三度目の人生は華やかに
俺は気づいた。
なぜ、世界は未だ平和にならないのだろうか。
俺は何度も思案していた。そんなある日、夢で女神様が俺の前に姿を現し、お告げをした。
「勇者様、どうか魔王を倒し、世界に平和をもたらすのです」と。
俺は即座に目を覚まし、今日記を書いている。これが書き終わったらすぐにでも魔王討伐へと向かう予定だ。
おそらく魔王との戦いは俺でも厳しいものになるだろう。
もし、この日記を読んでいる者がいるなら俺はこの世にはもういないことだろう。
どうかこれを読んでいる者に頼みがある。俺の遺産は後世への平和のために使ってくれ。
聖王国出版「勇者の日記:終章」より抜粋。
と書かれていたというのが今の世界の常識となっている。
だが俺だけが本当の真実を知っている。なぜなら俺は・・・
なぜ、世界は未だ平和にならないのだろうか。
俺は何度も思案していた。そんなある日、夢で女神様が俺の前に姿を現し、お告げをした。
「勇者様、どうか魔王を倒し、世界に平和をもたらすのです」と。
俺は即座に目を覚まし、今日記を書いている。これが書き終わったらすぐにでも魔王討伐へと向かう予定だ。
おそらく魔王との戦いは俺でも厳しいものになるだろう。
もし、この日記を読んでいる者がいるなら俺はこの世にはもういないことだろう。
どうかこれを読んでいる者に頼みがある。俺の遺産は後世への平和のために使ってくれ。
聖王国出版「勇者の日記:終章」より抜粋。
と書かれていたというのが今の世界の常識となっている。
だが俺だけが本当の真実を知っている。なぜなら俺は・・・
プロローグ 勇者は重大なことに気付く
2019/03/02 01:41
(改)