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ゲーム的異世界攻略譚  作者: 小説好き
Chapter 1  チュートリアルその1
3/5

二  ゲームの様にメニューがあるようです

今回は説明回です。分かり易ければ良いのですが。

 ライトは早速実験する。

「ヘルプ。」

 そう呟くと、ライトの目の前に半透明のウインドウが現れる。ヘルプのようだ。

 書いてあることを要約し、箇条書きにすると、


・メニューは右または左手を空中でスライドさせることで開くことができる。

・メニューのステータスでステータスポイントを使うことでステータスを上げることができる。上げるのには1必要。下げるのには2必要。

・メニューのソードスキルでスキル取得ポイントを使い取得可能。但し、取得したスキルはセットしなければ使用できない。スキルにはコストがあり、セットするスキルはコストの合計をセット可能コスト以下にしなければならない。ソードスキルはSPを消費し使用可能。

・メニューのアイテムで、ストレージに入れているアイテムを取り出すことが可能。アイテムを使用するには、ストレージから出しておく必要がある。

・メニューの装備で武具を装備することが可能。但し、装備可能ステータス以上でなければ装備不可。

・メニューのマジックスキルでスキル取得ポイントを使うことで所得可能。マジックスキルはMPを消費し使用可能。他はソードスキルと同様。

・現在はチュートリアル中であの毒を吐くドラゴンはバグの様な物だとか。

・ライトの持つアイテム

 [HP回復石1]×3

  HPを300回復する。 


 [MP回復石1]×3

  MPを50回復する。


 [SP回復石1]×3

  SPを50回復する。


 [スキル取得石1]×10

  限定スキルを取得可能。


 [神話武器取得石]×1

  神話に登場する武器がランダムで取得可能。神様ギフト


 [神級防具取得石]×1

  神級の防具をランダムで取得可能。神様ギフト


 ライトの割り振り後ステータスとスキル取得石使用後。そして装備。


LV 1


職業 剣士


称号 【不死鳥の継承者】

     不死鳥の力を持つ者に与えられる。

     炎系統のスキルのMP消費-30%威力+3    0を得る。


HP 1500

MP 1000

SP 1000


攻撃 1500

防御 1000

賢さ 1000

俊敏 1000

魔耐 1000

うん 1000


所得スキル


 【剣王】アクティブスキル

   剣を装備中、攻撃+50%

 

 【不死鳥の炎】パッシブスキル

   自身のHPが0になったとき、敵すらも巻き込  む爆発を起こす。

   体から炎を出したり自由自在に炎を操ること  が可能。MPは消費しない。


 【危機察知】アクティブスキル

   自身のHPが0になる攻撃の軌道を完璧に察知  する。


 【解析眼】パッシブスキル

   見たものを解析する。


 装備 


 右  クラウ・ソラス

     刀身にとてもまばゆい光を纏っている。    敵の気配を完璧に察知する。


 服  魔神のコート

     漆黒のコート。あらゆる魔法に耐性を得    る。


 靴  魔神のブーツ

     空に黒い足場を作ることが可能。

 

 手  魔神のグローブ

     上級以下の触れた魔法を吸収する。


 ステータスは最初から1000あった。


 ステータスの再確認を終えて、ライトは立ち上がる。漆黒のコートをたなびかせ、漆黒のブーツで地面を踏みしめる。そして漆黒のグローブをキツくつける。肩にクラウ・ソラスを担ぎ、重たい扉を開ける。

 ドラゴンの目の前にジャンプする。

 着地後ライトは光り輝く剣を抜き、いい放つ。

「さあて、とかげ野郎。第二ラウンドと洒落混もうぜ?」


  ライトとドラゴンは今、クラウ・ソラスでドラゴンの鱗で削ぎ落としている。ライトはドラゴンを多種多様な攻撃を使用することで翻弄しているのだ。これだけでライトがどれ程強くなったのかは一目瞭然だ。

「遅いぜ?【不死鳥の聖火】!!!」

 空いている左手から白い炎の鳥が発射される。その炎は、竜の鱗ですら焼くのだ。さらに、ライトはドラゴンの隙を無理矢理作り出して8ヒットで火炎属性のソードスキル【エターナルブレイク】で斬りつける。そこからまた3ヒットで2ヒットが斬属性、1ヒットが衝属性のソードスキル【ソードバスター】に無理矢理繋げる。ライトは自分の体が悲鳴をあげているというのに攻撃は休めない。

「おおおおおお!!!【不死鳥の火炎砲】!!!!【不死鳥の斬駆】!!!!!」

 雄叫びをあげながら、ライトは炎の鳥が銃弾の速さで発射される。さらに、炎の鳥をクラウ・ソラスに纏わせ斬撃を炎で運ぶことにより遠距離攻撃を生み出したのだ。

 ドラゴンは苦しそうに呻きながらがむしゃらに腕を振るう。ライトは止めだとばかりに体を炎に変換する。

「必殺!【不死鳥の怒り】!!」

 ドラゴンは地面からわき出た炎に焼かれる。鱗が剥げ落ちていき、白い粒子になって消滅する。

「はあ、はあ、倒せたか。」

 そうライトは呟く。

 ライトはクラウ・ソラスを構えた。クラウ・ソラスに反応があったからだ。背後を見ると、焼けただれたドラゴンが起き上がっていた。

 突然、ドラゴンの体が光り出したかと思うと、ドラゴンを中心に衝撃波が発生する。ライトの骨がミシミシとなる。

 光りが晴れて姿を現したのは、白銀の鱗を持つ美しいドラゴンだ。

「毒々しくないだと!?」

 そうライトが叫んだとたんにドラゴンはライトとの距離をつめる。

「しまった!!!」

 ライトはドラゴンの爪に引き裂かれて死んだ。


 ライトが目を覚ましたのは保健室だった。 

 ライトがメニューを見たときに死に戻り先設定というのがあり、最初は教室に設定されていたのだがライトには考えがあったため、保健室に設定したのだ。

「ふう。強いな…アレは。速すぎて見えなかった…ん?HPゲージが1になってるな。」

 そう呟いて【解析眼】を使い室内を見回す。

 ライトは自らの考えが当たっていたことに不敵な笑みを浮かべるのだった。

 4/11 パラメーターを修正しました。スキルの効果を一部修正しました。

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