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chapter7 夕暮れの空に
オレがステータスを確認していると――
「フィルー? こんなところにいたのね」
フィアナ姉さんに見つかった。
「あ、フィア姉」
「なにしてるの?」
「ちょっと考え事。将来、どうしようかなぁって」
「フィルが考えるには、まだ早いんじゃない?」
「そうかな? でも、家業は兄さんが継ぐだろうし……そのときのことを考えておくのは悪くないと思うよ?」
「うーん……?」
どうやらフィアナ姉さんは、あまり納得していないようだ。
まぁ、いいか。どうせ十年以上先の話だ。
今は父さんの仕事を手伝いながら、ゆっくり考えていけばいい。
――農仕事だけどな。
「フィア姉、そろそろ日が暮れるし、帰ろう?」
「うーん……まぁ、そうだね」
考え込んだままのフィアナ姉さんの手を引き、
オレたちは夕暮れの道を家へと歩き出した。
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