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妄想おもらし短編~不良JC 御手洗 沙羅(14歳) クラス委員長 橘 優花里(14歳) スキー教室にて~

作者: 条宝千莞

僕「お、ちゃんと来たか!」


紗羅「なんだよ!話しって?帰りたいから早くしてよ!たくっ 」


僕は、◯市南中学の教師、そしてこの不機嫌そうなショートシャギーボブで茶髪のスレンダーな女子生徒が世にいう不良少女の御手洗 紗羅(14歳)だ。


僕「まぁ、落ち着け。説教とかじゃない。ほら、来週のスキー教室の件だ。」


紗羅「あ?あれは、行かないって言ったじゃん?紙も出したでしょ!」


僕「確かに保護者への出欠確認書を欠席でもらった。だけどな、スキー教室の会費が振り込まれてるんだ。だから君の母親に連絡したんだ。」


紗羅「か、会費!?な、なんだよ………間違いなら…か、返せばいいだけだろ(アセアセ)」


僕「御手洗、出欠の用紙コーピーして替えただろ?お母さんは、出席で書いて出したって言ってたしな。ぜひ参加させて欲しいと言ってたぞ。」


紗羅「や、やだよ………」


僕「確か、中一の時の林間学校も休んだだろ?」


紗羅「っ!……か、関係ないだろ?わ、私あ、あの………泊まるの苦手なんだよぉ(泣そうな顔になる)」


僕「そんな、涙目で動揺するなよ………はぁ~前が宿泊系行事に参加しない理由、お母さんに聞いたぞ。正直、最初は、信じられなくて3回も聞き返したが………」


紗羅「う、うっ!?何で!!勝手に聞くなし!!」


僕「いや、お前の母親が勝手に話してきたんだが………そんなに動揺するってことは、ホントなんだな?」


紗羅「うぅ///」


僕「夜尿症………オネショかぁ」


紗羅「うぅ///や、やめて……バカにすんなよぉ……」


僕「いやぁ、馬鹿にするって言うより大人ぶった不良少女がオネショしてると思うと少し微笑ましい………痛てっ!」


紗羅「うわぁあん ぶっ殺す!ぶち殺してやるぅ!!」バシバシ!


僕「痛い!痛いぞ!すまん!すまん!誰にも言わないから。それに夜尿症の子供は、全国で5、6%弱はいるんだ(知らんけど・・・)!だからお前だけ特別じゃない!落ち着けって!」


沙羅は、確か空手をやっているとかで本気では、無いみたいだが結構ガチで痛い・・・


紗羅「うっ…それ、かなり少ないだろ!?それに、病院の先生が言ってたもん!15歳くらいだと100人に1人だってオネショ…もうやぁ(泣)」


僕「そうか…イテテ…で、話しを戻すがスキー教室なんだが夜は、クラスメイトと別室で寝泊りするっって事で参加しないか?」


紗羅「そ、そんなことしたら逆に疑われるじゃん!!オネショしますって宣言してるようなもんじゃん!!!」


僕「いやいや、君は、不良少女だからなトラブルを避ける為、先生に監視され別室で泊まるって設定だ。武勇伝に出来るぞ!」


紗羅「ふぇ?…あぁ~なる~っ!(そ、その、そっか皆がそう思うなら良いかも!私スキーしたこと無いから興味あるんだよね!!)」


紗羅は、僕の一言でスイッチが入った。


僕「どうだ?スキー行く気になったか?」


紗羅「し、仕方なくだからね~ニコニコ(やったー!スキーができる!!)」


僕「そうか、ありがとう。別室の件は、校長とかに了解を貰ってる。安心しろオネショの件は、言ってないから!不良で心配だと言ったら一発OKがでた。後は、一緒に寝泊りしてくれる先生だが養護教員の奥野先生にお願いしようと思ってる。保健室のオバチャンだ。彼女なら、夜尿症への理解もあるだろ?」


紗羅「なんで?先生でいいじゃん?」


僕「お、俺?俺は、男だよ!?いくら教師と言っても女子と寝泊りするわけには………」


紗羅「オネショ………先生にしか知られたくない………」ショボーン・・・


僕「わ、わかった。一応聞いてみるが………だめだったら諦めてくれよ?」


紗羅「その時は、行かない………」


僕「まいったなぁ………」


そして、何だかんだでスキー教室当日。紗羅の件は、何故かアッサリOKが出て紗羅は、ハイテンションでスキーを楽しんでいる………といっても初心者コースだが僕は、校長から彼女のお目付役を仰せつかってマンツーマン指導を命じられた。校長は、彼女が昭和の漫画やドラマのスケバンの様なヤバい不良だと思いこんでいる様だった。


僕「お、御手洗上手く滑れるようになってきたな?」


紗羅「うん!スキー初めてだけど楽しい!!へへん!直ぐにリフト乗ってテッペンから滑ってやっ!?うわぁ!!(転倒)」


僕「とりあえず、曲がる練習だな………」


紗羅「よ、よいしよ!冷たい!ああは、失敗!」


そんな、感じで一日目は無事に過ぎて行き・・・そして、夜・・・


僕「さて、そろそろ消灯時間だな。」


紗羅「うん、先生・・・」


僕「あ、ああ・・・と、ところでその、布団とかこのままでいいのか?」


紗羅「何で?あ、汚しちゃうとか心配してるの?ちゃんと対策するよ。えっとまずこれを敷いてもらえる?」


僕「これは?」


紗羅「オネショシー………じぁなくて防水シーツだよ!水とか零れても下に浸みないやつ!」


僕「なるほど、コレ使えば濡れても大丈夫と!」


紗羅「そんなワケないじゃん!ちゃんとコレ着けないと!」


紗羅は、バッグから白いモコモコした物を取り出して見せてきた。


僕「それって………」


紗羅「そ、オムツ///履くからあっち向いてて!」


僕「お、オムツ一人で履けるのか?」


紗羅「な、何を想像してるのエッチ!?赤ちゃんみたいのじゃなくてパンツタイプだから一人で出来るよ///ほ、ほら、こっち見んな!!」


僕「あ、あぁすまん!」


僕は、紗羅に背を向け目を閉じた。


紗羅「いいって言うまで見んなよ!」


僕の後ろでゴソゴソと着替える音がした。カサカサと乾いた紙の様な音が小さくするコレがオムツの音がなのだろうか。


紗羅「先生、もういいよ!」


僕が振り返ると可愛らしいパジャマ姿の紗羅が立っていた。


この、少し大人びた少女がパジャマの下にオムツを着けているのかと想像すると不思議な気分だ。


僕「お、おう。可愛らしいパジャマだな。」


僕がそう言うと紗羅は、嬉しかったのかクルッとその場で一回転して微笑んだ。


僕は、沙羅のお尻の当たりを少し見たが意外にもホントにオムツを履いているのだとはわからない。もう少しモコモコ膨らんでいるかと思ったのだが・・・


僕「さて寝るか?初めてのスキーで疲れてるだろ?起床も6時半と早いしな!」


紗羅「うん。少し眠いかも。こんなに早く普段は、寝ないのに………ふぁ」


僕「あまり、普段から夜更かしするなよ………そうだ、俺は、夜中に何度か見回りに行くんだよ。極力静かに出てくが起こしたらとゴメンと先に謝っておく。じゃ電気消すぞ。」


紗羅「先生、あの小さい電気だけ点けておいて///」


僕「わかった。(不良と言っても、まだまだ子供だな。ふふっ)」


僕は、紗羅が怖がらないように常夜灯を点けておくことにした。紗羅は、布団に入るなりすぐにスースーよと気持ちよさそうに寝息をたてた……相当疲れてたんだな。


僕は、中々寝付けず見回りの時間までゴロゴロしていた。


深夜0時、僕は、見回りにそっと部屋をでて小一時間ほど生徒の寝ている各部屋の前を回り静かに見回った。騒がしかったり起きている気配があれば注意するが深夜のホテルの廊下は、静かなものであった。売店や自販機コーナーも見回るがどこも殆んど人気がない。


自室に戻ると紗羅は、気持ちよさそうに寝ていた。


僕「意外と寝相がわるいんだなぁ」


紗羅の掛け布団を直して僕は、次の見回りの時間までゴロゴロしていた一応スマホにタイマーをセットしたが結局その後も中々寝付なかった。


最後の見回りを終えへて部屋に戻ると時刻は、もう少しで5時だった。


寝返りを打ったのか紗羅は、掛け布団を跳ね除けて敷布団のうえで身体を丸めていた。


僕「はぁ~ホントに寝相が悪いなぁ………」


僕は、若干呆れながら紗羅の掛け布団を手に取った。


その時、だった。右向きで胎児のように丸まっている紗羅の御尻の辺りからジュワッ………シュィィーと微かだが、こもった水音が聞こえ始めた。


僕「ん?なんの音だ?(も、もしかしてオネショか?今、オムツの中にオシッコしてるのか?)」


僕は、布団を手にしたまま紗羅の御尻の辺りを見つめていた。


紗羅は、気持ちよさそうな吐息を吐いて少しプルッと震えるとオムツにオシッコをするの音がジュィィィージュォォォー少しずつ大きくなっていった。


紗羅「んっ!うぅ………はぁ~ふにゅ………はふぅ………」


僕は、少し身を震わせるようにしてオネショをしている沙羅から目を背けることが出来ず彼女のオムツの中から聞こえる水音がショロロ………と小さく消えていくまで見続けてしまった。


紗羅は、オネショを終えたのか気持ち良さげにフルッと身を震わせて満足そうに吐息を漏らした。


その顔は、ふにゃっとだらしなく緩んで少し口から涎が垂れていた。


僕「ちょっと寝顔、可愛いなぁ………オネショいっぱい出ちゃったね///」


僕は、そっと紗羅に布団をかけると自分の布団に潜り込む。


しばらくウトウトいしていると起床時間の少し前にセットしたスマホのアラームが鳴った。


僕「結局ほとんど寝れなかったなぁ………ん!あぁ~………おい、御手洗!朝だぞ!」


僕が、部屋の電気を点けるが紗羅は、まだ起きるそぶりもなくモソモソと寝返りを打っていた。


僕「おい!そろそろ起きろ~!」


紗羅「うぅーん………お母さ………うるさい………もう5分………」


僕「寝ぼけてるな………お母さんじゃなくて先生だぞ!起きろ~スキー教室来てるの忘れたのか?」


紗羅「んっ!あぁっ///い、今のは///」


僕「寝ぼけてたんだろ?気にするな………ニヤニヤ」


紗羅「は、恥ずかしい///」


僕「ほら、さっさと顔を洗って身支度をしろ!………どうした?」


紗羅「う、うん///」


紗羅は、顔を少し赤くして布団の中でモジモジして中々出てこようとしない。


僕「布団から出ないのか?(知ってるよ。オネショしちゃって恥ずかしいんだよね。)」


紗羅「あ、あの///」


僕「ん?あ、あぁ……しちゃたのか?オネッ…」


紗羅「バカ!!い、言わなくていいし///」


僕「オムツ履いていてるから大丈夫じゃなかったか?」


紗羅「そ、そうだけど………み、見られてたくないし///」


僕「そうだな。先生は、目を閉じて向こう向いているから洗面所の先の浴室で体洗って着替てこいよ。」


紗羅「う、うん…………あぁっ!!」


モゾモゾと布団から出る音が聞えたかと思うと紗羅の驚いた様な声が聞こえ僕は、反射的に振り返ってしまった。


紗羅「せ、先生!!だめ、見ちゃやぁ!!」


僕「あ、あぁすまん!急に大声出したからつい………」


布団の上にパジャマ姿の紗羅が立って必死に両手で右の腰のあたりを隠していた。手で隠したパジャマの右腰のあたりは、布地の色が濃く変わり濡れているのがわかる。そして、オネショを吸ってオムツが膨らんだ為かお尻の当たりが少し不自然にモコッとしていた。


僕「お、オムツから溢れたのか?(少しだけ、オシッコの匂いがするな…)」


紗羅「う、うん…そうみたい………右向きで寝てるときにしちゃったみたいで………(稀に横漏れしちゃうけど今日に限って最悪…やっぱりお母さんの言った通り薄型じゃなくていつも使ってるのにすればよかった…いつものよりオムツの濡れてる感じもグッヨリして強いし…)」


僕「まぁ、オムツのおかげでそのくらいで済んだわけか?そうだ、布団の方は無事か?」


紗羅「うん、大丈夫みたい…パジャマと防水シーツが少し濡れているだけ………わ、私着替えてくる///」


僕「あ、あぁ、先生は、共同浴場の洗面所で顔を洗ってくるが一人で大丈夫か?」


紗羅「うん///………平気!せ、先生!絶対ナイショだからね!」


僕「わかってるから!早くしろよ朝食は、7時だからな!先生は、そのまま食堂へ向かうからテーブルの上の鍵をちゃんと持って施錠の確認をして来るんだぞ。オートロックだから絶対に鍵を忘れるなよ!」


紗羅「うん!わかった!急いで行くね!」


紗羅が浴室に向かったことを確認して僕は、ジャージに着替えて歯磨きセットとハンドタオルをポケットに突っ込むと共同浴場の洗面所へ向かった。


歯と顔を洗い終えそのまま食堂へ行くと生徒は、まだ来ていないが何人か同僚の教師たちがすでに座って集まっていた。


僕「おはようございます!」


学年主任「おう、おはよう!どうだ御手洗の様子は?」


僕「心配ないですよ!」


女性教師「すみません。ほんとは、私か養護教員が面倒を見ないといけないのだけど校長が危険だなんて言うんですもの………」


僕「大げさな…校長の不良のイメージが昭和過ぎるんですよ。ははは、まぁちょっと口は、悪いけど只の年頃の女の子ですよ。」


女性教師「そうなの?でも、ほら…」


学年主任「まぁ、確かに喧嘩して停学とか色々ありましたしね…」


女性教師「そ、そうなのよ。高校生とでしょ?しかも相手は男子で、数人に怪我をさせたとか…それは、少し不安よね?ねぇホントに大丈夫?」


僕「まぁ、任せといてくださいって!ちゃんと俺が面倒見ますから!(確かに御手洗は、空手やってるらしいがそんなヤバい感じは、無いんだよな。たぶん喧嘩も理由があったんだろう…機会がったら聞いてみるか。)」


そんな、話をしてるとゾロゾロと生徒たちが食堂に入っていてきた。その中に一人浮いた感じの御手洗の姿もあった。


僕「御手洗、おはよう!ちゃんと来たか。ん?そんなとこに立ってないで中の良いヤツの処に行ったらどうだ?席は自由だそ!」


紗羅「あ、先生………う、うん………でも私、皆に怖がられるから………」


僕「ん?そうなのか?じゃぁ先生と座るか?」


紗羅「うん。ありがとう先生。」


僕「ほら、早く食へてスキー行くぞ!先生の目標は、御手洗がリフトに乗って頂上から滑れるようにする事だからな!まぁ、今日一杯と明日の午後までしか時間がないがお前の運動神経なら余裕だろ?さぁ!いただきま~す!」


紗羅「うん!余裕!!いただきまーす!」


僕と紗羅は、一緒に朝食を済ませて部屋で身支度をしスキー場へと急ぐ。


紗羅「先生、ホントに私リフト乗れる様になるの?自信ないよ……」


昨日の半日は、沙羅と何度も基本を練習するが相変わらず曲がろとするが上手く曲がれず時々転倒していた。


僕「大丈夫だ!そんな簡単に諦めちゃ~ダメだぞ!あ!でもあんまり調子に乗りすぎるなよ!」


紗羅「う、うん……わかった!」


僕と紗羅は、スキー場に到着した。時刻はまだ8時前だった。


紗羅は、だいぶスキーが上達したがまだ自在に曲がったりするのが苦手そうだ。


紗羅「くぅ…………何で曲がらないの!?先生、何かコツとかないの?」


僕「うーん、体重移動かな?ちょっと見てろ!こういう感じだ!」


紗羅「え?うわ!すごい!先生、私やってみる!」


僕「ほらほら、はしゃがない。無理すると怪我するぞ!」


紗羅「はぁい。」


しばらくスキーの練習をする紗羅しばらく滑ると段々自由自在に曲がれるようになってきた。


紗羅「先生!見て!見て!」


僕「お、曲がれるようになったか!」


紗羅「うん!あ、でもちょっと足痛い……」


僕「そろそろ休憩にするか?そろそろ昼だな。確か食堂のチケット貰っただろ?アレで何か食べよう!」


紗羅「うん!」


食堂の前までやってくると同じ学校の生徒達が各班でスキーのインストラクターや教師達と入れ替わり立ち代わり昼食を取っていた。


僕と紗羅は、食堂のカウンターでチケットを渡す。


食堂のオバチャン「あら、◯市南中学の?今日の昼は、この3つの定食とカツカレーから選べるのよ!」


僕「お世話なります。私は、カツカレーにしようかな?」


食堂のオバチャン「あら、先生ご飯大盛にします?」


僕「そうだなぁ、お願いします。御手洗は?」


紗羅「私もカレー!お腹ペコペコだし、ご飯は、少し多めで!」


食堂のオバチャン「わかったわ!カレー大とカレー中!入りました!」


紗羅「あ、ありがとうござぃます…///」


食堂のオバチャン「うふふ、この先のカウンターで受け取ってね?」


紗羅「あ、はい!」


僕と紗羅は、暫く待ってカウンターでカレーを受け取って席に着いた。


僕「お、おぉ!けっこう思ったより大盛りだなぁ………カツも大きいし。」


紗羅「うん!美味しいそう!」


僕「なんか、スキーに行くとカレー食べたくなるんだよなぁ〜モグモグ」


紗羅「そうなの?あ、このカツ!サクサクで美味しい!モグモグ!」


僕「あぁ、カレーも美味しいぞ!そう言えば、先生の子供頃は、小学校、中学、高校ってスキー教室の昼は、カレーが必ず出てたな。みんな、メニューは、一緒だった。パクパク」


紗羅「へぇ~そうなんだ。この学校みたいに好きなメニュー選ぶんじゃないんだね?ハフハフ」


僕「そうだな。今は、好き嫌いとかアレルギーにも寛容だからな〜サクサク!」


紗羅「へぇ~!先生早く食べてスキーしようよ!パクパク!」


僕「おいおい、カレーは飲み物なんて言ってた人もいたがそんなに急ぐと喉に詰まるぞ!モグモグ」


紗羅「そんなこっ!?うくっ!!」


僕「言わんこっちゃない…ほら、水飲め!水!」


沙羅「ゴクッゴキュ・・・ふ、ふぅ・・・」


僕は、そんな沙羅の様子が微笑ましくてつい笑ってしまた。


僕は、沙羅にせかされ足早に昼食を済ませた。


僕「だいぶ、曲がれるようになったし。よし!じゃあ、リフト乗ってみるか?」


紗羅「テッペン!?」


僕「初心者コースだから中間だな。」


紗羅「中間かぁ……でも、行ってみたい!リフトに乗れる様になりたい!」


僕「よし!なら行くか!」


僕は、立ち上がって食堂のオバチャンに声を掛ける。


僕「ごちそうさまでした!」


紗羅「美味しかったです!」


食堂のオバチャン「お粗末様です!」


リフト乗り場に到着すると紗羅は、ワクワクした様子でリフト乗り場を見つめていた。


僕「さて、乗るか先生の後についてきな!」


紗羅「うん!ドキドキする!」


僕と紗羅、ゆっくりリフトに乗り込む。少し風で揺れが動き出しても問題ない。紗羅も黙って乗り込んでいる。緊張した様子だった。


紗羅「り、リフトって意外と揺れるんだ………」


僕「ん?そうだな。強風だと途中で停まるときもあるぞ!」


紗羅「そ、そうなの!?」


僕「どうした?怖いのか?」


紗羅「こ、怖くない………」


僕「もうすぐつくから心配するな。」


紗羅「う、うん……」


そんな、ことを話してる間にリフトが中腹に到着した。


僕「お、着いたぞ?降りよう。」


紗羅「う、うん……うわ!」


僕「ほら、慌てるな大丈夫だって!ほら行くぞ?」


紗羅「よっ!お、降りれた!」


僕「よし!じゃぁ下までユックリ滑って行くぞ!」


紗羅「うん…意外と傾斜してるんだ(ビビってる)」


僕「おいおい、足がガクガクしてるぞ!」


紗羅「え、そ、そう?」


僕「ほら、ユックリ滑ってみろ?だんだん慣れてくるから。」


紗羅「うん!」


最初は、ビビっていた紗羅だが直ぐに慣れたのか問題なく滑走を終え何度もリフトに乗っては滑り降りていた。


僕「すっかり上手くなったもんだ!」


紗羅「えへへっ!ねぇ!テッペン行ってみようよ!!」


僕「大丈夫か?傾斜がけっこうキツイぞ?」


紗羅「大丈夫!お願い先生!」


僕「よし!わかった。無茶はするなよ!」


リフトに乗り頂上まで上がっていく。下には、滑走を終えた生達徒が小さく見えた。


僕「よし!御手洗行くぞ………ってどうした?」


紗羅「な、な、なんでもない………(な、何これめちゃ急斜面じゃなん!!)」


僕「プッ!足がブルブルしてるな!怖いのか?」


紗羅「こ、怖くないし!こ、これ!む、むしの震えとかいうのだし!」


僕「むしの何だって?…あぁ武者震いな!」


沙羅「そ、そう!それだし…」


僕「じゃ、問題ないな!行くぞ!」


紗羅「え?ちょ、ちょっと待ってよ!うわっと!」


僕は、ゆっくり滑り出した、紗羅も屁っ放り腰でユックリ滑ってついてくるがバランスを崩しドサつと尻餅を付いた。


僕「おい!大丈夫か?」


紗羅「うん……」


僕「ほら、立てるか?(手を伸ばす)」


紗羅「うん……ありがとう先生……」


僕の手を掴んで立ち上がった紗羅は、少し恥ずかしいそうに顔を背けた。


僕「慌てなくていい。少しずつユックリ滑って行こうか。」


紗羅「うん。」


僕と再び紗羅が滑り始めようとしたとき


?「キャァァァ!!」?「あわわ!た、大変だ!!」?「た、橘さん!!だ!誰か!!」


何人かの男女の悲鳴や叫び声が聞こえてきた。


僕「な、なんだ?」


紗羅「先生!あれ!あそこ!」


僕「あれは、うちの学校上級者グループか!不味いな!傾斜がキツイコースで一人滑落してる!紗羅、ここで待っててくれ!」


紗羅「う、うん。」


僕は、紗羅を残して大急ぎで滑落してる生徒方へ滑っていった。


僕「待ってろ!今、助ける!」


一気に滑走し滑落してる使徒目掛け滑り降りて行く。


生徒「キャァァァ!やぁぁ!!止めてぇぇ!ま、ママぁぁ!!」


僕は、泣き叫びながら滑落する生徒を追い越すと持っていたストックを投げ捨てラグビーでタックルする様にして滑落する生徒を止めた。


僕「だ、大丈夫か?すまんな荒っぽい方法で………」


生徒「え?先生?」


僕「うん!そうだ!怪我はないか?……橘?」


橘「…う、うえぇぇぇーん!!」


滑落していた生徒は、大泣きして僕に抱きついてきた。滑落した生徒は、僕の受け持つクラスの女子生徒でクラス委員長の橘 優花里だった。


スキー上級者は、保護者の同意と初日だけ安全講習を受ければ5から6人の班で自由に滑走が出来た。


橘「うわぁぁぁん!せ、せんせぇー!!」


僕「ど、何処か痛いか?橘?」


橘「うぅ………ぐすっ………だひじょぶ………ずぴぃ…………うぅうぇぇん!」


橘は、僕にしがみついたままブルブルガタガタ震えていた。


僕「怖かったな。もう大丈夫だからな。ナデナデ」


僕は、橘の頭を優しく撫で軽くポンポンと叩いた。


橘「うぅ……う、うん………ぐすっ………」


紗羅「せんせ〜!!大丈夫!!」


僕「紗羅!?大丈夫!大丈夫だ!ってお前よくこのコース滑って来たな?」


紗羅は、橘の班の上級者立ちより先に僕の所へ駆けつてきた。


その、上級者達は、このコースのへ入る手間、頂上の方で躊躇する様に待機していた。


紗羅「夢中だったから。えへへ。それよりさ!」


僕「大丈夫!怪我は、無さそうだ!」


紗羅「先生も?………あ!転げ落ちてたの委員長だったんだ!」


そう言いながら紗羅は、僕らの方に近づいてきた。


橘「うぅ///」


橘は、沙羅に気が付くと泣き顔を真っ赤にして慌てて抱きついていた腕を離し顔をぬぐった。


僕「さっ、橘?そろそろ立てるか?」


橘「は、はい………っ!?」


そう僕が聞くと橘は、ビクッ!と震え真っ赤にしていた泣き顔が突然真っ青になって俯いてしまった。


僕「橘?」


橘「………」


紗羅「?………あっ!?せ、先生…」


紗羅が何かに気がついたのか驚いたような顔で橘の腰のあたりを指差した。


僕「?どうした御手洗?ん?湯気?」


紗羅が指差あたりを覗き込むと橘のスキーウェアズボンの御尻の辺りから薄っすらホワッと湯気のようなものが上がっていた。


そして御尻の下の白い雪が少し黄色く変色していた。


僕「橘?えっと、その………」


紗羅「も、もしかしてオモラシしちゃったの?」


橘「うぅ……ぐすっ……ごめんなさい……私、怖くて………オシッコ………うぅうぇぇん!!ごめなさい………オモラシ………うわあぁぁーん」


橘は、また泣き出してしまった。


僕「わかったから……大丈夫だからな!ほらヨシヨシ。とりあえず下に降りようか?」


橘「ふぇぇーん………うぅ…………ひうぅ………」


僕「とりあえずスキー板外すぞ。」


僕は、橘のスキー板をガチャガチャと外すと泣いている橘をお姫様抱っこで抱き上げた。


橘「ひゃ!?せ、せんせ?」


橘は、突然のことに目を丸くしていた。


僕「いから。取り敢えず降りて着替えような?」


橘「は、はうぅ……」


橘の座り込んでいた場所の雪が御尻の形に楕円に濃いお茶でも溢したように黄色くなっていた。


僕「御手洗、頼みがある。まず、なんだ、その跡に雪を掛けて隠してやってくれ。


その後で上の連中と協力してこのストックとスキー板を片付けて欲しい。


とりあえず橘の事は、うーんと…そうだなぁ…足を痛めた可能性があるから連れて降りるって事にしておけ。


橘の班には、そのまま安全に注意して自由に滑ってていいと伝えてくれ。それと、御手洗は、片付けが終わったら先生の部屋に来てくれ。


急がなくていいから危なくないように降りてこいよ。頼んだぞ。」


紗羅「うん!わかった!任せて!」


僕「よし!橘しっかり掴まってろ!」


橘「ひ、ひゃい///」


僕は、橘を抱きかかえたまま器用に下まで滑走し、自室に向かった。僕は、橘を抱えたまま自室に入るとゆっくりと橘を降ろした。橘は、顔を真っ赤にしてボーっと立つ尽くしていた。

橘 優花里は、少し小柄で綺麗な真っすぐの黒髪に眼鏡をかけた少女だ。優等生感のある知的で真面目な感じだ発育がいいのか他の女子生徒より胸の膨らみが目立つ。沙羅とは、違う幼さと大人っぽさが同居した魅力を持つ女子生徒だ。僕が、このあとどうすべきか考えていると直ぐに紗羅が戻ってきた。


紗羅「先生!スキー板は、班の男子が片付けてくれたよ!それより委員長は?」


僕「お、丁度よかった!橘を着替えさせるんだが…その前にシャワーを浴びさせてくれるか。」


紗羅「うん、いいよ!着替えは、私の一旦貸すね!汚しちゃったのは、どうするの?」


僕「このビニル袋に入れて持ってきてくれ。コインランドリーがあるから洗ってくる。」


紗羅「わかった!えっと橘さん?お風呂行こうか?」


橘「は、はい……ごめなさい………あの御手洗さん………」


紗羅「紗羅でいいよ!早く脱いじゃお!冷たいでしょ?」


橘「は、はい…わ、私も優花里でいいです///」


紗羅は、優しく誘導するように優花里を浴室に連れていった。


僕「ふぅ………」


自然と溜め息がでた。まさか、女子中学生のオネショとオモラシを同日で目撃するとは………


しばらくすると紗羅がビニル袋を持って浴室から出てきた。


紗羅「上着は、大丈夫だったけど、せっかくだし全部でいいよね?あ、あのさ、朝のパジャマもついでに洗ってもいい?あそこに干してあるやつ。」


僕「あぁ、別にいいぞ。朝のオネショパジャマだな!」


紗羅「っ!?ベシッ!!言うな!!」


僕「いたっ!!じょ、冗談だ!」


紗羅「バカ!」


紗羅は、顔を赤くしてペシペシと僕を叩いた。


僕「すまん、すまん!洗濯と乾燥で1時間ちょいくらいで戻ると思うがその間、橘のこと頼むな!あ、そうだ、暇ならほらコレでTVカードと飲み物でも買って見てろ。他の先生には、ナイショだぞ!」


紗羅「うん!ありがとう!」


紗羅は、ニコニコして浴室に戻って行った。


僕は、沙羅から受け取ったビニル袋を手近にあった紙袋に詰め込むとホテルの地下にあるコインランドリーに向かった。


自販機で柔軟剤入り洗剤を購入し橘のスキーウェアやジャージなどの衣類を洗濯乾燥機に入れていく。


僕「ジャージのズボンか?なんだ?スキーウェアの下も…道理で少し重いと思ったら…」


橘のオモラシで汚したジャージとスキーウェアの下は、全体を水に漬けて軽く搾っただけのような状態だった。


多分、橘と沙羅がお風呂場で軽く洗ったのだろう。


僕「そうだよなぁ…(流石にオモラシしたままのを直に渡すはずもないか…)ん?こ、これは///」


僕は、白いレースの布を手して一瞬固まる。橘のブラジャーだった。純白のレース生地で清楚ながら大人びたデザインだ。


僕「こ、こんなの着けてるのか///・・・これは、こういうのは、別で洗った方がいいのか?」


僕は、橘のブラジャーを手に少し考えこむ。


僕「そういえば、さっきの自販機で洗濯ネットも売ってたな。よし、念のため別で洗うか…」


僕は、自販機に向かい洗濯ネットと柔軟剤入り洗剤を購入した。


僕は、橘のブラジャーを購入した洗濯ネットに入れ紙袋に戻し残りの衣類を洗濯乾燥機に入れていった。


橘のショーツは、ビニル袋の底の方に隠すように入っていた。


そのショーツを取り出して軽く広げる。ブラとお揃いの白いレースのショーツは、全体が濡れていた。


僕「ゴクッ///」


僕は、生唾を呑み込む。心臓がドキドキ大きな音を立て自身が勃起していることを自覚した。


僕は、衝動を抑えきれず橘のグッショリ濡れたショーツに鼻を近づけ…スンッとひと嗅ぎしてしまった。


だが僕の期待とは、裏腹にショーツからは、ただの石鹸の匂いだけがした。


僕「そりゃ・・・そうか・・・」


僕は、急に冷めていくのを感じ同時に強い罪悪と少し残念というか空しい気持ちに襲われた。


さっきまでギンギンに勃起していた自身のモノは、しおしおと萎えていた。


僕は、先ほどブラジャーを入れた洗濯ネットにそのショーツを入れると隣の空いている洗濯乾燥機にポイッと投げいれた。


スキーウェアとジャージを入れた洗濯乾燥機に硬貨をいれスイッチを押す。下着を入れた洗濯機にも硬貨をいれ操作した。


ジャァーウゴウゴウゴ…と洗濯乾燥機乾燥機が動きだす。


僕「はぁぁぁぁ………(橘のショーツを嗅いでしまった………なんだろう罪悪感が半端ない………)」


深い溜息を吐くとドサッとコインランドリーの長椅子に崩れるように腰を下ろし天井を呆然と見上げた。



その頃、自室の浴室では、紗羅と優花里が仲良さげに身体を洗いっこしていた。


優花里「くすぐったいよ!紗羅さん!!んんっ!!」


紗羅「だって優花里の胸大きんだもん!羨ましい!」


優花里「そ、そんな…太って見えるだけだっから!んっ!紗羅さんの胸だって形がいいじゃない!私は、紗羅さんの引き締まった手足が羨ましい!いいなぁ~お返しにくすぐちゃお!」


紗羅「きゃぁ!あはは!ちょ、ちょっとやめてよぉ!!」


優花里「ふふふっ…ここが沙羅さんの弱点なのね?えいっ!!」


沙羅「ちょ優花里!?そこだめぇ~やぁめっ!あはははっ!らめぇ~!!きゃははは!!」


そんなやり取りを何度か繰り返し彼女たちは、ようやくバスタオルで身体を拭き始めた。


紗羅「ほら、これさっき言ってた下着と着替。」


橘「ホントにいいの?」


紗羅「いいよ、少しだけだし!洗って返すなんてしなくても。自分の部屋に行って自分のに着替えて戻って来る間だけでしょ?」


橘「うん、でも………」


紗羅「気にしない!気にしない!」


橘「紗羅さんありがとう。」


一時間ほどして洗濯が終わりコインランドリーから自室に戻った。


僕「一応、ノックしたほうが良いよな。」


自室のドアの前で足を止め独り言を呟くとコンコンとドアを叩いた。


僕「入っていいか?」


紗羅「先生!うん、いいよ!」


橘「はい!大丈夫です……」


僕「ただいま。ほら橘、乾いたぞ!」


僕は、2人の前に紙袋を差し出した。


紗羅「もう?よかったね優花里!」


橘「はい!先生ありがとうございます。」


橘は、そう言って嬉しそうに紙袋を受け取った。


橘「あら?この可愛いらしパジャマは?」


僕「あ………」


紗羅「あはは………それ私の!け、今朝、その、お茶こぼしちゃって………もう!先生!」


僕「すまん………」


橘「そうなんだ。あ、スキーウェアも乾いて………スンスン。(洗いたての良い香り………良かった。)」


橘は、スキーウェアのズボンを手に取るとそっと匂いを嗅いで胸を撫で下ろす。


紗羅「あ、そうだ先生これ!」


僕「ん?缶コーヒーとお釣りか?」


紗羅「うん、少し冷めちゃったけど。あと、お風呂が長ったからTVは見なかった。えへへ。」


僕「そうか。コーヒーありがとうな。」


沙羅「どういたしましてって先生のお金なんだっけどね。へへっ。」


橘「あ、あの?クリーニング代は………」


僕「あぁ、気にするな。それより怪我は、無かったか?」


橘「え、はい、先生のおかげで。少し擦りむいた所があるくらいで特には………」


紗羅「そうだね。お尻と膝のとこちょっと擦りむいて少し青タンになってたっくらいだったよ!」


橘「い、言わなくていいです!」


僕「そ、そうか。良かった良かった。それで、この後は、どうする?もう16時を少し過ぎだとこだが、もう1回くらいなら滑れそうだぞ。」


紗羅「そう!私は、滑りいきたい!」


橘「私も………あの、先生、私も紗羅さんと一緒にいいですか?」


僕「構わないが。班の仲間には、言ったほうが良いな。」


橘「それなら大丈夫です。先程、同じ班の女子が心配して様子を見に来てくれました。私は、大丈夫だから気にせず滑っててって言いましたし。」


僕「そうか。それじゃ、ゲレンデに行くか!」


沙羅と優花里は、すっかり打ち解けたようで仲良く滑走している。その後ろを見守るように僕は、ついていった。沙羅のスキーの腕も十分なほど上がったし、優花里も滑落したことがトラウマになってないようだった。僕らは、時間ギリギリまで滑っていた。


橘「少し時間オーバーしたけど楽しかったです。」


沙羅「でもさ!時間オーバーは、先生のせいだから気にしなくていいじゃん!まだ、ギリいけるとか言ってリフトに乗せられたし!」


橘「そうですね。結局、二回も滑って中腹からならもう一回行けるとか言ってましたし。ふふっ。」


僕「すまん。」


沙羅「凄く楽しかったからいいけどさ!」


橘「うん!あ、そうだ!私、点呼しないといけないから部屋に戻らないと!また、夕食でね!!」


急いで走っていく優花里を見送り僕と沙羅は、部屋にもどっていった。


僕「さてと、夕食は、六時半か1時間くらい自由時間だな。どうする?」


沙羅「夕食まで、少し横になりたいかな……」


僕「そうか。それなら僕ももう少し休んでから行くか…そうだ、御手洗に聞きたいことがあったんだ。」


沙羅「なに?」


僕「話したくないなら言わないでもいいんだ。ほら、僕が赴任する前の喧嘩の事…高校生相手の。そのせいで辞めた先生の代わりに僕が来ただろ?」


沙羅「うん…八島先生だよ。凄く良い先生でさ。でも私の喧嘩のせいで辞めさせられちゃった。」


僕「同僚も校長も話でくれないけど…なにかちゃんとした理由があるんだろ?喧嘩の?」


沙羅「…八島先生だけしか信じてくれなかったけどね。」


僕「僕にも聞かせてくれないかな?」


沙羅「…うん…先生ならいいかな話しても…べつに信じてくれなくてもいいけど…あのね…」


沙羅は、喧嘩で停学となった経緯をポツポツと話してくれた。


僕「…そんなことが。なら、お前は、その高校生を助けただけじゃないか!?確かに暴力が良いとは言えないがほとんど正当防衛みたいなもんだろ?」


沙羅「うん、そうなんだけど…そのゲーセンでカツアゲされてたヤツは、気絶しちゃって私が助けたの見てないし覚えてないって…多分、カツアゲのことを話しても自分のイジメが酷くなるだけだら言わないんだと思う。」


僕「最低野郎だな…助けてもらっといて…で、お前は、その加害者の男子高校生達4人に店舗の裏路地に連れ込まれたと…」


沙羅「うん…でも、通りを歩く大人に助けてって叫んだけど誰も無視でさ。そんな事してたら…その、襲いかかってきて…私、小さい頃からそのアクション映画が好きで空手習ってたから…喧嘩に使っちゃいけないって知ってたけど…怖くて…」


僕「御手洗…」


僕は、思わず沙羅を抱きしめた。


沙羅「せ、先生!やめてよ!」


僕「よく頑張ったな。お前は、何も悪くないじゃないか?全部、その高校生が悪いんだ。」


沙羅「……でも……私の空手使って……気絶させたし……」


僕「それがちゃんとわかってるならお前は、正しいことに使ったんだよ空手を…」


沙羅「でも……」


僕「もういいから……もういいんだ!お前は、頑張ったんだよ。」


沙羅「……先生‥‥八島先生と同じこと言うんだね。」


沙羅は、ポロポロ……と静かに涙を流す。僕は、頭を優しく撫で続けた。しばらくして涙がおさまってきた。


僕「……あぁ、しかし何で今の話でその、八島先生が辞めさせられてお前が停学なんだ?」


沙羅「うん…ホントは、退学だとか児童相談所だとか色々話がでたんだけど八島先生が説得して回ってくれたんだ‥‥私を停学だけにするて条件で責任取って辞めたの…噂だと私が殴った高校生が校長の親戚だとか教育委員会ってとこの偉い人の子供?孫?…って聞いたりした。ホントかどうか知らないけど…」


僕「八島先生は、今は?」


沙羅「けっこう御爺ちゃんの先生だったから退職が1、2年早まっただけって笑ってた。たしか、高知で色んな理由で学校いけない生徒のための塾をするって言ってたかな?故郷らしいよ高知。」


僕「そうか……良い先生だな。一度、合ってみたいものだ。」


沙羅「うん!でも、先生もかなりイイ人だと思うけどね///」


僕「そ、そうか?て、照れるな///」


その時、部屋の扉がコンコンと軽くノックされた。


橘「橘です!沙羅さんいますか?あの、お夕飯一緒に行きませんか?」


沙羅「あ、優花里だ!!ちょっと待ってて!!」


沙羅は、慌てて涙を拭くと扉の方へむかっていった。僕も、軽く身だしなみを整えて沙羅の跡に続いた。


沙羅「ごめん、お待たせ。」


橘「そろそろ、食堂でお夕飯ですよ。よかったら一緒に行きません?あの、目が赤いですけど?もしかして先生に何かされました?」


沙羅「え?そ、そう?さっき少し疲れてウトウトしてたせいかな?はははっ!」


橘「そうですか?」


僕「もう、そんな時間か。食堂に急がないとな。」


僕たちは、一緒に食堂に向かっていった。



~小一時間ほどの夕食を終え自室にて~


僕「さて御手洗は、9時半の消灯までに風呂を済ませるだけだ。先生は、昨日と同じで大浴場へいくが御手洗は、この部屋のでいいのか?」


沙羅「うんう、昨日は、そうだったけど。優花里たちが大浴場いこうって誘ってくれたから行ってみる。まぁ~お風呂なんて入ればどれも一緒だけどねぇ~」


僕「そうか?広いのも気持ちい良いと思うぞ!あ、そうだ露天があるんだよ!このホテルの大浴場。温泉じゃないが雪景色の植木がライトアップされてたな。男湯の話だが女湯にも同じようなのがあるはずだぞ。」


沙羅「マジ!?露天風呂!?先生なんでソレ昨日、教えてくれないの?急いで行ってくる!!露天っ!!」


僕「お、おう。あまり風呂場で騒いで転んだりするなよ!!」


沙羅は、入浴用の荷物を掴むとハイテンションで勢いよく部屋を飛び出していった。


僕は、急に静かになった部屋の明かりを消して大浴場男湯へむかった。


自分では、のんびり入浴したつもりだが30分ほどで自室に戻ってきた。部屋は、暗く静かで沙羅はまだ戻ってきてない。


僕「失敗したかな・・・(8時半から職員とインストラクターのミーティングだった。もう、20分くらいか・・・)」


僕は、呟きながら部屋の鍵を沙羅に渡しておくべきだったかと考える。それだと自分が入れないか・・・オートロックだしなぁギリギリまで様子を見るしかないかな。


結局、時間ギリギリになっても沙羅は、戻ってこなかった。しかたなく、僕は、大浴場女湯へ向かった。ちょうど、別のクラスの女子生徒が2人出てきた。


僕「確か2組の山口と森だったな?ちょっと聞くが中に御手洗沙羅か橘優花里はいたか?」


森「あ、先生?どうしたんですか?御手洗さんと橘さん?えっと・・・」


山口「あ、たしか優花里なら露天の方にまだいたよ!」


僕「そうか、この鍵を橘に渡してくれないか?それで、先生は、これから1時間程ミーティングがあるから御手洗にこの鍵で入るよう伝言して欲しいと僕が言ってたと伝えてくれ。多分、近くに御手洗もいるはずだと思うから御手洗がいたら御手洗にな!」


森「わかりました。」


山口「りょうか~い!」


僕「ありがとうな!」


僕は、お礼を言ってミーティングのある宴会用の広間へ急いだ。


僕「す、すみません遅くなりました。」


既にミーティングは、始まっていた。ミーティングといっても懇親会のようなちょっとした宴会だが。


流石に酒は、無い。昔は、普通に出たらしいが・・・お茶と炭酸飲料と一応ノンアルビールとチョットしたツマミがあった。


ノンアルビールで乾杯して教職員同士やスキーインストラクターから生徒の様子を聞いたりとか他愛ない話をして終わるそんな感じだ。


昔は、ガチの宴会をしていたらしいが今のご時世こんなものだ。たかが中学のとはいえ教職員が宿泊学習で飲酒なんて知れたら笑いごとでは済まない。保護者会も過剰に騒ぐだろうし新聞や雑誌、TVの良いネタにされてしまうかもしれない。SNSが普及する時代どこから話が広がるか分かったものではない。


この、ささやかな宴会は、予定よりオーバーしたものの十時前にはお開きとなった。生徒たちならとっくに消灯時間すぎで叱責なのだが・・・


宴会の片付けを手伝い自室に戻った僕は、扉をノックした。


僕「先生だ。御手洗起きてるか?」


沙羅「あ、先生~!もう、遅いよ!」


僕「すまん、えん・・・み、ミーティングが長引いてな。もう消灯時間過ぎだが今回は、助かったお前が爆睡していたら部屋に入れないとこだったからな。はははっ。」


沙羅「へへっ感謝したまえなんてね!あっ!そ、そうだ・・・」


僕「ん?誰かいるのか?」


僕は、沙羅の背後の部屋で誰か横になっているのに気が付いた。


沙羅「うん、優花里だよ・・・」


僕「橘が?どうして?」


沙羅「うん、お風呂出た後に少しこの部屋で話してたんだ。優花里、今日の事を気にしてて先生にちゃんとお礼がしたいって言って待ってたんだけど・・・」


僕「そうか、気にしなくていいのに。橘・・・って寝てるのか?」


沙羅「うん・・・疲れてたのかウトウトしててそのまま寝ちゃったみたいで・・・先生戻ったら起こせばいいかと思って布団敷いて寝かせといたんだ。先生のも次いでに敷いといたよ。」


僕「あぁ、ありがとう。しかし・・・はぁ、どうしたもんやら・・・」


沙羅「取り合えず起こす?」


僕「いや、寝かせおいてやるか・・・気持ちよさそうだし。」


沙羅「いいの?」


僕「あぁ起こすのもなんだか可哀そうな気がするし。そうだ、橘の部屋に連絡しないとまずいな。ほかの先生にバレる前に。」


僕は、部屋の電話機でホテルのフロントに電話して橘の部屋へ内線を繋いでもらった。


暫く待つと聞き覚えのある声が電話に出た。


秋山「は、はい!もしもし・・・えっと2、203号室の・・・〇市南中学のえっと・・・」


僕「秋山か?先生だ。」


秋山「あ、先生!よかった~!そ、そうだ先生!大変なの橘さんが戻ってこなくて!いま、先生のとこ行こうか相談してたんです!!」


僕「そうか。その橘の事なんだが・・・」


僕は、正直に先生の部屋で寝てると伝えようかと思ったが変に理由を勘ぐられても不味いかと思い少し考えこんでしまった。


秋山「ど、どうかしたんですか?」


僕が、一瞬、言葉に詰まったので不安にさせてしまったらしい。


僕「大した事じゃないんだ。その、風呂を出た後、すこし熱っぽいって言って相談に来たんだ。微熱だったから市販の風邪薬を飲ませて先生達のほうで様子を見ることにになったんだ。橘は、薬のんだら落ち着いたみたいでもう寝てるそうだ。連絡が遅くなってすまなかった心配かけたな。部屋の皆にもそう伝えてくれ。あぁ、大丈夫だ。それじゃお休み。朝食に遅刻しないようにな。」


僕は、そう言ってガチャっ受話器を置いた。よくもスラスラこう嘘が出てくるものだと自分でも呆れた。


沙羅「先生・・・優花里のこと・・・」


僕「ふぅ・・・何も言わなくていい。もう、寝ようか。そうだアレは、もう履いたのか?」


沙羅「アレ?・・・あ!アレね!今、履いてくる。」


沙羅は、カバンから白いモコモコしたオムツを取り出した。


僕「先生は、今日は見回りが無いから寝るよ。少し、疲れたし。常夜灯を点けておけば着替えられるだろ?お休み。」


沙羅「え?う、うん。お休み。」


僕は、部屋の明かりを薄暗いオレンジの常夜灯にすると敷いてあった布団に潜り込んだ。色々思う事はあったが余り深く考えないようにした。


いや、考えたくなかったのかも知れない。すぐに僕の意識は、ぼーっとして心地よいまどろみの中に沈んでいってしまった。


どのくらい寝たのだろうか、誰かが僕をユサユサと揺すっている?「大変!!せんせっ!!起きて!!」という大きな声が僕の意識を強引に覚醒させてきた。


僕「うっ・・・う~ん・・・な、なんだ・・・」


僕は、まだ朦朧とした意識で辺りをキョロキョロ見回す。


僕の目の前には、慌てた様子の沙羅がいた。


僕「んぁ?もう起床か?」


僕は、寝ぼけた頭のまま、スマホを手に時間を確認する時刻は、朝六時、起床まであと30分だ。


沙羅「ちがうよ!先生!!大変なの!!」


僕「どうした?御手洗・・・ふぁ・・・また、オネショが漏れたのか?」


沙羅「ちっちがうよ!!・・・そ、それよりこれ見て!!!」


僕は、沙羅にせかされ億劫そうに立ち上がっると御手洗の寝ていた布団を見るように促される。


僕「おい、おい・・・なんだこれ?またずいぶん派手にオネショしたなぁ御手洗・・・これじゃ橘の布団の方も酷く濡れてるんじゃないか?」


沙羅の布団は防水シーツが捲られていて橘の寝ている布団と密着している境目の辺りから白いシーツに薄黄色のオネショでビショビショになったシミが広がっていた。


沙羅「だ、だから私じゃない!!私じゃないの!!ほら!!!」


沙羅は、必死な表情での僕の手を掴むと自身のお尻に押し当てた。


沙羅「ほ、ほら///濡れてないでしょ・・・た、たしかにオムツには・・・そのしちゃってるけど・・・パジャマは・・・」


僕「あ、あぁ///た、確かに濡れてはないな・・・」


僕は、ほんの少し湿気はあるものの乾いたパジャマとその下のグシュっとタップリのオネショを吸収したオムツの感触を感じた。


沙羅「ね!私じゃないでしょ!!」


僕「ちょっとまて!と、という事はこれ橘がってことか?」


沙羅「う、うん・・・そうみたい。」


僕「そ、そんなまさか・・・御手洗・・・た、橘の布団・・・少し捲くってみてくれないか?」


沙羅「う、うん。わ、わかった・・・」


沙羅は、慎重にそっと橘の掛布団を捲っていく。ムワッとオシッコの匂いが部屋に立ち込めた。


僕「ゴクッ・・・み、御手洗これ・・・」


沙羅「う、うん・・・完全にオネショしちゃてるよね・・・もう少し捲ってみようか?」


沙羅は、そういって橘の掛布団を全て捲り上げてみた。橘の寝ていた布団の白いシーツは、沙羅の布団との境目から少し内側のところに少し濃い黄色のオネショのシミが出来ていてそれを中心に薄黄色のシミが円形に大きく広がっていた。そのシミを避けるようにして立ち番は、寝ている。だがお尻の下あたりのシーツも薄っすら黄色く濡れていて、寝返りでもうった跡だろか所々にシミが出来ていた。掛布団の方にもオネショは、染み込んでいた。


橘「うぅ~ん・・・」フルッ・・・


僕と、沙羅がその惨状に唖然としているとオネショでグショグショのお尻が冷えたのか橘は、少しフルッと震えて丸く身を縮めた。


沙羅「お、起こそうか?先生?」


僕「あ、あぁ・・・まずは、そうするしかないか・・・よ、よし・・・お、起こすぞ!」


僕が、橘の肩軽く叩いたその時だった。橘のお尻の当たりからショロ・・・シュワァァァ・・・と再びオシッコが染み出すように流れだしてきた。


僕「あ!?お、おい!!た、橘っ!!起きろ!!!」


沙羅「た、大変!!優花里!起きて!!!」


橘「う~ん・・・うん?お、おはひょおございまふぅ・・・あっ、あれ?ここは?・・・どうしたんです?」


沙羅「あぁお、おはよう・・優花里!大丈夫だから落ち着いて!」


僕「そ、そうだ!大丈夫大丈夫だから・・・」


橘「え?・・・何?この匂い?オシッ・・・じゃなくてお手洗いみたいな・・・え?あ、あの?えっ!?な、なぁ・・・」


橘は、状況がよくわかってような状態だったが匂いと僕の慌てようから何かを察したのだろうか。上半身を起こすと自分の衣服と寝ていた布団の惨状を見て全てを悟ったようで愕然としていた。


橘「え?・・・あ、うあぁぁ・・・これ、お、おね・・・わ、わたしが・・・・ううっうえぇぇぇーん!!」


橘は、パニックになり幼い子供の様に大泣きを始めてしまった。僕は、なんとか橘をなだめようとオロオロしていた。


橘「うわぁぁぁん・・・ずぴぃ・・・ふえぇぇぇーん・・・・わ、わた、 ちゅがく・・・ひうぅ・・・せなのに・・・おね・・・おねじょ・・・うえぇぇぇぇん!!!なんで・・・もう、に・・・んもしでないのにぃ・・・なおっだのに・・・おねじょぉ・・・うぇぇぇーん!!!」


沙羅「優花里・・・大丈夫、ほら大丈夫だから落ち着いて・・・ね?泣き止んで?着替えよ?お風呂はいって綺麗にしよ・・・」


僕がうろたえていると、沙羅が優花里を優しく抱きしめて頭を優しく撫でた。


優花里「さりゃさ・・・ずぴっぐずぅ・・・わたぃ・・・お、おねしぉ・・・じゅう・・・よんなどにぃ・・・おねじょぉ・・・ひぅ・・・ぐすっ・・・ううっ・・・」


沙羅「よしよし・・・優花里・・・聞いてオネショしたの優花里だけじゃないよ。私もオネショしちゃたんだよ・・・」ポンポン


優花里「うぞいわなぃで・・・さらさっ・・・ぬれでぇ・・・ないじゃ・・・なぐぁめなんて・・・いい・・・うそらんていわないで・・・うぇぇぇ・・・」


優花里は、涙と鼻水まみれの顔で抱きしめている沙羅を振りほどこうと抵抗していた。沙羅は、優花里から手を放すとゆっくり立ち上がった。


沙羅「うそじゃないよ・・・ほら・・・見て・・・」


沙羅は、優しい声で言うと自分のパジャマのズボンをシュルシュルっと下ろしていった。


優花里「・・・ぐすっ・・・こ、こりぇ・・・ずずっ・・・これっ・・・おむ・・・おむつ・・・」


沙羅「そう・・・オムツだよ・・・ほら、オネショで濡れちゃってるでしょ・・・私もオネショしちゃったんだよ///」


優花里「ほ、ホントに・・・沙羅・・・も?」


沙羅「優花里は、今日たまたまだと思うけど私なんて、ほとんど毎日だもん///気にしちゃだめだよ・・・ね?少しは、落ち着いた?」


優花里「う・・・うん・・・」


僕「はぁ、御手洗・・・よくやったな!まさか、オネショを暴露するとは・・・」


沙羅「って・・・先生!ずっと見てたの!?!!デリカシーなさすぎでしょ!!エッチ!!」


僕「いた、痛いからガチで痛いがら叩かないで!!でか、オムツしまえって!ズボン上げろよ丸見えだっ!!いたっ!!ちょ暴力反対!!」


沙羅「見んなバカ!!スケベ!!変態!!!」


優花里「ぐす・・・ふ、ふふっ・・・あははっ!」


僕達がそんなやり取りをしていると、優花里が突然笑いだした。


沙羅「優花里?」


優花里「ご、ごめんなさい・・・なんかおかしくって///ふふふっ!」


僕「どうやら、落ち着いたみたいだな・・・ちょうど起床のアラームも鳴ってるし沙羅と二人でシャワーを浴びてこい。この布団は、先生がホテルのスタッフに謝っておくから。それと衣類は、昨日みたいに洗濯してきてやるから。急ぐぞモタモタてると誰か来てバレるかもしれないからな!」


沙羅&優花里「は~いっ!」


僕「そうだ!もう、そのままでいいから衣類を早く袋に入れてくれ!」


僕は、沙羅と優花里が浴室に向かうのを確認してフロントに電話をした。生徒が布団を汚してしまったことを申し訳なさそうに説明するとフロントのスタッフは、気にした様子もなく他校でも良くあることから気にしないで欲しいと笑ってすぐ清掃スタッフを部屋に向かわせると言ってくれた。


電話を終えるとバスタオルを巻いた沙羅がビニル袋を持って浴室から出てきた。


沙羅「あの、先生、優花里がごめんなさいって・・・二回も・・・」


僕「気にするな。何もなかったんだ・・・しかし、昨日ここで橘を寝かせて正解だったのかもなぁ。」


沙羅「そうだね。優花里も同じ事いってたよ。みんなの前でオネショしちゃわなくて良かったって・・・」


僕「そうか・・・」


その時、コンコンと部屋をノックする音が:聞こえた。


沙羅「だ!?誰?」


僕「安心しろホテルのスタッフだ。ほら、浴室行ってろ。」


沙羅「うん。わかった。」


沙羅が浴室に入ったのを確認してドアに向かう。


僕「どうぞ・・・あの、本当に申し訳ありません・・・」


女性スタッフ「いえいえ、だいじょうぶですよ。」ニコッ


女性スタッフは笑顔で答えると手早くオネショ布団をまとめて廊下の清掃ワゴンに乗せると畳や部屋の状態を確認して消臭剤をまいて帰っていった。僕は、頭を下げてお礼をいい見送った。



部屋に戻ると先ほどの洗濯物のビニル袋を紙袋に詰めた。


僕「それじゃぁ先生は、ランドリーで洗濯してから食堂へ向かうからな。あまり時間が無いから急げ!あと沙羅、昨日と同じように鍵をもって来てくれよ!」


浴室からは、元気な沙羅の返事と少し恥ずかしそうな優花里の声が聞こえた。朝食まであと10分もない僕は、地下のコインランドリーへ駆け足で向かった。


僕「洗剤買って・・・・下着は、昨日のネットにいれて・・・」


僕は、自販機で洗剤を買うと袋から沙羅のパジャマと橘の衣類を取り出し洗濯乾燥機に入れていく。先ほど橘を抱きしめたとき少し濡れてしまった沙羅のパジャマ、橘の学校指定のジャージ一式・・・それと相変わらず大人っぽい下着だな・・・水色でラメが入って・・・


そう思いながら袋から取り出した下着は、少しオシッコの匂いがした。今回は、洗う暇がなかったからなぁ・・・


僕は、周りをキョロキョロ確認すると橘のオモラシショーツをスウッ・・・と鼻に近づけ息を吸い込む。オシッコの独特なにおいと橘の体臭なのだろうか甘酸っぱい香りがする・・・僕は、少しの間、夢中になって嗅いでしまっていた。


僕「僕は、なにを・・・やっぱり・・・変態なのかもなぁ・・・御手洗のオネショの時も・・・橘のオモラシも・・・凄く可愛くて興奮していた・・・」


僕は、名残惜しそうに橘の下着を洗濯ネットに入れ洗濯乾燥機の中に置いた。


硬貨を入れ洗濯乾燥機のボタンを押そうとしたとき僕は、袋の中にまだ何か入っていることに気がついた。


僕「なんだ?」


僕が、袋に手を突っ込むとプニュというがグシュとした感触の湿った不織布のような物が入っていてた。


僕「こ、これ・・・御手洗の!?」


僕が恐る恐る取りだしたそれは、沙羅がオネショ対策で履いていたオムツだった。


僕「凄い・・・オネショを吸ってタプタプになってる・・・」


僕は、沙羅のオムツを広げてみた。内側は、オシッコで全体が黄色くなっている。その表面を指でなぞるが滴るほど濡れた感じはなく半渇きといった手触りだった。


沙羅の漏らしたオシッコが全てこのグシュっとしたゼリー状の物に吸収されているためか橘のショーツより強いオシッコの匂いがする。


僕は、洗濯乾燥機を作動させると沙羅のオムツを紙袋の中に隠すようにしてスンスンと嗅いでいた。沙羅の濃厚なオシッコの匂いと彼女がつけていた制汗剤の柑橘系の匂いが微かにして僕は、心臓の鼓動がドンドンと大きくなり勃起していくのを自覚した。


僕「これが・・・御手洗の・・・沙羅の匂い・・・」


沙羅のオシッコの匂いに無我夢中になっていた僕は、人の気配を感じてハッ!と我にかえった。すこし離れたところでホテルの清掃員がゴミ箱を片付けてていた。


ジャァーウゴゴコォ・・・ジャァーウゴゴコォ・・・という洗濯乾燥の音が鳴り響くなか僕のスマホが鳴った。


相手は、学年主任だ・・・僕は、慌てて近くの共同トイレに駆け込こむと電話に出た。


学年主任「おう、大丈夫か?腹痛だってな?御手洗に聞いたぞ。」


僕「え、あはい・・・冷えたのか疲れなのかで・・・申し訳ありません。連絡を入れずに・・・」


どうやら沙羅が、僕が居ない理由を腹痛と伝えたらしい。僕は、適当にその話に乗った。


僕「はい、あの、自前の薬を飲んだら大部落ち着きましたので・・・今から向かいます・・・はい。」


時刻は、すでに朝7時半になろうとしていた。



僕は、顔を洗ってすこし調子悪そうな感じで食堂に向かい。学年主任に謝罪し軽く食事をとった。


学年主任も同僚も本当に心配してくれていて少し申し訳ない気分になった。



食事を済ませて沙羅と部屋に戻った。


僕「御手洗、すまなかったな学年主任に上手く言ってくれたようで・・・」


沙羅「うん、咄嗟にお腹壊したって言っちゃっただけなんだけどね。」


僕「そういえば、橘は?」


沙羅「うん。もう大丈夫そうかな?朝食もちゃんと食べてたし。」


僕「そうか。なら良かった。」


沙羅「そうそう、シャワー浴びたら着替えないじゃん!ってなってね。で、ほら昨日さ熱出した設定にしたから私が優花里の部屋に行ってさ着替え持ってきたの。

”先生に頼まれたからって”言ってね。少し食堂には遅刻したけど・・・それで先生事を聞かれたんだよね。」


僕「大変だったな。さて、あと30分くらいしたら洗濯が終わるから、そしたら滑りに行こうか今日が最終日だしな。午後三時にロビー集合だったから2時頃までか。」


沙羅「あ、そうだ・・・せ、先生・・・あ、あの・・・うんう、なんでも無い。やっぱいいや。」


僕「もしかして、洗濯袋のオムツの件か?あれなら、ビニル袋に入れてホテルの可燃ゴミに出しておいたぞ。うっかり洗濯したら大変なことになりそうだったがなぁ~」


沙羅「う、うん・・・やっぱりそこに入れちゃってたかぁ・・・はぁ~恥ずかしいなぁ///」


僕「先生もお前たちも凄く慌ててたからなぁ・・・」ポリポリ


僕は、平静をよそおってそう言ったものの沙羅のオムツの匂いを思い出しドキドキして少し勃起してしまっていた。


沙羅「ねぇ・・・先生?沙羅がオムツしてる見てどう思った?男の人ってオネショする女の子のことどう思うのかな?」


僕「え?ど、どうした急に!?」


沙羅「うん、なんていうか///先生は、沙羅のことオネショするって知っても優しくれるじゃない?でも、それは、先生が先生だからで・・・もし、先生の好きな人がオネショしたりオモラシしたらどうなのかなって・・・な、なに言ってるのかわからないよね?ご、ごめんね先生。」


僕「僕は、受け入れると思うな。もし、先生が御手洗の彼氏だったらオネショすることも含めて君の全てを好きになりたいと思う。ただ、申し訳ないが先生は、御手洗の彼氏にはなれないし、お前がこれから好きになる人が全員受け入れてくれる保証もない。だから、隠さず大切な人が見付かったら話してみるといい。受け入れてくれる人を大切にすればいいんじゃないかな。」


沙羅「先生///そんな真顔で言われると恥ずかしいよ///でもありがとっ!チュッ!」


沙羅は、僕の頬にキスしてきた。突然の事で僕は、目を丸くする。


僕「お、おい御手洗!?」


沙羅「あははっ!先生の顔真っ赤!!はははっ!!」


僕「せ、先生をからかうんじゃない!はぁ・・・たくっ・・・さて、洗濯とりにいってくるか・・・」


僕が、紙袋を手に逃げるように部屋を出ると丁度、橘が部屋の前に立っていた。


僕「橘?大丈夫か?ちょうどもうすぐ洗濯が終わる時間だから取にいってくる。御手洗もいるから部屋で待っててくれ。」


橘「は、はい。お願いします。」


僕「それじゃぁ、行ってくるよ。」


地下のコインランドリーにつくと洗濯乾燥機の完了時間は、まだ5分ほどの残っていた。


近くの自販機でコーヒーを買い長椅子に腰かけゴウゴウと回るドラムをボーっと眺めた。


ここにくると、どうしても思い出してしまう。沙羅のオムツのこと・・・優花里のオモラシとオネショのこと・・・


優花里のショーツそして沙羅のオムツを嗅いでしまったこと・・・・罪悪感を感じながらも思い出すと股間が熱くなり勃起してしまう。


僕は、今日、自宅にもどったら沙羅と優花里をオカズにしてしまうかもしれないと漠然と考えてしまった。それを、かき消すように洗濯乾燥完了のアラームが鳴った。


洗濯物を回収して部屋りドアをノックすると沙羅と優花里が笑顔で出迎えてくれた。


僕「お待たせ橘。はら、もうパッチリ乾いたぞ。」

橘「はい。あ、あの先生!髪に糸くず付いてます・・・」

僕「ん?ど、どこだ?」

橘「しゃがんで下さい。取りますから///」

僕「悪いな。」


僕が、腰を落とした瞬間、温たかくフニュとしたものが顔に当たる。橘が抱きついてきたのだ。橘の他の生徒より成長したふっくらした胸の感触、甘酸っぱい匂いに包まれる。


僕「お、おい///」

橘「お、お礼です///男の・・・いえ、先生は、私みたいな子供じゃ嬉しくないかもですけど・・・」


困惑する僕に橘は、そう恥ずかしそうに言うと抱きつく腕にギュッと力をいれた。


僕「テ、テレビか漫画の見過ぎだ橘・・・か、感謝の気持ちは、十分・・・」

沙羅「優花里///だいた~んっ///いいなぁ~私も抱きついちゃお!えいっ!!」

僕「なっ!?」


僕は、橘と沙羅、二人の柔らかい体の感触と香りに包まれる。まだ大人への一歩を踏み出したばかり羽化したての蝶の如き少女の体は、彼女達が自身で身に振りかけ纏うた匂いとは別にほんの少しミルクに似た幼い香りが混じっていて・・・その心地よさに僕は、暫く身を委ねてしまった。


今だに同様を隠しきれない僕とは、対象的に沙羅も優花里も何事もなかったようにスキー教室最終日のゲレンデに向かっていく。純白の雪が、3人を迎えてくれた。







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