「でも、心配しないでください」


マリアが優しく微笑む。


「あなたがいれば、きっと大丈夫ですわ」


「…マリア様」


「私は、あなたを信じていますから」


その言葉に、ノエルは頷いた。


「はい。必ず、マリア様をお守りします」


「ふふ、頼もしいですわ」


二人が王城の門をくぐると、そこには衛兵が整列していた。


「守護聖マリア様、ガーディアン・ノエル様、お待ちしておりました!」


衛兵たちが敬礼する。


「ご苦労様です」


マリアが優雅に微笑むと、衛兵たちの顔が緩んだ。


マリアのカリスマ性は、民だけでなく兵士たちにも絶大な影響を与えている。


王城の中を歩いていると、廊下で一人の青年とすれ違った。


金髪に深紅の瞳。赤い騎士服を纏った、屈強な体格の男性。


「マリア様、ノエル」


男性が恭しく頭を下げた。


「フェリクス」


マリアが優しく微笑む。


ナイト・オブ・ラウンズ、ナンバー1――フェリクス・アイゼンボルト。


帝国最強のナンバーズであり、ジークフリート陣営のリーダー格だ。


「会議に向かわれるのですか?」


「ええ」


「では、ご一緒させていただいても?」


「もちろんですわ」


フェリクスは嬉しそうに笑った。


三人は並んで廊下を歩く。


「しかし、ノエル」


フェリクスがノエルに話しかける。


「久しぶりに手合わせしたいな。お前の実力、最近また上がってるんじゃないか?」


ノエルは少し苦笑した。フェリクスとは表舞台では敬語を使うが、二人きりの時は友人のように砕けて話せる関係だ。


「いえ、私なんて…フェリクスさんには到底及びません」


「謙遜するなって。ジークフリート様もお前のことを認めておられるぞ」


「…光栄です」


ノエルは少し照れくさそうに答えた。


「ふふ、ノエルは謙虚ですから」


マリアが微笑む。


「だが、それが良い。強さだけでなく、心も大切だからな」


フェリクスは満足そうに頷いた。


-----


## 第三章 三聖会議


会議室の扉が開かれた。


広々とした部屋の中央には、大きな円卓がある。


そして、その周りには既に何人かが座っていた。


「マリア殿、遅かったな」


赤い髪をした、凛々しい男性が声をかけてきた。


剣聖ジークフリート・レオンハート。


帝国最強の剣士にして、騎士団を率いる武の象徴。


「申し訳ございません、ジークフリート様」


マリアが優雅に頭を下げる。


「いや、まだ時間前だ。気にするな」


ジークフリートはにこやかに笑った。


「それより、ノエル。調子はどうだ?」


ジークフリートの口調が、少し砕けた。表舞台では敬語を使うが、ノエルとジークフリートとは互いの力を認め合う友人のような関係だ。


「はい、問題ありません」


「そうか。また訓練に付き合ってもらいたいものだな」


「こちらこそ。ジークフリート様の剣、いつも勉強になります」


ノエルが微笑むと、ジークフリートは満足そうに頷いた。


「マリア、久しぶりだね」


今度は、落ち着いた声が響いた。


青い服を纏った、知的な雰囲気の男性。


聖霊セレスティン。


「セレスティン様、お久しぶりです」


「ノエルも元気そうで何よりだ」


セレスティンの口調も、どこか親しげだ。セレスティンとノエルも、互いを信頼する友人のような関係だった。


「セレスティンこそ。相変わらず忙しそうですね」


「ああ、政務に追われているよ。君のように自由に動けたらいいんだけどね」


セレスティンは穏やかに微笑んだ。


三聖が揃った瞬間、部屋の空気が変わった。


そして、奥の扉が開く。


「皆、揃ったようだな」


穏やかな声。


しかし、その声には圧倒的な威厳があった。


金髪に青い瞳。光を纏ったような、神々しい雰囲気。


アーサー・ペンドラゴン――光の王。


「アーサー様」


全員が立ち上がり、頭を下げた。


「皆、座ってくれ」


アーサーが手を挙げると、全員が着席した。


「では、会議を始める」


アーサーの言葉で、会議が始まった。


「まず、国境の件だ。ジークフリート、報告を」


「はっ」


ジークフリートが立ち上がった。


「ヴァーミリオン王国との国境で、小競り合いが増加しています。先週だけで三度、衝突が発生しました」


「原因は?」


「双方の兵士が、境界線を越えたことが原因です。ただし…」


ジークフリートは少し顔を曇らせた。


「ヴァーミリオン側の動きが活発化しています。何か大きな動きがあるかもしれません」


「…そうか」


アーサーは腕を組んだ。


「セレスティン、外交面ではどうだ?」


「我々は何度も対話を試みています。しかし、ヴァーミリオン王国の返答は曖昧です」


セレスティンが答える。


「向こうも、何か事情があるのかもしれないな」


アーサーは考え込んだ。


「マリア、民の様子は?」


「はい」


マリアが立ち上がった。


「民は不安を感じています。戦争になるのではないか、と。ですが、皆様を信じて日々を過ごしております」


「そうか…」


アーサーは深く息を吐いた。


「戦争は避けたい。だが、国を守るためには準備も必要だ」


「アーサー様」


ジークフリートが口を開いた。


「もし、本格的な衝突になれば、私が最前線に立ちます」


「いや、ジークフリート。お前には騎士団全体を指揮してもらい帝都全体の守備を任せたい。」


「では…」


「もし、特別な任務が必要になれば…」


アーサーは、ノエルを見た。


その目には、深い信頼が込められていた。


アーサーは、ノエルとマリアの関係を長年見てきた。マリアへの忠誠、その強さ、そして何より――その優しい心。アーサーは、ノエルを心から信頼していた。


「ノエル、お前に頼むかもしれない」


「…はい」


ノエルは頷いた。


その瞬間、部屋の空気が少し張り詰めた。


ノエルの実力は、この場にいる全員が認めている。


ガーディアンでありながら、その戦闘力はナイト・オブ・ラウンズに匹敵する――いや、それ以上かもしれない。


「だが、今日のところは様子見だ。引き続き、国境の警備を強化してくれ」


「はっ」


全員が頷いた。


「では、会議を終わる」


アーサーの言葉で、会議は終了した。


-----


## 第四章 訓練場にて


会議が終わり、ノエルは訓練場へと向かった。


王城の敷地内にある広大な訓練場では、騎士たちが剣を振るい、魔法を放っていた。


「やあ、ノエル」


声をかけてきたのは、プラチナブロンドの髪をした女性。


ナイト・オブ・ラウンズ、ナンバー4――ヴィクトリア・フォン・エーデルワイス。


「ヴィクトリア様」


「様はいらないわ。ヴィクトリアでいい」


彼女はクールに微笑んだ。


「今日も訓練?」


「ええ。体を動かしておかないと、鈍ってしまいますから」


「ふふ、真面目ね。じゃあ、私が相手をしましょうか?」


「…いいのですか?」


「ええ。私も、あなたの実力を確かめたいと思っていたの」


ヴィクトリアは双剣を構えた。


ノエルも、腰の剣に手をかける。


二人の間に、緊張感が走った。


「では…行くわよ!」


ヴィクトリアが一瞬で距離を詰めた。


風を纏った双剣が、ノエルに迫る。


ノエルは冷静に剣を抜き、防いだ。


キィン!


金属音が響く。


「速い…!」


ノエルは驚いた。


さすがナンバー4。その速さは、目で追うのも難しい。


「まだまだ!」


ヴィクトリアの剣が、次々と繰り出される。


ノエルは防戦一方だ。


だが、彼の目は冷静だった。


*パターンを読む…*


ヴィクトリアの攻撃には、一定のリズムがある。


そのリズムを掴めば――


「そこ!」


ノエルが反撃に転じた。


一瞬の隙を突いて、剣を振るう。


「!」


ヴィクトリアは驚いて後ろに飛んだ。


「やるわね…」


彼女は嬉しそうに笑った。


「では、本気でいくわよ!」


ヴィクトリアの双剣が、風を纏って輝いた。


「風神剣舞・疾風!」


圧倒的な速さの連撃。


ノエルは必死に防ぐ。


だが、一撃、二撃と剣が掠る。


*強い…!*


これが、ナイト・オブ・ラウンズの実力。


「ノエル、反撃しないの?」


「では…失礼します」


ノエルの目が、少し鋭くなった。


そして、彼は剣を構え直した。


「氷魔法…アイス・ブレイド」


彼の剣が、氷を纏った。


「魔法剣士…!」


ヴィクトリアが驚く。


ノエルは一気に距離を詰めた。


そして、氷の剣を振るう。


ヴィクトリアは双剣で防ぐが――


「冷たい…!」


氷の冷気が、彼女の動きを鈍らせた。


「そこです」


ノエルの剣が、ヴィクトリアの首筋に当たった。


もちろん、寸止めだ。


「…私の負けね」


ヴィクトリアは笑った。


「いえ、本気を出せばヴィクトリア様の方が強いです」


「謙遜しないで。あなた、相当強いわよ」


ヴィクトリアは剣を鞘に納めた。


「またやりましょう」


「はい」


ノエルも頷いた。


その様子を、遠くから見ている人物がいた。


フェリクスだ。


「…やはり、ノエルは強いな」


彼は満足そうに笑った。


-----


## 第五章 聖堂への帰還


訓練を終えたノエルは、聖堂へと戻った。


日は既に傾き、夕焼けが空を染めている。


聖堂に戻ると、マリアが待っていた。


「お帰りなさい、ノエル」


「ただいま戻りました」


「訓練、楽しかったようですわね」


「…はい」


ノエルは少し恥ずかしそうに笑った。


「ふふ、あなたが楽しそうだと、私も嬉しいですわ」


マリアは優しく微笑む。


「マリア様、今日も一日お疲れ様でした」


「ありがとうございます。でも、まだ少しやることがありますの」


「手伝います」


「いえ、大丈夫ですわ。あなたは休んでいてください」


「…いえ、手伝わせてください。それが、私の役目ですから」


ノエルの言葉に、マリアは優しく微笑んだ。


「…ありがとうございます、ノエル」


二人は並んで、聖堂の仕事を手伝った。


訪れた民の相談に乗り、祈りを捧げ、聖堂を清める。


日が完全に沈んだ頃、ようやく全ての仕事が終わった。


「ふう…」


マリアが息をつく。


「お疲れ様です、マリア様」


「ええ、ありがとう。あなたがいてくれて助かりましたわ」


「いえ、当然のことです」


「ふふ、あなたは本当に優しいのですね」


マリアは、ノエルを見つめた。


「ノエル」


「はい?」


「あなたは…私にとって、特別な存在ですわ」


「…マリア様」


「主従ではなく…かけがえのないパートナーです」


マリアの言葉に、ノエルの心が温かくなった。


「私も…マリア様は特別です」


二人は、静かに微笑み合った。


夜の聖堂に、静寂が訪れる。


そして――


コンコン。


扉を叩く音が響いた。


「こんな時間に…?」


マリアが扉に向かう。


ノエルも後をついていく。


扉を開けると、そこには一人の少女が立っていた。


青い髪、翡翠色の瞳。


小柄で、少し緊張した表情。


「あの…」


少女が口を開いた。


「守護聖マリア様でしょうか…?」


「ええ、そうですわ。どうされましたか?」


「私…ナイト・オブ・ラウンズに選ばれたばかりの、ナナと申します」


――ナナが、深々と頭を下げた。


「明日から、マリア様の陣営に配属される事になり…ご挨拶に参りました」


「まあ」


マリアは嬉しそうに微笑んだ。


「ようこそ、ナナ。歓迎しますわ」


「ありがとうございます…!」


ナナの顔がパッと明るくなった。


そして、彼女はノエルに気づいた。


「あの…あなたは…?」


「私は、ノエル・フロストベール。マリア様のガーディアンです」


「ガーディアン…!」


ナナの目が輝いた。


「噂に聞いていました…伝説の守護者だと…」


「伝説だなんて、そんな…」


ノエルは困ったように笑った。


ナナは、ノエルをじっと見つめた。


白い髪。青い瞳。優しい笑顔。


*…綺麗な人*


ナナの心臓が、高鳴った。


彼女は、自分でも気づかないうちに――


恋に落ちていた。


-----


## エピローグ


「では、ナナ。明日からよろしくお願いしますね」


「はい!よろしくお願いします!」


ナナは元気よく答えた。


「ノエル、ナナを宿舎まで送ってあげてくださいな」


「承知しました」


ノエルとナナは、聖堂を出た。


夜の王都は、静かで美しい。


月明かりが、二人を照らす。


「あの…ノエル様」


ナナが恐る恐る話しかける。


「様はいらないよ。ノエルでいい」


「え、でも…」


「大丈夫。僕たちはこれから仲間だから」


ノエルは優しく笑った。


ナナの顔が、真っ赤になった。


「は、はい…!ノエル…さん」


「うん、それでいい」


二人は並んで歩く。


「ナナは、どうしてナイト・オブ・ラウンズに?」


「私…強くなりたかったんです」


「強くなりたい?」


「はい。大切な人を守れるように…そして、国を守れるように」


ナナの目は、真剣だった。


「…素晴らしい志だね」


「ノエルさんは…どうしてガーディアンに?」


「僕は…」


ノエルは少し考えた。


「マリア様を守りたい。それだけだよ」


「…それだけ、ですか?」


「うん。でも、それが僕にとって一番大切なことなんだ」


ノエルの言葉に、ナナは少し切なくなった。


ノエルにとって、マリア様は特別な存在なんだ。


*…私も、いつかそんな風に想われたいな*


ナナは、自分でも気づかないうちに、そう思っていた。


宿舎に着いた。


「ここだね」


「はい…ありがとうございました」


「明日から、よろしくね。ナナ」


「はい!よろしくお願いします、ノエルさん!」


ナナは元気よく答えた。


ノエルは手を振って、去っていく。


その背中を、ナナはずっと見つめていた。


*…綺麗な人*


*…優しい人*


*…もっと知りたいな*


ナナの心に、小さな恋の芽が生まれた。


それは、やがて大きな愛へと育っていく――


その始まりだった。


-----


**第1話「運命の出会い」 完**


**次回、第2話「氷と水の絆」 お楽しみに!**


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## 登場人物(第1話)


- **ノエル・フロストベール**: 主人公。マリアのガーディアン。20歳。

- **マリア・K・アレクサンドリア**: 守護聖。慈愛の聖女。23歳。

- **アーサー・ペンドラゴン**: 光の王。帝国の統治者。26歳。

- **ジークフリート・レオンハート**: 剣聖。帝国最強の剣士。25歳。

- **セレスティン・セレスティア**: 聖霊。精霊王を操る天才。24歳。

- **フェリクス・アイゼンボルト**: ナンバー1。熱血漢の騎士。32歳。

- **ヴィクトリア・フォン・エーデルワイス**: ナンバー4。風の剣士。28歳。

- **ナナ**: 新人ナイト・オブ・ラウンズ。水魔法使い。20歳。


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## 次回予告


ノエルとナナの初めての任務。


二人の絆が深まる中、ヴァーミリオン王国との緊張が高まる。


そして、炎の姫との運命的な出会いが――


第2話「氷と水の絆」、お楽しみに!

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