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発見

 二人がたどり着いたのは廃墟となった町だった。

 「ここだね。でもこれ以上は分からない。この町いろいろと入り組んでるみたいだか………!」

 ルミナーレは言いかけて何かに気付いた。

 「いるのか?」

 「うん。」

 バンッ…バンッ…

 かすかに銃声音が聞こえる。

 この時代、銃を持っているのは、裏社会の人間か警察だけ。

 でもここは廃墟だから今いるのは裏社会の人間。

 スッ

 「待って」

 ザギィが戦いたくて立とうしたとき、それをルミナーレが止めた。

 「なんだ?」

 「私がいく。」

 「は?」

 「ザギィは戦いたいだけでしょ?情報は私が集めるから私が呼んだらでてきて。」

 「ちっ…」

 「じゃ」

 ルミナーレは短く言い残して行った。


 

 ルミナーレはまず、敵の情報をつかむため、物陰に隠れて様子を見た。

 

 「いつまで隠れてるつもりだ!出てきやがれ!!」

 バンッバンッ

 そこには銃を持った男が二人いた。

 (見たこと無い顔。下っ端か。ま、一人のお嬢様捕まえるには十分か。)

 【変化(カンジャルスィ)

 ルミナーレは正体がばれないように他の女に変化(へんげ)した。

 「ねぇ、貴方達のボスに頼まれてきたんだけど。どう?捕まえられた。」

 ルミナーレが装ったのは依頼を頼まれた女の殺し屋。

 女の方が弱くみえて相手も油断しやすい。

 「あぁ?お前もあの女を捕まえにきたのか?それは残念だ。あいつは俺らが捕まえる。」

 「というより、お前本当にティーグレファミリーに雇われてんのか?」

 「え?」

 ルミナーレは何故バレたのか不思議だった。

 「ディック様は依頼なんてしねぇし、それに女はなぁ…。したとしても連絡が絶対来るからな。」

 「ふーん。そういうことね。」

 ドンッ

 そう言うとルミナーレは変化をとき、姿を見せた。

 「ザギィ!もういいよ!雑魚だけど殺らないよりマシでしょ!」

 「やっとか。」

 そう言ってザギィは建物の上から飛び降りた。

 「な!?『黒猫のルミナーレ』と『鬼神のザギィ』だと!?」

 相手は二人の正体を知り、驚いた。

 「じゃ、あとはよろしくね、ザギィ。」

 

ドカッ ドゴッ バキッ

 

 「フン。刀を抜かせねぇとは……まぁ雑魚だからな。」

 「よっわー。殴られただけで殺られるとは…」

 そう、相手は雑魚の雑魚。

 殴られただけで殺られてしまうとは…情けない。

 「さぁ、そこに隠れてないで出ておいで。私達は味方だよ。」

 ………

 ルミナーレが優しく言ったが出てこない。

 「…まさか。」

 ルミナーレがハッとなるとザギィも分かったらしく首を縦に振った。

 バッ

 二人は壁の裏へ素早く回った。

 二人の思ったとおり、そこには誰もいなかった。

 「ちっ、逃げやがったか。」

 「探してみる。」

 そう言ってルミナーレは耳をすまし始めた。

 タッタッ…タッ……

 「あっち!」

 ルミナーレは南を指差した。

 「行くぞ。」

 「うん。」

駄文ですね。

読んでいただき、ありがとうございます。

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