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異世界召喚された俺は最強職を得て無双する  作者: 鬼丸海
第三章 神職者会議編

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余裕の攻略1

 ダンジョンに入り真っ直ぐ進んでいくと第一層のボスモンスターらしき姿が現れる。初っ端からボスモンスター、どうやらこのダンジョンはボスラッシュになっているようだ。


 現れたモンスターは蒼龍(ブルードラゴン)、Aランクの中でも上位に位置するクラスだ。以前出会った時は宏太、瑠璃、来綺、リリスの四人で挑んでも勝てなかった程の相手だった。


「ここはオレにいかせてくれ」

「いやよ来綺、私がいくわ」

「ちょっと待てよここはオレだろ」


 来綺、瑠璃、宏太は三人共戦う気満々だった。どうやら前戦った時のリベンジをしたかったようだ。そのためお互いに譲る気配がなかった。


「それじゃあジャンケンしろ、勝った奴が戦うって事で」


 オレの提案を受け三人は同意しジャンケンをする瑠璃はパー、宏太もパー、来綺はチョキを出した。


「おっしゃ!オレの勝ちだ!」

「ちっ!」

「負けちゃった、仕方ないわね」


 ジャンケンに勝った来綺は喜び、戦闘態勢に入る。来綺の実力は以前と比べて格段に上がっている。勝負はすぐにつくだろう。


 蒼龍(ブルードラゴン)は炎のブレスを放つが来綺はそれを避ける。敵の攻撃はもはや来綺に通用していない。


「一気に決める!……来い!聖剣アロンダイト!」


 来綺は赤く染まった聖剣を右手に持つ。


「″紫電雷超蛇しでんらいちょうだ″!」


 来綺は剣先に込めた魔力を紫色の雷に変えその雷はまるで蛇のような形になり敵に目掛けて全力で剣を振りかぶる。


「ごぉぉぉぉぉぉぉお!」


 敵は大きな悲鳴を上げた。攻撃がまともに入り体には大きな傷が刻まれていて血も大量に出ていた。


「来い!聖剣アトランタ!」


 来綺は左手に青い聖剣を持ち二刀流となった。


「”雷火流竜スルガト”」


 来綺がそう叫ぶとアロンダイトからは雷の竜がアトランタからは火の竜が魔法によって形になっていた。


「終わりだ!」


 来綺の攻撃は敵に直撃しそのまま倒れた。戦闘時間はおよそ一分という短い時間で勝利を納めた。


「もうこれくらいの相手なら余裕で倒せるようになったな来綺」

「ああリュウガ、前やった時はきつい相手だったが今のオレには簡単な相手だったぜ」


 来綺は笑みを浮かべていた。この結果は予想していたがここまではやく終わらせてしまうとは驚いた。三分はかかる思っていたのだが来綺はその三分の一の時間、一分で終わらせてしまった。


「はやく次にいきましょう、今度は私ね」

「ちょっと待てよ瑠璃、今度はオレだ」

「何よ、彼女に譲ってくれないの?」

「彼女でもこれは譲れない」

「おいおい、喧嘩すんなよまたジャンケンで決めろ」


 オレの言葉に二人は頷き、ジャンケンをする。瑠璃はグー、宏太はチョキで瑠璃が勝った。


「やったわ!じゃあ次は私ね」

「分かったよ」


 それから歩いて第二層に到着し早速ボスモンスターが現れる。現れたのは初めて遭遇するモンスターだった。


―――――――――――――――

白金虎プラチナタイガー レベル 81

種族  虎

攻撃力   1523

体力    1360

俊敏性   1800

魔力    1810

魔法耐性  1439

物理耐性  1444

能力:風水属性耐性・火光属性適性・雷属性適性・魔術・攻撃力強化・俊敏性向上・気配感知・魔力感知・状態異常無効

―――――――――――――――


 現れたのは白銀虎(プラチナタイガー)、Sランクの災害級だ。同じランクである上級魔族(グレーターデーモン)に比べればかなり弱く見えるがSランクは幅が広いためこのように見えても仕方のない事だ。


 見た目は普通の虎と殆ど変わらないが色は白金で目の色は水色、虎の中では最上位に位置するモンスターだ。


「瑠璃、奴は災害級だ」

「災害級!……勝てるかしら」

「問題ない災害級といっても中級魔族(ミディアムデーモン)より下だ」

「じゃあ問題ないわね」


 瑠璃は自身満々に言った。今の瑠璃のステータスは中級魔族(ミディアムデーモン)を上回っている。つまり一度目の加護を使う前のオレよりも強いという事だ。


「それじゃあ、いくわよ!」


 敵は瑠璃に攻撃を仕掛ける。だが瑠璃はそれを上手く避けて常に距離を取るように立ち回る。


 瑠璃は八人に分身する。分身七人と本体の魔力量は同じで敵も本体が見分けられずにいた。


「”凶星爆炎矢エクススターバースト”」


 そう言い放ち、瑠璃は最上級魔法に匹敵しうる程の攻撃を放った。矢の周りにはまるで炎の星が輝いているように見えた。その矢は一方向からだけではなく全方向、八方向から向かっていく。


「がごぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」


 敵はなんとか避けようとしたが全ては避ける事ができずに五つの矢が当たり大きなダメージを受けた。一つの矢が八分の一の威力になっているとはいえ五つ同時にくらえばかなりのダメージになる。


 敵は相当なスピードで瑠璃に襲いかかる。攻撃したのが本体だったようで瑠璃はダメージを受け分身を解く。


「くっ!……終わりよ!″真紅の矢(クリムゾンクレーバー)″!」


 瑠璃は矢に全力の魔力を込め敵に向かって紅に染まった炎の矢を放つ。放たれた攻撃は先程の攻撃を上回る程で総合トーナメントで使用した時よりも威力は上がっていた。


「がぉぉぉぉぉぉお!」

「ふぅ、討伐完了ね」


 敵は避ける事が出来ず瑠璃の攻撃により倒れた。少し傷は負ったものの瑠璃が完全な勝利を納めた。


「瑠璃、傷見せて直すから」

「うん、ありがとうリリス」


 リリスは瑠璃の傷を治癒で直した。


「上出来だな、瑠璃」

「ええ、でも傷を負ってしまったわ」

「少しだけだろ、それに少し前のお前なら今の相手には手も足も出なかったろ」

「そうね」


 オレは言う、瑠璃の実力は短期間で確実に上がっていた。Sランクの災害級、下の方の強さのモンスターではあるが倒せるようになった事は凄いことだ。


「次は三層、やっとオレの出番だな!」

「そうだな、だが油断はするなよ……まあこの層でこのくらいのレベルなら次も負ける事はないだろうが」

「分かってるって」


 それから第三層に向かって歩く。ダンジョンに入ってからここまでで掛かってる時間は一時間にも満たない、戦闘時間よりも移動時間の方に時間を費やしている。


 本来このダンジョンは並のAランク冒険者やSランク冒険者なら攻略するのに最低でも三日はかかると言われている。オレ達のスピードが異常なのだ。


「さてとオレの相手はどんなモンスターかな?」


 第三層に到着してしばらく進むとモンスターが奥から現れた。


「あれは……緑龍グリーンドラゴンだな」

「強いのか?」

「少なくともさっきのよりは強いな」


 現れたのは緑色の龍だった。ドラゴンは色によって強さが異なっている。一番下から蒼、緑、赤、白、黒、金、白金となっていて青がAランク、緑から白が災害級、黒と金が絶望級、白金が終焉級となっている。


「へぇ、それは楽しめそうだな」


 宏太は戦闘態勢に入る。

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