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閉ざされた唇  作者: 変汁
1/18

「何があっても声を出してはいけないよ」


母はそういい私を送り出した。


この町にはとある伝統儀式がある。


とはいうもののそれはこの町で先祖代々、生きて来た者達だけに伝えられる伝統儀式だ。


他所から来た者や一度でも他県へ出て生活した者達はその儀式から省かれた。


当然、儀式の事は話さないし、出た者はその儀式の話しをする事は硬く禁じられていた。


それでも中には面白半分で話をしてしまう者もいたようだ。


他県にいるのだから、話した事がこの町の、つまり伝統儀式を重んじている者達の耳に入る事は先ずあり得ない、

今でならインフルエンサーでもなければ、それを公けに口に出さない限りわかりようがなかった。


けれど、何故か伝統儀式の事を話した事がこの町の人に知れ渡ってしまう。その理由を私はまだ知らなかった。


「うん。わかってるって」


私はウンザリしながら母へそう返した。


「毎年の事なんだから、そんな心配いらない」


「風子、あんたはそういうけど、去年、美沙ちゃんがあんな目にあったじゃない」


「あれは美沙が悪いのよ。自業自得」


私はいい、山への道へ向かって歩き出した。


美沙はこの伝統儀式の事を嫌っていた。


「風子だから話すんだよ?」


と言っていたが、町の若い人達は美沙があんな目にあった後、皆、口を揃えてあんな事言うからだと話していた。


美沙は、健康な身体であれば今年の春にはこの町から出て行く筈だった。けれど、12月31日の儀式の際、右目、右腕、右足を失った。


それらの箇所の欠損具合も酷く、肉はあちこち抉られ右目に至っては、まるで怒り狂った熊の手に襲われたかのように頬骨と一緒に奪われた。


その後で、美沙は耳を半分と右側の頭皮を削ぎ落とされた。


「あんな事言うんじゃなかった」


口が聞けるようになった美沙が見舞いに来た私にそう言った時、私は無言で美沙を抱きしめた。


顔中包帯でぐるぐる巻きにされている美沙からは腐ったような臭いがした。


私は気持ち悪くて直ぐに離れなかったが、美沙が運良く残った左腕で私を抱き寄せた為、中々離れる事が出来なかったのだ。


内心、自業自得だからと思っていたし、この町から出ると言った美沙を私は信じられなかったし、許せなかった。

幼稚園の頃からの親友が、まさかあのような事を考えていただなんて。


私は悲しみと怒りでその夜は眠れなかった。


けどそれから1年が経った今、私はもう美沙の事など何とも思っていなかった。


家族で夜逃げでもすればいいんだ。いつまでもここにいた所で町の者達から嫌がらせされるし、ありもしない噂話も流されてしまうのだ。美沙は自業自得だから良いけど、家族はたまったものではない。

家族全員、この町からいなくなればいいと思った。


「風子」


山道への入り口でそう声をかけて来たのは、町役場で働く三太だった。三太は山への入り口の側で受付をしているようだった。


「今年は三太がシナビ係に選ばれたんだ?」


「あぁ」


三太はつまらなさそうにそう言った。


「風子が羨ましいよ」


「私は女だからね」


三太は私より四つ上で初恋の相手だった。


小学生の頃はよく三太が引率係で学校まで連れて行ってくれたものだ。


残念ながら年の差のせいで中高で一緒になる事はなかったが、三太に彼女が出来るまでは私は三太の事が好きだった。


町中ですれ違ったりしたら必ず声をかけてたし、たまにファストフードで奢って貰った事もあった。


けどそれも彼女が出来るまでで、2人がデートをしているのを見かけた瞬間、私の三太に対する思いは急速冷凍され粉々に砕かれた。


「俺も女だったらなぁ」


三太はいい、指で記載帳を叩いた。名前を記入しろという事らしい。私は面倒で三太にお願いしたが、三太は頑なに代筆を断った。


「駄目、規則だからな」


「ったく、ケチだねぇ」


「これは、一種の遺書みたいなものだからな」


そうだ。三太の言う通り、この伝統儀式が行われると、必ずといって無事で帰れた者はいない。


良くて脱臼、骨折なら良い方だ。入院しなければならない程の大怪我を負う者もいる。


その後しばらくしてから死んだ者もいると言う。だから記載するのは参加者本人で無ければならないのだ。


つまり自分の身に何が起きても責任は負わないという、誓約書にサインするようなものなのだ。


「シナビ係、乙」


私はいい、署名した。


「風子、お前、マジムカつくわぁ」


私はニタニタ笑いながらボールペンを三太に返した。


「気をつけろよ」


「シナビがそんな事言っていいわけ?」


三太は舌打ちをし


「御愁傷様です」


と山道へ入る者に対して放つシナビ係の文言を口にした。


山道に所々、松明が灯されている。それがしばらく続くが、突然無くなった場所に突き当たる。


それが、参加者の儀式のスタートの合図となっている。


参加者の中には松明が灯されている箇所から横へ逸れ、終わりの時間まで藪の中で身を潜めている人もいるが、大抵は見つかりこっぴどい目に合う。


何故隠れている者をシラヌが見つけられるのか、私にはわからない。


三太は


「異常なまでに鼻が効くようになるんだ」


と一度だけシラヌ役をおおせつかった後で、そう話してくれた事があった。


「そんなもんなんだ?」


「そんなもんだよ」


この伝統儀式はシラヌ神という絶対神とその家臣であるシクロ、シタリ、シナビという3種の役割がある。


三太は1番下層のシナビ係だから、受付に回っているわけだ。


シクロとシタリは、シラヌに貢物を捧げる為に、参加者である女性達を襲い攫うのだけど、稀にシラヌ神自ら、貢物を求めて山中を彷徨う事がある。三太もその1人だった。


シラヌが山中を彷徨う理由としてはシクロとシタリと同じ理由だ。参加者である女性を襲い、貢物と捧げる前にレイプする為だ。


だから町の男どもはみな、その役割になりたがる。

儀式

だから構わない、仕方ないというのがその理由だ。


但し、参加者は全員が女性とは限らない。うちの母のように、妊娠中であれば今年のように儀式から外される場合があるが、大抵は70歳まで参加が義務づけられている。


襲った方は、相手が婆さんだと気づくと、かなりショックを受けるようだった。レイプする気で襲ったのに相手が婆さんや爺さんだと気持ちのやり場に困るのも頷けた。


中には勢いのまま婆さんや爺さんを犯してしまうシクロやシタリ役の奴も年に1人や2人は出るらしいが、それが誰と誰かは絶対に知る事は出来なかった。


本人達が隠すからだろう。


けれど、参加者はただ襲われる為だけに山へ入るわけでない。シラヌ神に人間の強さを知らしめる為に戦うのだ。


そうしてその強さを知ったシラヌ神は人を敬うようになり、この町の豊穣や安穏を約束する、というのがこの儀式の本質だ。


私は最後の松明の手前で立ち止まった。辺りを警戒しながら耳を澄まし呼吸が整うまで待った。あの松明を過ぎれば儀式の始まりだ。


武器になるような物は、松明を越えてからでなければ手に入らない。去年は直ぐに小さなハンマーを手に入れられたから、犯される事はなかった。


だが一昨年は、下着を脱がされ、知らない奴にアソコを舐めまわされた。

だが抵抗しながら伸ばした所に偶然石があり、私はそのシクロか、シタリかどっちかわからないけど、私は上半身を起こしそいつの髪の毛を掴んだ。引っ張りあげ顎へ向けてその石を振り抜いた。


その瞬間、シクロかシタリの奴は私の股間の上へぐったりと倒れたのだ。私は急いでその場から逃げ出した。


貢物にされない為にだ。そして私は時間まで逃げ切る事が出来たのだ。けれど今年は考えがあった。


シナビ以外は全員が黒い面をつけているので顔はわからないのだが、もし今年も、犯されそうになった場合、面を剥がしてやろうと思っていた。


顔が分かれば、誰が私を犯そうとしたのか分かるからだ。家もわかるし、家族構成もわかる。


そうする理由は普段の生活に戻った時に、仕返しもしやすいからだった。


勿論、伝統儀式の上での事だから、仕返しは許されない。だから反撃も許されているのだけど、だからってそんな奴らに舐められたり犯されるのはごめんだった。


なら参加しなければいいと、伝統儀式を知らない奴らは言うだろうけれど参加しないわけにはいかなかった。


それは他県へ出てこの伝統儀式の事を口走った者達の身に起こる事と似たような目に遭ってしまうからだ。


呼吸が整うと私は歩き出し松明を越えた。


そこからは山道が更に細くなって行く。朽ちた山小屋まではここからではまだ遠かった。


あそこなら必ず何かの武器がある筈だった。けれどその間、茂みの中からいきなり襲って来られたら女な私では手も足も出ない。


周りを確認してから足元へ視線を向けた。武器になるような太い木や石は見当たらなかった。


私は顔をしかめながら、山道を急いだ。その途中、右前方から悲鳴が聞こえた。


シクロとシタリが現れたようだ。私は慌てて山道から外れた。一旦、茂みの中に飛び込み、身を隠した。うつ伏せになり、音を立てないようゆっくりと上へと向かって前進する。


数メートル進んでは止まり、意識を耳に集中させた。悲鳴を聞いてからしばらく経ったが、その後は何も聞こえなかった。襲われた参加者は諦めてしまったのかも知れない。


けど私は違う。簡単に捕まってたまるか。


匍匐前進しながら、私の中に沸々と怒りが込み上がって来る。早く武器を見つけて…


再び動き出そうとした時、茂みを掻き分ける音が聞こえた。微かだが、話し声も聞こえる。シクロとシタリの2人組のようだ。私は心の中で毒吐いた。2人組に見つかって勝てるわけがなかった。


話し声と足音が近くなって来る。山道に出たようだった。


「おい、誰もいないじゃねーか」


「途中で道を逸れたかも知れないな」


「降ってみるか?」


「あぁ」


私は少し顔をあげ、茂みの隙間から2人の姿を追った。2人は退屈そうに山道を下って行く。



私は胸を撫で下ろした。50数えてから起き上がると、茂みの中を山小屋へ向かって進んだ。


月明かりに朽ちた山小屋の姿が映し出されている。私は獣のように這うようにして茂みの中を走った。


その時だった。山小屋から1人の男が奇声を上げながら飛び出して来た。後ろには黒い面をつけたシクロが仁王立ちしていた。


手には鉄パイプが握られている。ここからでもその身体の大きさが見てとれた。


あんな奴が鉄パイプ持ったらダメだろ。反則だし、下手すれば死んでしまうかも知れない。この場で死んだら儀式だからでは済まされないかも知れない。逃げ出す男は山道を、駆け降りていたが、直ぐに茂みの中へと飛び込んで来た。私の方へと向かって来ている。


こっちに来るんじゃねーよ!と怒鳴りつけてやりたかった。けどここで私まで飛び出してしまえば、あのシクロのいいカモにされてしまう。


逃げる男を手助けするような真似だけはしたくなかった。荒れた息遣いが近くなった。シクロは飛び跳ねるように茂みの中を追って来る。



やばい、と私は思った。


けど、逃げだそうにもそう出来なかった。私はうつ伏せになり武器武器と取り憑かれたように囁きながら地面を弄った。ふと指先が枝のような物に触れた。


それを手繰り寄せると、それは柄で、その先には錆びついた小さな刃がついていた。斧だった。


私はそれを握り締めた。シクロが側に来たたらその足を狙って振り抜いてやる!私は胡座をかく体勢を取り両腕で斧の柄を握り締めた。


「ここ!ここに女がいる!女だ!女ー!」


胡座をかいた事が裏目に出て上から逃げる男にこの姿が見えてしまったようだ。


私はクソっ!と毒吐いたが立ち上がりはしなかった。逃げる男の狂言だとシクロが思うかも知れないと考えたからだ。だが私の横を男が通りかかった時、そいつがいきなり私の髪の毛を掴んだ。引きずり起こした。


「ざけんな!」私は手にした斧をその男の脇腹へ振り抜いた。ぽしゅという変な音と共に、男は悲痛な叫び声を上げ、横倒しになった。


「参加者が参加者売るのは違うだろ!」


私が文句を言っている間も、男は茂みの中で呻き声を上げながら地面の上で痛みにもがいていた。


私は直ぐさま斧を引き抜こうとしたが、思った以上に男の脇腹に突き刺さり抜けなかった。


その間も大きな足音は私に向かって近づいていた。振り返ると直ぐ目の前まで来ているようだった。


実際にはまだ数メートル以上の距離があったのだが、身体が大きい為にそのように錯覚してしまったようだ。


私は倒れた男の胸を踏み付け力任せに斧を引き抜いた。同時に血飛沫が舞い、私の全身へ向けて噴き上がった。血が目に入り、痛みによって思わず目を閉じた。


「つーかまえーたー」


私は両目を閉じたまま、背後のシクロへ向け遠心力を利用しながら斧を振り抜いた。手応えがあった。シクロは呻き、片膝をついていた。


斧はちょう男の膝付近に突き刺さっていた。私は再度、斧を抜き、両腕で真っ直ぐ上へと持ち上げた。


垂直に振り下ろした斧は蹲った男の頭頂部に突き刺さった。その瞬間、私の手から斧が、すり抜けた。


私はへなへなと後退りした。腰を抜かした時のように尻餅をついた。助かったと思った矢先、男がその太い両腕で斧の柄を掴み、自ら刺さった刃を引き抜いた。冗談のような血が噴き出した。だが男は倒れる所か、立ち上がりその斧を振り翳した。


ふらふらとよろめきながら私へと向かって来る。マジかと思いながらも私は動けなかった。


大きな身体をした数歩進んだ後、その手から斧を手放した。いや、力が入らず握っていられなかったのだ。その時を私は見逃さなかった。今倒さなければ私は犯されてしまうかも知れない。私は這いながら、シクロが落とした斧を拾い上げた。そして地面に両膝をついたまま、バットを振るように斧を振り抜いた。刃はシクロの太ももに刺さった。私は立ち上がり、斧を引き抜いた。シクロは呻き、両膝を崩した。私は斧を振り上げた。両膝をついたシクロは私の身長と同じくらいの高さがあった。私は斧を振るった。首に突き刺さり血飛沫が待った。斧が、刺さったまま私はシクロの頭を蹴り飛ばした。首の肉が裂け、白い骨が月明かりによってその白さを際立たせでいた。血はどす黒く私と付近の茂みを真っ赤に染め上げた。肩で息をしながら私は


「冗談にも程があるって」


そう呟いた…


2人の死体が見つかったのは翌朝の事だった。

私が三太に話したのだ。シクロ達から逃げる為に茂みの中を走っている最中、死体に足を取られ転んでしまったと。


「そんな血まみれになるなんて風子も災難だったな」


三太がいい、私を家へと送り届けてくれた。


「後の事は任せてくれ」


三太はいい、笑顔で私に向かって手を振った。私には振り返す程の余力はなかった。


その後。警察が来て、私抜きで2人の死体の処理や実証検分などをしたようだった。三太が第一発見者として名乗り出たようだった。

2人は、2人ともつまり参加者はこの町の住民だったが、数年前にここへ引っ越してきた部外者だった。何処かで儀式の事を耳にし勝手に参加していたようだと、後に三太が話してくれた。


「儀式を利用して暴れたかったのかな」


私が尋ねた。


「警察もそういう風に捉えてるみたいだな。

そんなつもりはなかっただろうけど、儀式に参加しているというテンションが2人を殺し合いへと導いてしまった、いわば最悪な事故だろうって」


私は笑みをこぼしそうになるのを堪えながらいった。


「でも、一体、誰があの2人に儀式の事を話したんだろう?」


「今はわからないけど、直ぐにその兆候が現れる家が出てくるよ」


三太の言うように、それは直ぐに現れた。


私の家の3つ先にある横山さんの奥さんが日中、陸橋の上から首を吊って自殺した、という話を聞いたからだ。けど、横山さん家の誰が?という疑問が残った。


「2人には子供もいないじゃん?」


「そうだけど、実はさ」


「何?」


「奥さん、SNSで知り合った他県の男と不倫関係にあったらしい。多分そいつに儀式の事話したんじゃないか」


「あぁ」


私はいい、妙に納得した。女の参加者は常に身の危険がある。横山の奥さんは儀式で酷い目に遭って来たのかも知れない。そのような人なら同じ参加者なる旦那や、シラヌ役に抜擢される立場でもある旦那と毎年このような儀式に参加しなければならないのだ。おまけに子供がいないとなると、私の母のように妊娠中で参加を免除されるわけでもない。過去には妊娠中だと嘘をつき、儀式から逃げようとした女がいたそうだが、調べられ嘘が発覚してから直ぐに、その家は火事になった。放火なのか自殺なのかそれは誰にもわからなかった。ただ女の立場からすれば儀式に参加するのがどれだけ苦痛か良くわかった。ただ横山さんやその人と違うのは、私はむしろ参加を望んでいる方でもあった。何故なら構わずに人を襲えるからだ。勿論、酷い目に遭うのは覚悟の上だ。そのリスク以上に、儀式は私を興奮させる。それは今回の事でよりハッキリとした。


殺しても、それは事故として処理される。

いわばこれは許された殺人でもあった。

おまけに私には三太がいる。最近の三太からは彼女がいる雰囲気もない。

ならば三太を利用しない手はなかった。


「ねー、今度の休み、映画観に行かない?」


「良いけど、何観るんだよ」


「私の好きな監督さんの新作映画があるの」


「まさかそれって…」


「うん。そのまさか」


「またホラー映画かよー。ったく、風子も相変わらずだなぁ」


「なら、やめとく?」


私はつっけんどんにそう言った。


「行くよ。行く。わかったからそう責めるなって」


「その新作はね。めちゃくちゃ殺し方がエグくて大量の血が噴き出すみたいなんだぁ」


三太は辟易した表情でフラペチーノに口をつけた。


私は新作映画、沢山、斧で首チョンパが見れると良いなと思いながら、三太の血管が浮かんで見える首筋をジッと見つめていた。知らず知らずの内に私の両手には、何かを掴んでいるように力が込められていた。


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