俺達と不思議少女のクリスマスイヴ
メリークリスマスイヴです!
今回は何とか登校日に投稿できました!
どぞ(/・▿・)/
季節は十二月、外は粉雪が降っていて、時間が立つにつれて本格的な雪になっていくと天気予報士の人は言っていた。
それもあって、外を歩く人はみんな完全防寒対策していて、コートの下には随分と着こんでいるようだ。
「みんなそれぞれで過ごすの?」
部室で、今時あまり見かけないタイプのストーブに手をかざして温まっている冬がそういった。
話の内容は、今年のクリスマスについて。
――といっても、今日はもうクリスマスイヴだ。
みんなはそれぞれ、恋人同士で聖なる一夜を過ごす予定になっている。
「冬も一緒にどう?」
そういったのは、明日は幸也と一夜を過ごすつもりでいる癒菜だった。
まだいつもの帰宅時間には早いが、制服の上にコートを着ている。
「あれ、もう帰るの?」
「明日の買い出しとか準備。いろいろしなくちゃいけないのよ」
明日、幸也は癒菜の家に泊まると言っていた。
きっとその準備だろう。
「それで、どうするの?」
「・・・遠慮しとくわ、二人の邪魔したくないもの」
「そ・・・わかったわ。それじゃ、お疲れさま」
癒菜は冬の言葉に少し納得のいかない様子で帰った。
「私も帰ろうかな~」
「それじゃ俺達も帰るか、美奈ー、帰るぞ?」
「あ、うん、わかった!」
美奈は奥で動物たちのケージの閉じまりを一個一個確認して、名簿にチェックしていた。
「冬、俺んとこならどうだ?美奈も気にしないと思うけど・・・」
美奈の確認が終わるまで、冬を誘って見たのだが。
「そっちも遠慮しとくね、美奈は一回しかない大事なクリスマスなんだから、しっかりと二人で楽しまないと」
「そうか?・・・でも冬は何するんだよ、一人だろ?」
さすがに一人のクリスマスじゃ可愛そうだろうと思い、何か考えでもあるのかと聞いてみた。
「今のところは、クラスの友達とクリスマスパーティでもやろうかなって考えてるかな~」
「ならいいんだけど・・・」
「・・・もう!風夜は他人を気にしすぎ、もっと自分の、目の前のことに集中しなきゃ!」
俺があまりにも気にしてるようだから、冬が俺に一言言ってくれた。
「・・・それもそうだな、冬も一人じゃないんなら、安心だしな」
「風夜ー、終わったよ!」
ちょうど会話のきりのいいタイミングで、美奈の確認が終わったようで、玄関に駆け寄ってきた。
「ん?何の話?」
「・・・ちょっとな」
美奈が聞いたら無理にでも連れてこようとすると思い、とりあえずは黙っておくことにした。
「美奈、二人のクリスマスを大事にね?」
「うん、ありがとう!」
美奈に一言言った冬は、「お疲れ」と言って先に帰っていった。
俺はその背中を見ながら、何か言い手はないかと考えた。
その日の夜だッた。
「ねえ風夜、クリスマスは二人で過ごす予定だけど・・・私、みんなで過ごしたいと思うの」
美奈が俺に言ってきた。
ちなみにまだ冬のことは言ってない。
「・・・本当にいいのか?一生に一回のクリスマスだぞ?」
「だってみんなで過ごした方が思い出に残ると思ったから・・・ダメかな?」
まさか美奈の方からそう言ってくるとは思ってなかった。
「美奈がそれを望むなら、悪いわけないだろ」
でも癒菜の方にも聞いてみないことにはわからない。
まあ、答えは分かってるけど。
・・・あとで連絡してみるか。
明日はメインのクリスマス編を投稿します。
では明日お会いしましょう。




