表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

7話 おもちゃ

「これって…」

「うん!そうだよ!これちっちゃい頃2人でよく遊んでたおもちゃとかゲームが入ってるんだー」

その時…つい俺の顔は濁ってしまう

「えっ?…もしかして…覚えてない?」

すると結豆は今にも泣きそうな声で尋ねてくる…

「忘れるわけないだろ?特にこの人生ゲームは何故かいつも結豆が金なくなって借金したくないからってお金貸してって言ってきて何故か貸すって言うルール無視の人生ゲームだろ?」

よくアイツが言ってたからな…

すると泣きそうだった結豆の顔がまるで向日葵のように明るい顔になる

「そうそう!なんか知らないけど私マイナスのマスにしか止まらなくてその度に神谷くんが貸してくれるんだよねーwww」

「はぁ…逆にそれすごいよなwww」

「そうだねwww私このゲームに嫌われてるのかもwww」

「ほんとにそのレベルだよwww」

「ねね!このカードも覚えてる?」

「あーデュエットマスターズなぁー」

「そそーこれで何回もあそんだよねwww」

「そだなー結豆が「可愛いは正義」とか言ってかわいいキャラばっか入れてたよなぁ」

「でも男子たちの中では無敗の神谷くんに私は何回も勝ってるもんねぇやっぱり可愛いは正義なんだよ!」

「ちげーよ…あん時はお前と戦う用の強そうに見えて弱いデッキと男子のヤツらと戦う時のためのガチのデッキで分けてたんだよ」

「…えっ…そなの?知らなかったんだけど!えーじゃあ手加減してたの?」

「まぁな…てかあのデッキでもたまに負けるお前はほんとに弱かったよwww」

「えー酷い酷い酷い!!もぉー」

「まぁまぁ…てか気づいてなかったんだなwww」

「そりゃ気づかないよ…私神谷くんとしかこのカードゲームしてないもん」

「それもそうかwwwあんまり女の子がやるゲームじゃいもんなwww」

「そだねw」

「そう考えたら結豆は昔から男っぽいゲーム好きだったよなwww」

「違うもん!…そうじゃないもん!」

「どうしたんだよ…急に怒って…」

「いや!なんでもない!怒ってない!」

「…ごめんってwww俺とあそびたいからだろ?」

「…………うん…ほんとに昔から神谷くんはたまにいじわる…」

なにこれ…めちゃくちゃかわいい…何この生き物www

「まぁ結豆はいじりがいがあるからなwww」

「もぉ!」

そして2人であいつの懐かしい話をしていたらあっという間に夜になっていた…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ