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宗教の崩壊 エロ神教文化の破壊


 貼り紙の一件の翌日。

 いつもの様にギリギリで登校してきた哲平と晴奈をショタ君と班目と森迫が待ち構えていた。

 ショタ君は破かれた紙とノートを哲平たちに突き出して

「哲平君。犯人を知らないかな?」

と困った顔で尋ねる。それらは前にショタ君が二次元派のご神体を描い紙と、マンガを描いたノートだった。


 哲平は

「これは酷い。だが申し訳ないが心当たりはない」

と言い、晴奈も

「同じく」

と続く。

 哲平が

「美咲さんは?」

と言い、先に教室に入っていた美咲を見ると、美咲は

「知らない」

と良いながらもニヤニヤと笑っている。

 ショタ君は美咲の顔に不信感をぶつける。


「美咲さん。本当に知らないの?」

「知ってたら聞かれるより前に教えるわよ。私好みのネタだし」


 それでも疑いの目で見続けるショタ君。だが哲平は美咲の主張にうんうんと頷く。


「それもそうだね」

「哲平、その話に同意されても傷つくんだけど」

「ごめん」

「気にしないでいいよ。特別に許してアゲル」


 ショタ君が誰に言うでもなく、

「今は犯人を捜すのが優先だよ。

如何なる事があろうとも破壊は文化に対する侮辱でしかない。僕は犯人が許せないよ」

と言うと班目以外の全員が頷く。班目は、

「二次元巨乳派の仕業では?

唯一神を崇拝するキリスト教とイスラム教が対立しているけど、多神教とは対立していない様に、宗教対立は近しいところから発生すると思う。

だとするなら二次元派から分裂した二次元巨乳派が一番怪しい」

と自論を展開するが、それに対して美咲が言葉を返す。


「時期的に考えると、ショタ君と武冨君の関係を暴露……じゃなかった腐った内容の貼り紙が、事件に関係している可能性が高いんじゃないかな?」

「ど、どちらにしても報復をするべき!」


 班目の暴言にショタ君は

「班目さんの気持ちは分かるけど、破壊からは何も生まれないよ。

抗議はするけど破壊活動はしちゃダメだよ」

と言う。

 ショタ君の言葉に森迫からは

「ショタ君はやっぱ優しいなー。誰かと違って」

と言われ、班目からは

「ショタ君オトナー」

と言われる。まるでショタ君を引き立てるシナリオがあるかの様だ。

 その上、美咲から

「哲平もこのくらい人が出来ていればいいのだがな」

と皮肉を言われ、哲平は不満げな顔を美咲に向ける。


「嫉妬心から犯行に及んだという線もありそうな気もする」

「哲平……それは自白か?」


 哲平が美咲に反論しようとした時、晴奈が怒りながら哲平を擁護する。


「それは絶対にありえない。

だって私と哲平君は誰よりも遅く登校し、誰よりも先に下校しているから、そんな事が出来るタイミングがないよ。

それに哲平君がそんな事をしようとしたら、常に一緒にいる私が止めるから。常に一緒にいる私が止めるから。大事な事なので二度言いました!」


 流石に言い過ぎたと思ったのか済まなそうな顔で美咲は

「すまん。確かに犯行を行う機会はなさそうだ」

と謝った。


「ほぉ。犯行がどうしたって?

 チャイムが鳴っているんだからさっさと席につけバカども」


 いつの間にかチャイムが鳴っていたらしく、鏡山先生が来ていた。


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