表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界召喚された俺は最強職を得て無双する  作者: 鬼丸海
第二章 総合トーナメント編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/98

リリスの成長

 時はリリスが敵を無力化した瞬間に戻る。


 オレはリリスがあのSランクモンスターである巨大象(ヘビーモス)を容易く倒した事にいまだ衝撃が残ったままであった。少なくとも昨日の時点ではこんな事は出来なかったはずなのだ。


―――――――――――――――

リリス 16歳 女 レベル 45

才職 聖治癒師

攻撃力  605

体力   912

俊敏性  636

魔力   1120

魔法耐性 902

物理耐性 922

能力:治癒術・水光属性適性・火水闇属性耐性・自動治癒・体力上昇・魔力超強化・思考力強化・気配感知・魔力感知・高速成長・言語理解

―――――――――――――――


 ステータスから見てもリリスの成長は明らかだった。既に魔力は1000を超えるまでになっている事もあるが魔力強化が上位の魔力超強化になっている。これはオレもまだ習得していない能力だ。創造しようと思えば出来ると思うが相当難しいだろう。この能力のおかげで先程のような事が出来たのだろう。


「リリス……お前既にAランク……いやもしかするとSランク冒険者レベルだぞ」


 オレから見ても、いや誰から見てもリリスは明らかにCランク冒険者では収まらないレベルに達している。


 今回倒したモンスターはSランクモンスターの下位レベル、Aランク冒険者でも倒せない事はないがそれでもかなりの苦戦を強いられる事になる。それを倒したとなると最低でもAランクは確実だ。


「そうかな?」

「ああ、明らかにそのくらいのレベルだ」

「私も強くなれたってことだね」


 今のリリスの成長速度は他の三人よりも明らかに速かった。オレは一番最初に神職者になり得るのはリリスではないかと思い始めていた。


 それからオレ達はまた次のフロアへと足を進め始めた。


 あれからニ時間以上が経っていた来綺達との集合時間まで後二時間弱といった所だろう。


 現在は第二百二十フロアまで来ていて今戦っている相手は魔族、一番下の下級魔族(レッサーデーモン)だ。強さの程は巨大象(ヘビーモス)中級魔族(ミディアムデーモン)の間くらいといった所だろうか。


「魔族といっても所詮下級魔族(レッサーデーモン)ごときじゃ今の俺の相手にはならないな」


 今敵と戦っているのはオレ、リリスには百八十フロアまでは先程敵を倒した方法で戦わせていたがそれ以降は敵にリリスが支援魔法を使っても許容量を超えなくなりかえって敵を強くしてしまうのでオレが戦う事にした。


 だが、リリスも何もしていないわけではない。二百フロアまではオレの支援をしてもらっていたがそれ以降のフロアからはメインの敵と周りにCランク程の雑魚モンスターが現れるようになったのでそちらの相手をしてもらっている。


「壱の型……”暁闇(ぎょうあん)”」


 オレは手にした聖剣デュランダルで留めを刺し勝負を決めた。


「リリス、そっちも終わりか?」

「うん、楽勝」


 オレがリリスの方を見ると向こうも丁度終わった所だった。倒れている敵の状態を見る限りリリスは新技を既に上手く使いこなせているようだ。


「二時間もないだろうが最低でも後三十フロアは登りたいな」

「そうだね、敵の強さにもよるけどリュウガなら余裕でしょ?」

「まあな」


 リリスの言うようにオレにはまだまだ余裕があった。今のフロアの敵も余裕で倒せていた、いつになったら歯応えのある敵が現れるのかオレはそれだけを考えていた。


 それからは魔族との連戦、二百三十フロアまでは下級魔族(レッサーデーモン)、二百四十フロアまでは中級魔族(ミディアムデーモン)との戦いとなった。


 オレが前に中級魔族(ミディアムデーモン)と戦った時はランク昇格試験の時、最初は苦戦を強いられ結局死んでしまったがすぐに復活しその後は圧倒していた。あの時は最上級魔法を使わないと殺せなかったが今となっては上級魔法で殺せるようになっていた。


 そして現在二百四十一フロア、残された時間は三十分程しかなかった。


「でかいな」


 今、オレの目の前にいたのは全長二十五メートル程の巨大な龍だった。その大きさはこの前ダンジョンで戦った龍よりもさらに大きかった。


―――――――――――――――

赤龍(レッドドラゴン) レベル 88

種族  龍族

攻撃力   2239

体力    2623

俊敏性   2009

魔力    2710

魔法耐性  2333

物理耐性  2139

能力:全属性耐性・火光闇属性適性・攻撃力強化・魔術・魔力強化・鑑定・気配感知・魔力感知・自動治癒・状態異常無効

―――――――――――――――


 そのステータスは中級魔族(ミディアムデーモン)よりも高くなっていて全てが2000を超えている。


「へー、中々のステータスだな……ま、俺の敵ではないが少しは楽しませてくれよ」


 そう言ってオレは戦闘を開始した。開始早々敵は火属性中級魔法である”蒼白炎(セイントファイア)”を連続して打ってきた。蒼白い炎がオレの方へと何発も向かってきた。


 だがオレはその攻撃に驚きはしない。向かってくる炎に一度も当たらず全てバリアで防ぎ切った。


「そんな攻撃では俺は倒せないぞ!さぁお前の最高の攻撃を俺に向かって打ってみろ」


 オレは敵に自身が持つ最高の魔法を撃てと言い放った。すると次の瞬間、龍はそれに答えるかのように口辺りに凄まじい程の魔力を込め始めた。おそらくこれが敵の最高の攻撃魔法なのだろう。


「では俺も」


 オレは敵の攻撃を迎え撃つために身体の前に魔法陣を展開させそこに魔力を込め始めた。その魔法陣はすぐに赤く光だし、魔法発動の準備が整った。


 敵も準備が完了し、次の瞬間両者がほぼ同時に魔法を発動した。


「”炎帝(アヴァロン)”」


 オレは火属性最上級魔法を放った。この魔法の炎は実に約三千度に達しておりこれをまともに受けてしまえば相手は骨も残らないだろう。


 対する敵の魔法はオレと同じく火属性最上級魔法であり魔法名は”高熱焼蒼炎(クリムゾンノート)”、蒼白い炎が発せられており触れたものを焼き尽くすまでその場に留まる魔法だ。その温度は数千度になると言われている。


 だがオレはそんな魔法を軽々と押し返していた。ともに火属性最上級魔法だがオレは敵のステータスを遥かに上回っている。僅差ならともかくこれ程離れていては勝負にならなかった。


「終わりだ!」


 オレと敵の魔法の撃ち合いは時間にしてみればほんの数秒だけ、それだけの時間で勝負が決まった。魔法をもろに喰らった敵は物凄い悲鳴を上げていたが次第にその声は消えてついには骨も残らず消えていった。


「さすがだねリュウガ」

「まあな、しかしまだ俺の敵になる奴は現れないか」

「三百フロア辺りからじゃない?」

「いや、俺はどんどん成長しているそこに着くときにはもうそのフロアのモンスターも相手にはならないだろう。そうなってくると三百五十フロア辺りだな」


 オレは今もなお成長している。そしてこの無限タルタロスでのレベルアップは相当効率がいい、現にオレもリリスも今まで以上の速度でレベルアップしている。


「そろそろ時間だし帰るとするか」

「うん」


 オレとリリスは忘れずにセーブを行ない、無限タルタロスを出て行った。


「まだ戻っていないみたいだな」

「時間まではまだ少しあるからまだ中にいるんじゃない?」


 現在の時刻は午後五時四十分、時間まではまだ二十分あった。おそらく時間いっぱいまで特訓をするつもりなのだろう。


 オレ達が来綺達の帰りを待つ事二十分、集合時間ぴったりに三人が無限タルタロスから出てきた。


「よう、待ったか?」

「ああ、それよりどうだった?」

「かなりいい練習になったわ」


 三人の表情を見る限り相当レベルアップしてきたのだろう。


「さて、腹も空いたしどっかで飯食って帰ろうぜ」

「うん、もうお腹ぺこぺこ」


 それからオレ達は無限タルタロスを後にして飲食店へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ