第九話 小鬼と簒奪
ちょくちょく出てくる能力値というのは、ステータスとスキルポイントの総称です
「なんで私ここにいるんだろう」
そう言って辺りを見回す。ここはどう見ても小さい頃に何度も来た曾祖母の家だ。曾おばあちゃんは今いないのかな? そう思い、曾祖母宅内を歩き回り曾祖母を探した。その途中、異常な喉の渇きに襲われた。水を取る為、急ぎ冷蔵庫を開けたが、その中身は空っぽだった。喉が渇き過ぎてどうにかなりそうな頭を必死で回し、机にあった私の財布を持って家から出て自動販売機に向かった。自動販売機に着くや否や、私は五〇〇ミリリットルの水を二本買い、一気に飲み干した。そのお蔭か、喉の渇きは徐々に治まっていった。そこで気付いたのだが、何故か私の体が高校生くらいの男子のものになっていた。道理で身長の低い私の指が、一番上の段にある水のボタンに届いた訳だ。
それから少しして、自動販売機からの帰り道、何処か違和感を感じた。何か、いつもとは雰囲気が違うような……。そう感じてしまったら、もう抗えない。私は徹底的にその違和感の正体を探った。……そう言えば、普段ならここには猫が数匹いた筈だ。それに、近くには雀や鳩の一羽さえも見当たらない。そこで俺は、周囲に動物の、人の気配が殆どしない事に気が付いた。ここは普段ならば、御年寄の方がそれなりに闊歩しているのだが、今はその予感すらも感じさせない程、静まり返っている。
「おわっ!?」
急に足許に力が加えられ、俺は体勢を崩す。力の流れた先を見てみると、そこには全力で走っている一匹の黒猫がいた。その姿はまるで、何か大きな存在から必死に逃げているかのようだった。そこでふと、思い至る。彼等は本当に逃げているのではないか? そう考えて、俺は先の黒猫が来た方向へと歩を進めた。
進んだ先は路地裏。普段ならば通るどころか、覗く事すらしないような、湿っぽい場所。それなのに、今はその奥が無性に気になってしまう。俺は躊躇いもせず、建物と建物の隙間の影へと潜っていく。そして、奥、行き止まりまで着いた俺は見てしまった。穴。そうとしか表現しようがない程に深く、黒く、人一人なんて余裕で入ってしまえる位の穴が、“路地裏の行き止まり”という狭い空間の、そのど真ん中に空いていた。一体何故そんなものが? そんな事を考える暇もなく、その穴の中から白い何かが押し出されるようにして出てきた。よく見るとそれは、俺と同い年程度の、とても可憐な少女だった。少女が穴に向けて手を翳す。すると、どうやったのかは分からないが、その穴が段々と閉じ始め、やがては何事も無かったかのように穴は完全に塞がれ、元の路地裏に戻っていた。
持病の厨二病のせいか、俺はその一連の光景に見入っていた。俺は、魅入られていた。彼女の魔法のような超常の力に。そして何より、彼女自身に。陰から覗く視線に気付いたのか、彼女は突然こちらを振り向いて言った。
「誰かいるの?」
バレた!? お、おち、おちちち、落ち着け俺。俺は別に疚しい事なんて何一つないじゃないか。それならいっその事、このまま出ていこうか。そう結論を出し、俺は彼女の目の前まで歩んだ。
「べ、別に怪しい者じゃありません」
そう言って改めて彼女の顔を見た瞬間、猛烈な痛みが俺を襲った。痛みの中心である自身の胸部を見てみると、何故か袈裟懸けに切り裂かれていた。そして気が付くと、辺りはジメッとした裏路地から爽やかな風が気持ちの良い草原へと変わっていた。疑問に思いつつ彼女の方へ向き直ると、彼女はその月明かりのように美しい髪を靡かせ、輝く蒼色の瞳を細め、その白く透き通った肌で俺の返り血を浴びながら、悍ましいまでの恍惚とした笑みを浮かべていた。
……そうだ、思い出した。何で、何でお前は俺を殺したんだ。クソッ!! 俺達は仲間じゃなかったのかよ! どうしてなんだよ……。アル……テ……ア……。
◇◇◇
目が覚めるとそこは、知らない天井だった。それもそうだろう。昨日から王城に住み始めたんだから。
私は買い物兼調査(?)から帰った後、色々あったことによる疲労からか、すぐに眠ってしまった。メイド曰く、昨日は勇者を歓迎する晩餐会を行っていたらしいのだが、寝顔がとても気持ち良さそうだったから起こさなかったと。その気遣いのお蔭ですごく助かった。何故なら、その会に出ていたら、必然的にあの国王と対面せざるを得なくなるからだ。正直、国王には二度と会いたくない。ばったり会うリスクがあるから、できれば一刻も早く国を出たいけれど、神凪さんにああ言った手前逃げ出すようなことはしたくない。いっその事問題起きてくれないかなぁ。そうすれば何の柵もなく国を出れるんだけど……。
心の中で愚痴りつつ、目を擦って伸びをする。その後、カーテンを開けて陽の光を一身に受ける。とても気持ち良い朝……と、いけたら良かったんだけどね。眠ってる時に何か変な夢を見た気がして、どこか頭がスッキリしない。こんな時は何かして気を紛らわそう! ということで、いつの間にか入ってきていたメイドが持ってきた朝食を摂り、諸々の準備をしてから外へ向かう。
今日は王都近郊のラグムの森に足を運ぶ。理由は<原点回帰>の実験だ。いざ実戦で使ってみて効果無しでした──じゃ話にならないからね。今回の動機を再確認しつつ、マップで道を確認し南門へ向かう。南門に着いて門を潜ろうとしたら、巨漢でケツアゴの門番に止められた。何故?
「通行料を払え」
街を出るのにも金取るのかよ! まあ仕方ない、大人しく払うか。
「いくらですか?」
「一六〇〇Gだ」
高っ!? これを往復で払うと、貰ったお金ほとんど無くなるんだけど。うぅ……郷に入れば郷に従え。ここは甘んじて受け入れよう。私は徐ろに懐に手を入れら、<無限収納>から一六〇〇ゴールドを取り出す。こうすることで、懐から取り出したように見せかけることができる。取り出したお金を門番に渡せば、『出』と印の押された門の通行許可証が渡されたので、時間を無駄にしまいと足早に森へ向かう。
城壁から三〇〇メートル程歩いたところで、ラグムの森の入口に着いた。今回は使ったことのない<原点回帰>の実験だから、常に周りを意識しておかないと。通常、神呪は発動するのに少しだけその神呪に意識を向ける必要がある。その為、戦闘で神呪ばかりを使いすぎると、逆に命取りになる危険がある。なので、今回の実験は、戦いながら神呪を自然に扱えるようにする為の練習でもある。いくらステータスが高くても、人間、死ぬ時は死ぬのだから。
気を引き締めて森の中へ足を踏み入れる。森の中に入ったことで私のいるエリアが変わった為、今までも隣接エリアとして表示されていたけれど、改めてマップを確認し直す。近くに何体か魔物がいることを確認し、その中で一番ステータスの低い魔物の下へ向かう。その魔物のステータスがこれ。
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Lv.4/30(68/200)
種族:小鬼族
階級:F-級
HP:36.4/36.4
MP:39/39
腕力:13 +5.2
防御:16.9 +6.76
魔力:9.1 +3.64
抵抗:7.8 +3.12
速度:20.8 +8.32
装備:棍棒【一般級:F-】
能力:<身体強化Lv.1><魔力強化Lv.1><棒術Lv.1><繁殖Lv.1>
称号:<魔物殺し>
備考:主に森や洞窟に生息する人型の魔物。
かなり弱い為、孤立している個体なら一般人でも倒せる。
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<魔力強化>
魔力・抵抗のステータスに(スキルレベル×0.4)掛けた値をプラスし、魔力を感じる第六感の感度を上昇させる。
<棒術>
棍棒や金棒等の扱いに関するスキル。
レベルが高い程補正率が上がる。
<繁殖>
小鬼族や豚頭族等が持つスキル。
所有者と配偶者の種族関係無く子孫を残せる。
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ステータス差が開きすぎてイジメみたくなってる。言っておくけど、イジメじゃないよ。狩りないし実験だよ。あ、マップで見てみたらこのゴブリン以外のゴブリンはほとんど一箇所に集まってる。しかも集落っぽいものもできてる。すまんが私の糧になってくれ。てことで、一番近くにいるゴブリンを倒したら、次はその集落らしき場所に行こう。
三〇秒程走ったところで、対象のゴブリンを発見した。
「グギャァァ!!」
ゴブリンは私を視認するや否や、いきなり飛びかかってきた。私はゴブリンが半径二メートル以内に入ってくるのを待ち、入ってきた瞬間に<原点回帰>を発動させる。射程二メートルと、かなり短い為、<原点回帰>の発動直後に棍棒による攻撃が飛んできたが、それを透かさず無駄の少ない動きで躱す。HPを減らして殺してしまわないように、できるだけ慎重にステータスを奪っていく。一部要らないものもあるけれど、スキルも一緒に貰っていく。
「グギ……!」
ゴブリンはステータスが奪われて思うように動けないらしく、最初よりも高い頻度で隙を晒す。この状況の中防戦しかできないのは時間が勿体ない気もするが、攻撃したい思いをグッと堪え、ゴブリンに対峙する。実際ゴブリンと戦うよりもこっちの方が辛い。それでも一応油断はせずに、マップで魔物が近寄って来ていないことを確認しつつ、常に二メートル以内にいるゴブリンの攻撃を躱す。
…
……
………
そろそろステータスが全て奪い切れるので、神呪と武器を併用する練習をする為に、ゴブリンの攻撃に対して、<無限収納>にしまっていたククリによるカウンターで、ゴブリンが振るった棍棒を受け流し、ゴブリンの首に向かって峰打ちをする。
「カハッ!」
私が放ったカウンターによりゴブリンは地に伏し、丁度そのタイミングで全てのステータスを吸い終わった。
【対象:霧矢冴智が小鬼族を倒しました。】
【経験値を1入手しました。】
【対象:霧矢冴智が称号<魔物殺し>を取得しました。】
【称号<魔物殺し>を取得した事により、スキル<身体強化>スキル<魔力強化>を入手しました。】
脳内アナウンスが流れたことでゴブリンの死亡を確認する。ステータスが低いから四〇秒くらいで倒せちゃった。しかも、新しい称号とスキルが手に入った。これはまた後で確認し直そう。
私は今後の財源とする為、ククリでゴブリンの胸部を割き、魔石を取り出す。返り血が掛かるのは嫌なので、ゴブリンをうつ伏せにした状態で作業を行う。魔石を取り終わったゴブリンは<無限収納>に収納しておく。序でに棍棒も一緒に収納しておく。……あ。やってから気付いたけど、ゴブリンの死体をそのまま入れて、<無限収納>の“統合分離”機能を利用して魔石を取り出せば良かったじゃん。まあいいや、次からはそうしよう。
奪ったステータスが加算されてるかを確認したら、ちゃんと加算されていた。じゃあ今からゴブリンを殲滅しに行こうか。
…
……
………
最初のゴブリンを倒した後、マップに従って私はゴブリンの集落に向かっていた。案の定、道中にもゴブリンが数体いたが、どれも腱を切り喉を潰してからステータスを奪うことで対処した。ステータスを奪った後の抜け殻は<無限収納>に入れて、魔石と死骸に分離してから別けて管理している。
少し走ったところでゴブリンの集落に到着した。集落はそこまで大きい訳ではなく、家が九軒、マップで確認すれば、集落にいるゴブリンは全部で五〇体もいないと分かる程度だった。そして、その集落の中心に一際大きい家があった。マップで中を覗いてみると、そこには普通ではないゴブリンが数体いた。ステータスはお楽しみ的な感じで後で見ようか。勝てないようなら王都に戻ろう。今日はまだ一回も<テレポート>を使ってないから、逃げることは難しくはない。
私は集落にある一軒の家へ向かう。これからやることは、ゴブリン側からすると相当悪逆非道だと思う。が、仕方がない。私の今後と命が掛かってるんだから。そもそもゴブリンは魔物だから、ここで私が見逃しても、結局王都にいる冒険者に殺されるのがオチなんだよね。なら、私の糧になってくれた方がこっちとしては嬉しい。ステータスも魔石も入手できて一石二鳥になるんだから。それに、私がこの森のゴブリンを一体も逃がさなければ、人間に対するゴブリンからの禍根は生まれない。魔物は魔力が満ちている場所ならどこでも自然発生する上に、ゴブリンは特に湧きやすい種族らしいから、生態系的にも特に問題は無いはず。ある程度の理論武装は済んだ。……じゃあ、始めようか。
そう意気込んで、私はゴブリンの家屋一軒一軒に土足で踏み入り、そこの住民の腱や喉を潰しては、<原点回帰>で能力値を奪って殺害していく。ほとんど搾りカスとなった死体は、<無限収納>に入れて分離してからそれぞれの収納先へと送った。そこに男や女、大人や子供などの区別はなかった。私は今、ただひたすらにゴブリンの生活圏を土足で踏み躙り、そこにある命と金目の物を奪い尽くす、ある種の強盗、盗賊だ。客観的に並べると悪魔にしか見えないんだけど。いやまあ実際そうなんだけどね?
まあ、収穫は沢山あった。ゴブリンの死骸と魔石が現在四二個ずつ、ゴブリンの家に置いてあった武器が九つだ。この辺の物は売ればお金になるだろうから、お小遣い稼ぎとして定期的に森に入ろうかな、と思った。
さあ、他のゴブリンの処理は終わったことだし、本命の討伐に行こう。これがそのゴブリンのステータス。
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Lv.8/15(69/400)
種族:小鬼法師
階級:F級
HP:66.3/66.3
MP:137.7/137.7
腕力:20.4 +8.16
防御:23.8 +9.52
魔力:59.5 +23.8
抵抗:49.3 +19.72
速度:32.3 +12.92
武器:魔法の杖【一般級:F-】
能力:<身体強化Lv.1><魔力強化Lv.1><MP自動回復Lv.1><棒術Lv.1><光魔法Lv.1><魔力操作Lv.1><繁殖Lv2>
称号:<魔物殺し>
備考:小鬼族が<魔力操作>を持った状態でLv.10以上になると進化出来る。
基本属性と希少属性の内の一属性の魔法を操る。
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Lv.5/15(244/250)
種族:小鬼法師
階級:F-級
HP:64.4/64.4
MP:100.8/100.8
腕力:16.8 +6.72
防御:23.8 +9.52
魔力:29.4 +11.76
抵抗:32.2 +12.88
速度:30.8 +12.32
武器:魔法の杖【一般級:F-】
能力:<身体強化Lv.1><魔力強化Lv.1><MP自動回復Lv.1><棒術Lv.1><水魔法Lv.1><魔力操作Lv.1><繁殖Lv2>
称号:<魔物殺し>
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Lv.12(21/600)
種族:小鬼呪術師
階級:E-級
HP:255.78/182.7 +73.08
MP:752.64/537.6 +215.04
腕力:48.3 +38.64
防御:67.2 +53.76
魔力:186.9 +74.76
抵抗:214.2 +85.68
速度:88.2 +70.56
武器:呪術の杖【一般級:F-】
能力:<身体強化Lv.2><HP自動回復Lv.1><MP自動回復Lv.1><闇魔法Lv.1><魔力強化Lv.1><魔力操作Lv.2><HP増加Lv.1><MP増加Lv.1><呪術Lv.1><繁殖Lv.2>
称号:<魔物殺し><魔物の殺戮者><最終進化者>
備考:小鬼法師が<魔力操作Lv.2>以上と<呪術>を所持した状態でLv.15になると進化出来る。
姑息な手を好む。
自然発生しない魔物の一種。
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<HP自動回復>
回復スキル。
所有者のHPを秒間最大HPの(スキルレベル×0.1)%回復する。
<MP自動回復>
回復スキル。
所有者のMPを秒間最大MPの(スキルレベル×0.1)%回復する。
<魔力操作>
魔力の制御を補助する。
<水魔法>
水属性の初級魔法スキル。
Lv.MAXになると中級水属性魔法<水流魔法Lv.1>が派生する。
<闇魔法>
闇属性の初級魔法スキル。
Lv.MAXになると中級闇属性魔法<暗黒魔法Lv.1>が派生する。
<HP増加>
強化スキル。
HPのステータスに(スキルレベル×0.4)掛けた値をプラスする。
<MP増加>
強化スキル。
MPのステータスに(スキルレベル×0.4)掛けた値をプラスする。
<呪術>
特殊魔法スキル。
対象に負の状態異常を掛ける。
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おお、新スキルがいっぱいだ。ステータスは特に問題は無いから、今から特攻しても良さそうだね。本来なら最悪の手段だけど。魔法は初見な上、魔法戦自体も初めてだから、最初は様子見しようかな。じゃあ、突撃開始! 私はシャーマン達がいる家の入口から思い切り入った。辺りがほとんど無音だったせいか、シャーマン達は反応が遅れた。その隙に私はシャーマン達の手足の腱を切る。こいつら以外のゴブリンは、全員見回り兼見張りに出ていていない為、喉は潰す必要はないが、魔法には詠唱が必要らしいので一応喉も潰しておく。様子見? ああ、質屋で買い取ってくれたやつのことね。
一応マップで辺りの確認を取りつつ、<原点回帰>でシャーマン達の能力値を奪っていく。すると突然、シャーマン達が持つ杖の先に半径二〇センチメートル程の魔法陣が三つ浮かび上がった。魔法陣は灰色の光を放っており、時間が経つ毎にそれぞれ金、青、黒色の光に埋め尽くされていった。私はこれを魔法の“詠唱”だと予想し、速やかに家具の裏側に隠れる。杖の先にある魔法陣からは、それぞれ光、水、えーと……闇? の玉が放たれた。闇の玉って何ぞ? 放たれた魔法は私が隠れた家具に当たり、家具はその威力に耐え切れずに崩壊した。まじかー。詠唱が詠唱していない件について。どうやら、この世界の魔法の詠唱というのは、発動までの待ち時間のことを意味するらしい。今の私には魔法を妨害する術が無いから、取り敢えず杖だけ没収して、魔法は放置するしかないかな。こうしてる間にもシャーマン達は詠唱をし始めている。対処法が無いって本当に面倒くさい……。
…
……
………
適当に魔法を避けつつ、能力値を奪っていくこと約一〇分。
【対象:霧矢冴智が小鬼法師を倒しました。】
【経験値を1入手しました。】
【対象:霧矢冴智が小鬼法師を倒しました。】
【経験値を1入手しました。】
【対象:霧矢冴智が小鬼呪術師を倒しました。】
【経験値を1入手しました。】
遂に、私は面倒な敵を倒すことに成功した。
修正 2021/10/02
ゴブリンにセリフを追加
修正 2021/10/04
<魔力操作>の効果を追加
修正 2021/10/20
小鬼呪術師の階級をF+からE-に変更
修正 2021/10/25
細部の修正
<魔力操作>の説明の変更
修正 2021/10/26
主人公に称号を追加
修正 2021/11/16
誤字修正
修正 2022/01/26
<呪術>の説明を修正
修正 2022/02/03
<呪術><魔力操作>の説明を修正
修正 2022/02/18
小鬼達に称号<魔物殺し>スキル<魔力強化>を追加し、それらをステータスに反映
修正 2022/04/03
誤字修正
修正 2022/04/04
階級の修正
修正 2022/04/15
<光魔法>の魔法陣の色の修正
小鬼達に成長限界を付加
修正 2022/05/27
文章の一部修正
修正 2022/06/12
誤字修正
修正 2022/07/01
誤字修正
修正 2022/10/31
加筆修正
修正 2022/11/03
誤字修正
修正 2023/01/19
誤字修正
修正 2023/04/18
誤字修正