表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

自業自得の解雇


瑠々は戸惑っていた

この異様なキスに


そんな事は関係ないほどの

美形な顔立ちの

ヴィーダルに

惹かれていく瑠々


見とれていると


見とれていると、

視線が合った。


低い声が、問いかける。

答えは出ない。


それでも、惹かれている。


一歩引いて、理解する。

恋じゃない、と。

なのに、

余韻だけが残った。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


会社は、大騒ぎになっていた。

非常ベルを押したからだ。


警報音が止まらない。

赤いランプが、無意味に回り続けている。


瑠々は、いつの間にか

見慣れた廊下に立っていた。


さっきまで感じていた、

異世界の気配は消えている。

湿った空気。

安っぽい蛍光灯の光。


戻ってきた。


周囲の視線が、一斉に刺さる。

誰も理由を知らない。

ただ、原因が彼女だと分かるだけ。


「……こちらへ」


短い指示。

肩に触れられ、現実を思い知らされる。


事情説明。

確認。

形式的な言葉の応酬。


その場で告げられた。


瑠々は、

会社を解雇になった。


異世界よりも、

この現実の方が、ずっと冷たかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ