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俺は絶対に世界を見ない。  作者: 灰羽 中也
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ぷろろぉぐ


俺はレンズが嫌いだ。

ルーペだとかなんだろうがコンタクトでさえ大っ嫌いだ。

だってあいつらは見たくないものを見せようとする。

汚いものだとか間違ったものだとか。


俺は目が悪いけれどメガネなんてかけない。コンタクトだってかけてやるもんか。

現実なんて見る必要はない。

多少ぼやけているけれど生活には支障はない。

だから、このままでいい。

世界には自分だけでいいし、他に何もいらない。


そうだ、きっとそうだ。

この世には綺麗なものなんてないし、見るべきものもない。

見たくないものをもし見てしまっても、よく見えなければすぐに忘れられるし、そうだ。これでいいんだ。


俺はレンズが嫌いだ。

でも特にカメラが嫌いだ。

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