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崩壊の連鎖 連鎖する破壊活動


 翌日の登校直後の教室。

 チャイムが鳴って暫く経っているので、全生徒は既に席に座って待っているが、先生はまだ来ていない。

その為、生徒たちが無駄話を始める。


「先生休み?」

「自習ヤッター。なにして遊ぶ?」

「なにして遊ぶってお前、小学生かよ。俺はこんな事もあろうかと、少年マンガ雑誌を持って来てるからな」

「それ今日発売のヤツじゃん。買ってきたの間違いじゃね?」


 美咲も哲平に話し掛ける。


「おい、聞いたか?」

「いや。初耳だよ」

「まだ何もいってないよ」

「美咲さんは、いつもいち早く情報を仕入れるから、きっと初耳だよ」

「ふふふ。まあそうだな。二次元巨乳派のご神体が破壊されたらしい」

「でも二次元巨乳派のヤツってパソコンから印刷しただけモノでしょ。印刷すれば済むんじゃないの?」

「そうなんだけど、ショタ君の件といい、これはいよいよ大変な事になってきたな」

「それにしては嬉しそうだね」

「うれしいよ。哲平が撒いた種が、事件にまで発展しているんだからな」

「広げたのは美咲さんでしょ」

「広がったからいいんだろ。恐れずに早く行動して早く間違いに気が付く。

恐れるなんて頭のいい奴のする事だ。バカは間違える事を恐れてはいけない。

バカが間違える事を恐れたらなにも出来ない。

もっとも、間違いに気付かないで過ちを繰り返す様な真のバカであってはならないがな」

「やっぱり美咲は凄いな。僕なんかとは違って、しっかり考えてるんだな」

「ふふん。関心してばかりではなく問題の沈静化も考えないとな。

しでかした事にけじめをつけないといけないからね」

「犯人捜し……かな? ハードル高いな」

「じゃあ。私が手伝ってやるよ」

「知能の差から僕が手伝いになりそうな気がするけど……」


 苦笑いを浮かべる哲平。


 廊下側に座っているモブ生徒の

「鏡山先生きたよ」

の声で教室が徐々に静かになる。

教室に入ってきた鏡山先生はとても不機嫌な顔をしている。


「最近、学校内で他人の物を壊している奴がいるらしい。

心当たりのある人は私のところに来い。

 はあ、お前ら少しは学業に専念したらどうなんだ。

大体お前らは何しに学校に来ているんだ……」


 鏡山先生の説教が始まり、美咲が

「また、説教で授業を潰すのか」

と鏡山先生を睨み呟く。


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