第3話 凶悪!幼いバッファローを惨殺! ライオンによる集団リンチ殺牛事件の全貌を追え!! 報道編
とある星のとある建物の中にある部屋。
動きと熱があるが人のいない部屋で鉄と電気の芸術品であるロボットが
「午前7時。ニューニュースが始まるのでテレビに電源を入れます」
家事遂行ロボットであるKF4はいつもご主人様が欠かさず見ていたテレビ番組の時間になったので電源をつけチャンネルを合わせた。
「朝一番に新鮮情報をお届け、ニューニュースの時間です」
キャスターロボットとアナウンサーロボットが声を寸分たがわず揃えてる。
誰も見ていない虚空の番組を彼らはこなしていた。
「先月起きた非常に悲しい事件の判決が昨日ついに下されました」
キャスターロボットの声とともにテレビ画面が切り替わる。
「先月15日に起きた惨劇は犯人の特別少年院への3年の服役という結果に終わった。われわれは独自の調査で犯人の素性に迫った」
というナレーションの後に15秒のCMが流れた後
「5歳という幼さで殺人を犯した少女に一体どんな闇があったのでしょうか? 」
ナレーションの後、無駄にホラーな効果音とともに[クイーンと両親の関係]と文字が出た。
「クイーンには両親と2人の兄弟おり。しかし父親には複数の愛人がおりクイーンの母親もその内の1人だ。また、父親はいつもそこらへんをうろつき喧嘩に明け暮れていたという。さらにクイーンの母親や姉妹や異母姉妹はいくつもの殺人事件を引き起こしていたという」
ナレーションが流れる終わると
「いま、クイーンの父親の前にいます今からインタビューをしてみないと思います」
とキャスターロボットが寝転んでいる雄ライオンつまりクイーンの父であるアフロに声をかけると
「ガオー! 」
アフロが遅いかかってきたが、簡易バリアにより防がれた。
「このように非常に危険な人物です」
「最近こういうのが多くて怖いですね〜」
とゲストロボットが言うと
「最近殺人や強姦や育児放棄、浮浪者の徘徊またその原因とされている人間の凶暴化共に低知能化が一気に発生しており、政府には素早い原因解明が戻らられています」
と評論家ロボットがしめると。
「それでは次のニュースです。先月から総合銀河動物園の動物が全て消えるという怪事件に進展がありました」
ニュースはいつも通り終了時間の午前9時まで続いた。