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こまかい詩集4

詩 失ったもの、残されたもの

作者: 仲仁へび
掲載日:2026/09/10



「××××××、××××××」


「ーー××××××。××××××」



 ×××


 その涙は乾いて消えた


 彼女を助けることはもはや誰にもできない


 物語は終わりを告げて 凍り付いた


 後に残ったのは 変わり果てた廃墟だけ


 だが勘違いしてはいけない


 哀れなのは彼女だけではなく お前達だ


 彼女はなぜなら 最後の力を振り絞り


 永遠の安息を手に入れたのだから


 ×××


「×××、×××」


「×××」


「××××××。××××××」


 ×××


 その少女は傷ついて消えた


 お前達はもはや 命のひとかけらですら 助けることはできない


 希望は残されていない ただの一抹も


 誰かと奪い合うようなチャンスなんてものも ありはしない


 お前達が生き続ける世界に もう一度はありえない


 運命は確定した だがその手の中を確かめてみるべきだ


 後に何が残されている お前の物語はまだ


 終わりを告げてはいなのだから


 ×××


「××××××。××××××」


「ーー×××××、××××××」




「ストーリー」


 まだ。

 それでも。

 君には、

 あなたには。



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