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俺と不思議少女の一年間!☆  作者: 蒼空
俺と不思議少女の一年間 最初の季節編
3/44

俺と不思議少女の初日

                第一話

            俺と不思議少女の初日

とりあえず行くあてもないだろうし、ミーナが俺を無理矢理説得したわけで、住む家は俺の家になった。

すでに夕飯もすませ、お互い入浴もすませた。

ちなみに服は俺のお下がりだ。

あと残るのは、寝床のみ!

あいにく我が家には独り暮らし用のシングルベットしかない。

つまりやることはひとつ!

「ベットは勝手に...」

「こっちで寝るんだよね?」

「え?」

「流石に前世は犬でも、一緒に寝るわけにはいかないからな?」

「なんで?」

「いや、何でと言われても.....」

神さま、せめてそれくらいの常識は教えておいてください.....

「とりあえず一緒にベットー!」

「あー、わかったわかった!、今日だけだからな..」

「明日も!」

「とりあえず寝よう、今日はいろいろありすぎて疲れた」

「無視...」

ちょっと怒りぎみのミーナをおいて先に熟睡.....なんていかず。

彼女なんてもんを作ったことなどない俺にとって、一つのベットで少女と眠るのは相当大変だ、しかもシングルベットだ。

しかもこう、いろいろとあれなもので、ミーナを意識してしまい眠れない。


─────────────


次の日、土曜の朝。

俺は目が覚めると、とりあえず眠い、昨日は結果2時間程度しか眠れなかった。

大あくびをしながら台所へ朝ご飯の準備をしにむかう。

しかしなぜだろう、台所に近づくにつれて、味噌汁のいい匂いがする。


「おっはよ♪」

「おはよ」

ミーナはせっせと朝御飯のしたくをする。

「.....」

「.....」

「..っておかしいだろ!」

「え?何が?」

「いや、食品とか作れるのか!?」

「うん!」

「そこまで自信満々に言われるとなー....」

「カップラーメンとお味噌汁ぐらいなら楽勝だよ!、うん!」

「そ、そかそか、期待しないで待ってる..」

その後朝ご飯は作られたが、思っていた通りの光景だった。

昨日炊いた白米、そして味噌汁.....

まぁ味噌汁が旨かったのでどうにかなった。

(まず一つ、教えることができたな...)


─────────────


朝ご飯を食べ終えるとミーナが俺に問いかけてきた

「名前」

「名前?、ミーナだろ?」

「ちがう!、人としての名前!」

「あぁ、そっか、さすがにそのままはまずいか」

「犬の頃見たいに、いい名前がいいな!」

「てか、名字とかどうなんの?」

「義妹でいいんじゃないかな?」

「義妹かぁ、上の名前は桜木でいいとして、下の名前どうするか...」

「楽しみ♪」

「そうだな、名前なんて決めるの小三の虫以来だな♪」

「そこは私の名前決めるときを思い出すでしょ!」

「ごめんごめん、とりあえずなにか候補とかないの?」

「ミーナをつかって!」

「.......じゃあ、美菜」

「まんまじゃない!....まぁでも、悪くないから、それでいいよ!」

「じゃあきまりだな!」

「この名前、大切にするね!..お兄ちゃん!」

「お兄ちゃん...か」

「兄弟ならその方が自然でしょ?」

「まぁ、そうだな」

「あ、これからは毎朝毎晩、家の家事は私がやるし、ご飯も作るから、お兄ちゃんはゆっくりしてていいよ♪」

「え?、ご飯も?」

まさか、毎日味噌汁と白米のみ?

「ご飯は教えるから、それまでは俺が作るよ、うん、その方がいい!」

「そんなに言うなら、いいけど」

「そういや、何でも知ってるって訳でもないし、何も知らないわけでもないんだな」

「う~ん、頭が知ってた?体が知ってた?......わかんないや♪」

「ふーん」

「ねぇ、でかけようよ」

「どこに?」

「犬のころ、行けなかったところに!」

「いいよ、行くか♪」

とりあえず手始めに、バスで10分近くにある近場のデパートに行くことにした。

「ひろーい!」

「動物は入れないからな、初めてだろ」

「人いっぱい」

「聴いてないし....」


始めてのデパートに好奇心旺盛な美菜は次から次へとお店を回った。

そこは犬の頃から変わらないんだな♪

そして次々と店を見ていく美菜、俺の見る暇ないな..

美花「次行こー!♪」

風夜「おぉ~」


あとどれくらい回されるのだろうか....。


─────────────

そして一つの店の前で止まる


「.....」

「なに見てるんだ?」

「..」

ジっと何を見てるかと思ったら、レストランのガラスケースの中の作り物の食べ物だ。


「・・・」

「美菜、よだれ....」

「このアイスたべたい!」

「食べるかっ。」

「....うん!」キラキラ


そんな子犬のような目で見ないでくれ。


─────────────


「ありがとうございましたー♪」


店員が儲けた儲けた、なんて顔をして見送る。

美花のおねだりに負けた俺は見事1000札が三枚飛んでいった。

「ありがとう♪」

「その分夕食は豪華じゃないぞー」

「はーい.......」

「ん?」

「......服、欲しい..」

「じゃあ、買うか、流石にずっと俺の服着るわけにもいかないしな」

「ありがとう、お兄ちゃん」

「べつにいいさ、買いたい服一式選んでこーい」

頼む、なるべく安いやつ

─────────────

どうやら選んだ美菜が俺に感想を聞きたいらしくつれてこられた。

「どお、かな?」

「う~ん」

似合ってはいるんだが、パッとしない

「どうでしょ?彼女さんにはこちらの方がお似合いだと思いますよ?」

すると店員が一枚のワンピースを持ってきた。

「か、彼女...さん//」

「とりあえず着てみなよ」

「うん」

─────────────

「似合う?」


美菜はスカイブルーのワンピースを試着した。

なんと言うか....


風夜「スッゴク似合ってる!」

美花「ほんと?!じゃあこれにする!」

「すみません、これいくらですか?」

「セール品で....」

セール品か、なら安いな

「3500円です♪」

は?、高くない?これのどこがセール品なのやら。

「わかりました。」

─────────────

「よかったな、服買えて」

「うん♪このワンピース大切にするね!」

おう、たのむ、一生大事にしてくれ.....

─────────────

家へ帰り夕食をすませ風呂もはいりテレビを見ていると、もう11時。

明日は学校。

もう寝なくては。


「寝るぞー」

「はーい♪」

「おやすみー」

俺は今日こそ椅子に腰かける、が

「お兄ちゃん」

「ん?どうした?」

「そこで寝るの?、体、痛くならない?」

「気を使うことないさ、美菜はそこで寝ればいいから」

「ちょっと来て」

「ん?」

「えい!」

「わぁ!」

美菜が俺の腕を引っ張りベットへ引き込む。

「っいてて、ん?」

視界が薄暗い...まだ電気は消してないはず、そして柔らかく暖かい.......あっ!

「お、お兄......//////」

「ちょっ誤解!、不可抗力!......って俺は悪くないよな?!悪いのはそっちだよな!」

「欲求不満??」

「ちがうって!」

「そういうことにしとくー♪」

「たくっ」

「とりあえず、一緒に寝よ♪」

「いや、だけどな...」

「あれこれ言わないで寝るのー!私と前はあんなに一緒に寝たじゃない」

「わかった、降参、寝るよ」


こうして。

俺と不思議少女の初日は終わりを迎えた。


第1話END

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