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花を巡る今と過去

伯爵令息の僕だけど、姉上のフリをして初恋の彼女の教師になります!? ~偽りの姿をした僕と、優しい嘘を言う君が、陽の光の下でワルツを踊るまで~

作者:杵島 灯

パートリッジ伯爵家は没落寸前だった。ジェフリー・モートという商人の甘言に乗って借金を重ねてしまったからだ。
没落を回避する方法は一つ。王都でも名高い令嬢であるパートリッジ家のエレノアが、ジェフリーの娘サラに貴族としての振る舞いを教えること。平民だったモート家はお金の力で新興貴族に成り上がっており、サラも半年後の社交界デビューまでに貴族の婚約者を見つける手はずになっているのだ。

しかし当のエレノアは「断固として教師役を拒否」との姿勢をとった。
困ったパートリッジ伯爵はもう一人の子どもに泣きつく。

「グレアム! お前がエレノアの格好をしてモート家の屋敷へ行ってくれ! お前たち姉弟は幸いにして母親似だ、きっと誰にも気づかれないはず!」
「いやいやいやいや父上、さすがに無理がありますって!」

だが結局パートリッジ伯爵の『息子』グレアムは女装し、姉のエレノアのフリをして、サラに貴族の振る舞いを教えることになった。
これもすべてはパートリッジ伯爵家の存続のため……とは表向きの話。実は家のためではなく、幼馴染サラが幸せになれるようにと願っての行動だけど、それはグレアムだけの秘密だ。

果たして“偽エレノア”はジェフリーやサラに正体を気づかれることなく、教師役を完遂できるのだろうか?
だけど多分、サラは“偽エレノア”の正体に――。

本当のことを言えない二人の、じれじれもだもだ恋物語。

◇◆◇◆

※タイトルに★がついてる話にはイラストがあります。
※他サイトでも掲載しております。
※毎週火曜日に更新。加えて不定期に土曜日も更新いたします。
第1章
★鏡よ鏡、私はだぁれ?
2025/01/19 14:22
僕の事情 1
2025/01/19 16:12
僕の事情 2
2025/01/19 19:50
六年ぶりの幼馴染
2025/01/19 21:37
部屋の中で向き合って
2025/01/20 21:18
★僕は私で、君は君
2025/01/21 12:07
余話:ありし日の屋敷の中
2025/01/21 19:42
第2章
★資料はどうしよう
2025/01/22 20:44
やっぱり問題だったのか!
2025/01/23 20:25
由緒正しき伯爵家の今
2025/01/25 18:10
村のみんなは優しいな
2025/01/26 20:35
用事はなんだろう?
2025/01/27 20:13
姉上のご命令
2025/01/28 20:05
箱の中身
2025/01/29 20:34
どうしてこうなった?
2025/01/30 20:28
代案の提示
2025/01/31 21:33
夢の余韻
2025/02/08 21:12
優しさはめぐる?
2025/02/15 19:13
余話:見送り
2025/02/18 20:28
幕間
第3章
不意打ち! 不意打ち?
2025/03/04 19:43
そのお芝居はどんな話?
2025/03/11 20:23
花と嵐
2025/03/18 19:48
サラのお願い
2025/03/25 20:24
いざ勝負!
2025/04/01 20:06
『暁の王女』
2025/04/05 16:29
裾と靴と足の傷
2025/04/08 20:27
授業の後にはお弁当
2025/04/22 21:07
思い出の中の
2025/05/13 21:11
★だれなの?
2025/05/20 21:53
僕とわたくしと君たちと
2025/05/27 22:13
お祝いに欲しいもの
2025/06/03 21:13
手紙を出そう!
2025/06/10 21:13
話を聞かせて、話をして
2025/06/17 20:38
泥沼にはまる
2025/06/24 20:27
余話:あの日の会話
2025/06/28 20:23
第4章
準備を整えて
2025/09/02 21:11
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