表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺と不思議少女の一年間!☆  作者: 蒼空
俺と不思議少女の一年間 三月編
39/44

俺と不思議少女のホワイトデー

以前投稿したのホワイトデーを割り込み投稿させわかりやすくしただけです。

今日はホワイトデーだが、同時に学校でもある。

そのため渡すのは放課後の部室になった。


「美奈、冬。これ、バレンタインのお返し」


俺は躊躇していると恥ずかしくなるため、思い切って二人に渡す。


「ありがとう」

「そっか、今日はホワイトデーかあ、ありがとうね」


美奈は嬉しそうに、冬も当然嬉しそうだが、忘れていた様子だ。


「それで、手作り?」

「ごめん、手作りなんだけど、作る時間があんまりなくて、見た目はただの板チョコになってさ・・・味の方も保障できない・・・・・・」


俺のチョコは、昨日急ピッチで作り、銀紙に包んだため、正直完ぺきとは言えない。


「どれどれ・・・・・・っ!!」

「いただきまーす!・・・・・・風夜、おいしいよ!」


美奈は大喜びして味も絶賛しているが、冬の動きが止まっている。

・・・うまくなかったのだろうか。


「そ、そうね、おいしいわ!うん、おいしい!・・・・・・・・・私よりおいしいとは言えないわ・・・」

「そうか、来年はもっとしっかりしたのを渡すよ」

「た、楽しみにしてるわね」

「じゃあ来年もチョコ作るね!」


美奈は来年と言っているが・・・・・・その話はやめておこう。

・・・しかし、どうして冬は動揺してるんだろうか。

すっごい謎だった。




ところ変わって生徒会室。

今日は私が生徒会室の報告書作成当番の日だから、今は私と幸也の二人しかいない。


「先輩、これ、ホワイトデーのチョコです」

「え、いいわよ、私何にもあげてないわ」


生徒会長の座る席にいる私に、幸也がチョコを差し出してくる。


「それに買ったやつでしょ?」

「あ、えっと・・・はい、すみません」

「だからなんで謝るの!」

「あ、すみま、あっ・・・」


最近こんなやり取りばかりで、調子が狂う。


「受け取ってください!」

「うっ、そこまでいうなら・・・ちょっとこっちきなさい」

「はい」


私は幸也を隣呼び、幸也のチョコを受け取ると、すぐに開けた。


「丸いチョコ・・・ちょうどいいわね」

「え、ええ?なにするんですか?」


幸也が挙動不審になっている。

私はチョコを一つ口に入れると、少し溶かす。


「ふぁつ也、ふぁおをこっちに寄せてちょうふぁい」

「ん?あ、はい」


口にチョコを含んでいるため、聞き取りづらい言葉を話す私の言葉を理解して、幸也は顔を寄せる。


「っ・・・ん」

「っ!?」


そして近づいた幸也の唇に、自分の唇を重ね、口移しで、私のチョコを幸也に渡す。


「んん・・・・・・はっ、ごめん!こういうの嫌いだった?!」


やってから気づいたが、もしも幸也がこういうことが嫌いな人間だったら、完全に拒絶されてしまう。


「・・・い・・・いいです!バッチグーです!!」


幸也は私のあげたチョコを、大切に味わって食べている。


「そう、それならよかったわ」

「世界で一番甘い先輩のチョコ、最高です!」

「改めてそういわれると、なんだか恥ずかしいわね」

「俺、先輩のこと、もっと好きになりました!」

「あ、ええ、ありがとう」


その後、テンションとやる気が爆発的に上った幸也は、次々と生徒会の仕事を片付けてくれた。

今後ともよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ