入学初日1
道が二つあった。一つは街に続く道、もう一つは、草や木が多く人も近づかない道。その道に、一人の青年が立っていた。その草や木が多くある道の奥にはトンネルがあり、そのトンネルを通ると学校があるのです。その学校には、普通の学校ではなく妖怪や能力者の集まる学校なのです。その学校は、普通の学校ではなく妖怪や超能力者の集まる学校なのです。そして、僕はここに入学する能力者、不死勇魔。
入学式が始まる前、僕は幼馴染を待っていた。幼馴染と言っても、その子は能力者じゃない。その子は、ヴァンパイアである。
「朝に弱くて、いつも僕が待たされるのが、たまに傷なんだけど。」
そんなことを、頭の中で思っていたら、来たようだ。
「ごめん、寝不足で遅くなっちゃった。」
「よく言うよ。いつも僕を待たせるのに。」
僕がそう言うと、彼女は意地悪そうに笑う。
入学式も終わり、クラスが分けられた。僕は、一組だった。そして、幼馴染のマリカ・クラメクも、一緒のクラスだった。そのときのマリカは、凄く嬉しそうなのは言うまでもない。
「やったー。勇魔と一緒のクラスになれたよ。これで、勇魔の血も直接飲める。」
「僕を、殺す気か!!。マリカ、お前さ。僕の血をどんだけ気に入ってるんだよ。」
その時の、マリカの顔は僕にとってどれだけの、恐怖だったかなんて言うまでもない。
そして今、クラスで自己紹介をやっている。今の僕は、顔色が悪い。この自己紹介が始まる前、他の人にばれないように、 マリカが僕の腕を自分の口に持っていき、噛んだ。そのヴァンパイア特有の、歯は僕の腕にやすやすと刺さり、腕から出てきた血をマリカは嬉しそうに、吸っていた。僕は、その時マリカを見て目で、後で話があると言わんばかりに、顔をしかめていた。
そして、自己紹介も終わり、本格的な授業は明日からと、先生は言った。そこで、僕はその先生に聞きたかったことを、聞いた。
「先生は、担任じゃないんですか?。自己紹介もしてないし」
すると、先生は忘れてたようで教壇に戻って自己紹介をした。
「忘れていましたが、先生はここの担任の田村つららです。この教室が寒いのは私のせいです。」
自己紹介の途中で、つらら先生は涙目になって最後には泣き始めてしまった。そして先生が、泣き始めて教室は一段と寒くなり半分以上の生徒が凍ってしまった。僕はかろうじて凍らずにすんだ。
「ごめんね。皆。先生が泣いたせいで凍らせて」
「先生それより、早く凍った生徒を保健室に連れてったほうが、良くないですか?」
僕は先生をなぐさせめ、凍ってない生徒に手伝って貰いながら保健室に、凍った生徒全員を連れていった。マリカも凍っていた。
初めまして趣味で小説を書いているのですが試しに投稿してみようと思い投稿しました。読んで感想を聞かせてもらえれば嬉しいです。