あとがき
紺碧の採掘師を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
1話当たりの文字数が4000字だったり1万字超だったり文字数が安定しない連載で、連載ごとに読んでらっしゃる方からすれば「今日は一体、何文字なんだ」とドキドキしたかもしれませんが(ってアナタ)、私も掲載準備するのに「今回は何文字なんだろう」と結構悩んでおりました(笑)。なにせこの作品は「シナリオ版」を小説にリニューアルしたものですので、元のシナリオの区切りに合わせたり統合したり、色々考えてこんな感じになったのですが、……流石に1万字近い話が何話か続いた時には掲載する準備もタイヘンでした(汗)
なにせ私は長年、小説を読んで来なかった人間ですので(……エッセイとか実用書とか、小説以外の本は多々多々読むんですけど)、小説の書き方がイマイチ分かっておらず、散々悩みながら小説版にリニューアルしてたんですが、自己流の書き方とはいえ毎回、何とか読みやすくなるように工夫しながら書いていたので、最終話に近付くにつれて改行の仕方などが読みやすくなったのではないかと……、思います(タブン)。小説を書くって本当に難しいですね!
読みにくい箇所、分かりにくい部分も多々あったと思います。まぁ後で、自分で気づいた部分に関してはちょこちょことサイレント修正(コッソリ修正)しときますから(^^;
ここでちょっとこの「紺碧の採掘師」という作品について語りますと
元々この作品は2016年末に「自分が描く漫画の為のシナリオ」として作り始めたもので、最初は短い話にするつもりがどんどんどんどん長くなってメッチャ長い話になってしまい、こりゃ漫画にするのは絶対無理だと思いつつ「シナリオ状態で完成させた」のが元々の「シナリオ版」です。当初は自分だけが読むもので、他者に見せるものではないと思っていたのが人生は何がどうなるやら、これを「外に出そう」と思い立ち、長い間「シナリオ版」のままネット上に出していたのが、ついにこうして「小説版」として大リニューアルする事が出来ました。
しかし実は原点はもっと遡りまして、一番最初は「原初の星の物語」という、今から20年以上前に作った作品で、そこから色々な紆余曲折があり、何度も何度も「作り直し」する事になって、2016年末に最初の「紺碧の採掘師(シナリオ版)」として新たに生まれ変わった所から、また何度も修正を繰り返し、2024年に「小説版」にリニューアルを開始して、今やっと完成した次第なんです。
つまり「原初の星の物語」からだと約25年ぶりに完成した作品という(大爆笑)!!
作中で最も古いキャラ(初期に作ったキャラ)は、カナンと周防、月宮、四条所長、大長老のダグラスで、5隻の採掘船のキャラ(黒船・アンバー等)は2010年に誕生したキャラです。最も新しいキャラはターさんで、「紺碧」から登場しました。余談ですが「周防の過去」こそ昔の「原初の星の物語」そのものだったりします。
流石に20年以上も作り続けている(正しくは作り直ししている)と、その間の私の人生経験で学んだ色々が作中に盛り込まれます。……あと時代の変化も入りますね、だって2010年頃はスマホなんて無かったし、ipadみたいなタブレットも無かった。過去の作品で「携帯」や「デジカメ」だったシーンは「スマホ」に代わり、「ノートパソコン」だったシーンは「タブレット」に変わりました(笑)
作中で描かれているのは私自身の精神的変化の変遷です。
一番最初の「原初の星の物語」は、敵味方に分かれてバトルするような「悪を倒す・戦う」物語でした。しかし自分の人生の色々や、トラウマを治療する為に長年に渡るカウンセリングを受ける中で、「結局は自分が精神的成長をするしかない」という所に追い詰められたんです。作中にあるように、世の中にはどうしても「敵」にできない人々が居ますので。それで2016年に、その辺りを表現したくなって「紺碧の採掘師」を考えた訳です。
ただ2016年と2024年では私自身もちょっとは変わりますので、今回、「小説版」でガラッと変えた部分も多々ありますが。
まぁ、「自分軸を持つ」とか「自分自身を生きる」「精神的自立」というのは言葉では簡単に言えますが、なかなか難しいですよね。だからある意味ではこの物語は「なかなか進まない物語」でもあります。
これはカウンセリング等の心理的治療や、自己啓発などで「変わりたい」と思う方に強く言いたい所ですが、本当の変化は日常の中から少しずつ生まれます。人の観念はそう簡単には変わらないので。一見、変化していないような地道な変化こそ本当の変化なんです。
とは言っても「物語作品」としてはそこに焦点当ててると延々と長くなってしまうので、難しいっちゃ難しいですね(汗) あとやっぱり「劇的な変化」があるシーンの方が物語としては「面白い」んですよ。霧島研に突入するような「派手な変化のある」シーンの方が、感情的カタルシスも起こりますし(^^;
ただ、実際リアルには、そんなアップダウンの激しい人生やってたらブッ倒れますんで(笑)、地道に地道にです。
長々と書きましたが、やはり「シナリオ版」は作品の前段階であり、完成品ではないと思っていたので、この「紺碧の採掘師・リニューアル小説版」でやっと、紺碧が「他者に見せる作品」として完成した気がします。よかったよかった(笑)
2023年頃までの私は「自分には小説なんか絶対書けない」と思っていたのに! 人生は奇想天外!(爆笑)
……しかし!
実は「紺碧の採掘師」はこれで終わりではありません。
既に「紺碧の採掘師2 -カルセドニーの記録-」の「シナリオ版」が存在します!(笑)
この「紺碧2」は2022年に作ったもので、黒船とアンバーの他にカルセドニー、ブルーアゲート、レッドコーラル、シトリン、と合計6隻の採掘船が出て来る話で「紺碧1」より長い物語です。小説化リニューアル作業はこれからなので、いつ頃から掲載するかはまだ未定ですが、年内には、連載開始したいと思っています。
あとはキャラクターの設定画も描き直したり、説明を追加したり、挿絵イラストも色々描きたいなと。
やりたい事は色々あります。やはり「作品を作る」って楽しいですね!(^^)
ここまでお読み頂きありがとうございました。
また「紺碧の採掘師2」でお会いできれば幸いです!




