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異世界召喚された俺は最強職を得て無双する  作者: 鬼丸海
第二章 総合トーナメント編

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激突

 試合後、オレは回復魔法で宏太の傷を癒した。ちなみに魔族の件については既に全員に知らせている。


―――――――――――――――

篠原宏太 17歳 男 レベル 63

才職 トリプル魔術王(火・水・風)

攻撃力  2369

体力   2222

俊敏性  2130

魔力   2521

魔法耐性 2006

物理耐性 2113

能力:特魔術・火風水属性適性・氷属性適性・光闇属性耐性・能力向上・麻痺無効•攻撃力強化・俊敏性向上•高速成長・魔力感知・気配感知・言語理解

―――――――――――――――


 そして今は試合が終わり1時間程経っており、表彰式となっていた。表彰されるのは優勝者と準優勝者、3位の者までだ。3位はベスト4の二人が同率という形になる。


 司会の女性により表彰式が始まった。


「ではまずは第3位、リーナ選手、同じく赤羽瑠璃選手は前へ」


 リーナと瑠璃は銅のトロフィーと賞金である金貨三十枚を受け取った。銅のトロフィーは高さ五十センチ程となっていて実に立派なものだった。


「では次に準優勝篠原宏太選手、前へ」


 宏太は銀のトロフィーと賞金である金貨五十枚を受け取った。銀のトロフィーは銅のトロフィーよりも少し大きく高さ六十センチ程となっていた。


「最後に優勝リュウ•セブンスター選手、前へ」


 オレは金のトロフィーと賞金である金貨百枚を受け取った。金のトロフィーは銀のトロフィーより少し大きく高さ七十センチ程となっている。


 しかし今回の大会で、オレ達は大量の金を手に入れる事に成功した。優勝と準優勝、3位の賞金で金貨百八十枚、賭けの方で四十六枚、計二百二十六枚の金貨を手にした事となった。


「おめでとう皆んな」


 全ての表彰が終わるとクレアが姿を現した。


「クレアさん」

「あなた、いつまでその格好でいるつもり?もういいんじゃない?」

「そうですね」


 オレはクレアに言われて変装を解き姿を元に戻した。その瞬間、会場中から驚きの声が溢れかえった。


「おいおい」

「嘘でしょ」

「まさか」


 本当の姿を見せた事でようやくオレの正体に会場の者達は気付いたようだ。あれだけ力を使えば気づかれていた可能性もあったが大丈夫だったようだ。


「まさか、リュウ•セブンスター選手の正体が創造神の七宮龍牙さんだったとは」


 司会の女性も驚いていた。


「クレアさん、早速やり合えるんですか?」

「ええ、準備して頂戴」

「分かりました、ただちに」


 クレアの指示により司会の女性は直ちに準備を始めた。


 そして約十分後、試合の準備が整いオレとクレアはステージにて向かい合っていた。今いるステージは今までのとは違いかなり広くされていて周りにはがちがちの結界が張り巡らされていた。


「それではエキシビジョンマッチ、火炎神クレア•ファーレンローズさん対創造神七宮龍牙さん、始め!」


 試合開始の合図とともにオレは全速力でクレアに近づき全力の拳を放った。ここまで本気で拳を放ったのは久しぶりだった。


「とんでもない威力ね」

「よくいいますよ、そんな余裕な顔で止めておいて」


 クレアは余裕の表情でオレの拳を受け止めていた。予想はしていたがこうも容易く止められてしまうとは。さすがは火炎神といった所だ。


「まずは格闘戦といきましょうか」

「臨むところよ」


 オレとクレアは凄まじい速度で殴りあいを始めた。オレは全力を出しているがそれでも全力を出してないクレアには押され気味でいた。


「宏太、見える?」

「いや、全く見えない」

「速すぎて何がなんだか分からない」

「ほんと、速すぎ」


 この速度、周りの観客は当然のごとく目で追えていなかったがかなりの実力者である宏太達四人にも見えていなかった。つまりこの会場でオレ達の戦いを目で追える者はいないという事だ。


 オレは何ども拳、足で攻撃をするがクレアはそれを全て受け流していて全くダメージを受けていなかった。だがクレアの攻撃にオレは全ては対応できていなくこちらだけがダメージを負っていた。


「ちっ!流石ですね」

「リュウガもなかなかやるじゃない」

「いえ、オレなんてまだまだですよ」


 オレは短期間でかなり強くなったがそれでも自分とクレアの実力にまだ大きな差がある事を理解していた。


―――――――――――――――

七宮龍牙 17歳 男 レベル 84

才職  創造神(神職)

攻撃力  7793

体力   7809

俊敏性  8090

魔力   8339

魔法耐性 7693

物理耐性 7741

能力:魔法創造・武具創造・能力創造・物体創造・状態異常無効・全属性耐性・全属性適性・特魔術・超剣術・超弓術・拳術•錬成・治癒術・反撃•飛行•分身•透明・透過・結界•重力操作•気配感知・魔力感知・神鑑定・鑑定無効・魔力超強化・攻撃力超強化・創造力向上・俊敏性向上・超高速成長・自動治癒・限界突破・言語理解・創造神の加護

―――――――――――――――


―――――――――――――――

クレア•ファーレンローズ 38歳 女 

             レベル 190

才職  火炎神(神職)

攻撃力  17709

体力   16993

俊敏性  17999

魔力   18790

魔法耐性 18390

物理耐性 17003

能力:状態異常無効・全属性耐性・火闇光属性適性・神魔術・超剣術・超拳術・超治癒術・筋力増強•反撃•飛行•分身•透明・無死角•危機感知•超結界•重力操作•転移•瞬間移動•連続当上•擬態•不老•無病•完全記憶•疲労無効•思考加速•運気上昇•気配感知・魔力感知・神鑑定・魔力超強化・攻撃力超強化・俊敏性向上・超高速成長・自動治癒・限界突破・言語理解・火の極意•神装•火炎神の加護

―――――――――――――――


(嘘だろ!)


 オレは神鑑定でクレアのステータスを見て驚愕した。もちろんやばい事は見る前から分かりきっていた。だがこれ程までとは思ってもいなかった。


 ステータスは全てにおいてオレの倍以上、能力も初めて見るものが多かった。


「クレアさん、不老なんですか?」

「あら、神鑑定を持ってるの?やるじゃない」


 クレアの見た目はどう見ても二十代半ばから後半に見える。だが実年齢は三十八歳、これは能力の不老で老いないようになっているのだろう。


「それじゃあ次は魔法戦闘でいきましょう、”獄炎(インフェルノ)”」

「じゃあ私は、”炎嵐(ファイアストーム)”」


 オレは火の上級魔法を放った。対してクレアは火の中級魔法を放った。二つの魔法はぶつかり激しい押し合いをしていた。


「かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


 オレは全力で放っていたが全く押しきれる気配がなかった。それどころか徐々に押されてきた。


「その程度?」

「くそ!」


 基本の威力は明らかに上級魔法である獄炎(インフェルノ)の方が高いはずだが使用者の能力によってそれは大きく変わる。つまりオレが放つ火の上級魔法よりクレアが放つ火の中級魔法の方が威力が上だと言うことだ。


 勝てないと判断したオレはすぐに魔法を解除し上に飛んで避けた。


「これならどうですか……”大海星竜(ダイダルウェイブ)”」


 オレは水属性最上級魔法を放った。前方に津波を発生させるだけでなくその攻撃範囲を極限まで縮める事により威力を押し上げた。


「”真紅の波動(クリムゾンウェイブ)”」


 対してクレアは火属性最上級魔法を放ってきた。その炎は真っ赤に燃え上がり波のうねるような動きを見せオレの魔法にぶつけてきた。


 火属性と水属性、ともに最上級であれば水の方が有利となるが実力差があればそれは簡単にひっくり返ってしまう。現に今、オレは全力で放った魔法を押し返されていた。


「これも駄目か……なら」

「何をする気?」


 オレは現在、右手でこの魔法を放っている。つまり左手は残っている事になる。この左手でやる事は一つ、すかさずオレは魔力を込め始めた。


「”大星渦潮(メイルシュトローム)”」


 オレは残ってた左手から水属性最上級魔法放った。その魔法は大量の水を呼び渦潮を発生させた。この魔法は範囲内のものを魔法だろうが何だろが全てを飲み込むのでこれに大海星竜(ダイダルウェイブ)を飲み込ませその威力を上乗せした。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 威力が上がったオレの魔法はクレアの魔法の威力とほぼ同等になり魔法の押し合いの行方は分からなくなってきた。

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