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俺と不思議少女の一年間!☆  作者: 蒼空
アナザーエピソード 俺と不思議少女の一年間 10月編
24/44

俺と不思議少女の一年間inハロウィンパーティー

体調を崩してしまい、投稿が遅れてしまいました。

お詫び申し上げます。

どぞ(/・▽・)/

※誤字その他微調整を行いました。

「ハロウィン? それってあれだよね、カボチャとかのやつ!」

「まあ、大体あってるな」


場所は生徒会室。

俺を始め、幸也まで全部員で集まって、明後日に行われる学校が主催するハロウィンパーティーのことについて会話していた。

美奈は今年初めてだということもあり、説明も含めて仮装などの準備もするつもりだ。

内容はハロウィンの夜、学校で茶会的なものをしようというものだ。

休みの日に行われるが、夜の学校というだけあって、生徒たちはみんな不満どころか毎年楽しみにしている行事だ。

茶会と言っても、喫茶店のようなものをクラスごとにやり、もてなすと言ったところだ。

飲み物代はただというところが、みんな気に入ってる理由の一つともいえる。


「俺と幸也は去年着た吸血鬼の仮装があるからそれでいいとして・・・美奈だな」

「それなら大丈夫よ、私がしっかりと衣装を作ってあげるわ!」


去年みんなの衣装を四日で仕上げるという神業をしてくれた癒菜は、今年は美奈の分もやってくれると言ってくれた。


「それなら私の衣装のサイズアップ頼める? なんだか胸周りが少しきついのよね」

「あら冬、それは私に対する皮肉かしら?」

「い、いえ、そんなことないわ」

「あら、そう・・・」


相変わらず自分の胸について悩んでいるようだ。

そんな気にするほどじゃないと思うけどなあ。


「風夜はいいの? サイズとか大丈夫?」

「ああ、俺は大丈夫だ、身長とか大して変わってないし」


そう返すと、次は美奈の着る衣装についての会話になった。

みんながいろいろと案を出していったが、最後に着るのは美奈だ。「本人の着たいようにしてあげよう」ということになった。


「じゃあ隣町の大通りで今ハロウィンフェスティバルやっているから、そこに行ってみましょう」


癒菜の提案に、全員が頷いた。




隣街までは、電車を使って二個隣の駅。

時間にしても、大してかからないこともあって、今から行く事になった。


駅を出ると、目の前がもう大通りで、ハロウィンの多種多様な格好の人たちでいっぱいだった。

今日から三日間だけ、大通りを封鎖して行われるハロウィンフェスティバルは、平日であっても会社や学校が休みになる。

そして集まった人で、大通りを歩いて、一種のパレードをするという。

まあ、町おこしのようなものらしい。


「ねえねえお兄ちゃん、あそこにウサギ耳をつけた人がいるよ!

「あれも仮装の一つだな」

「あっちには羽つけた人がいる! あれも――——」


初めてみるパレードと人の多さに、興奮を抑えきれない美奈は、あちこち見ては、見たものを一から口にして俺に質問してくる。

俺も初めて来たときは、両親を質問攻めにしたものだ。

こう考えると、あの時の両親の気持ちが分からなくもない。


――——大変だ。


「それじゃあ、あそこの小さなパレードを見に行きましょう? たしかその通りに衣装を着られるお店があったはずよ」

「行こう お兄ちゃん!」


美奈は俺の手を引いて走り出した。

どうやら俺は、女性によく手を引かれる体質らしい。


一度でいいから逆の立場になってみたいものだ。


「ちょっと待って、場所は分かるの!?」


後ろから癒菜の声が聞こえたが、引っ張られる俺が止まれるわけもなく、されるがままだった。


「・・・行っちゃったわね」

「はあ、追いかけましょう」


癒菜達の風夜達の走って後を追いかけていった。



「あ、ここ・・・」


俺を引っ張っていた美奈の足が急に止まった。

美奈を見ると、一軒の店を見ていた。

俺もその店を見てみて、何で立ち止まったかがわかった。


「ここって・・・そういえばこの通りだったな」


美奈が夏休みにこっそりとバイトをしていたお店。

アニマル喫茶。

様々の、自分の好きな動物達と一緒に飲み物を飲んだり、食べたりするお店だ。


夏休みにこの辺りに用事に来ていた時に、外から中で接客している美奈を見かけてしまったわけだ。

美奈バレてすごく落ち込んでいたが、学校にはしっかりとバイトの申し込み届けを出していて、生徒会長である癒菜は、バイトのことを知っていた。


「・・・あれ、もしかして美奈先輩?」


俺たちが外で立ち尽くしていると、中から短い銀色の髪の一人の少女が出てきた。


「真依ちゃん! 久しぶりだねえ!」


真衣というこの子は、美奈の一つ下でバイトでは同期らしく、初めてのバイトにお互いすぐに意気投合し、それからはバイトが終わるとよく遊んでいた。

しかし夏休みが終わって美奈がバイトをやめてから、どうやら真依はバイトを続けていたらしく、こうして久しぶりに会った


「美奈先輩のおかげで・・・本当に助かりました!」

「そんなことないよ、真依ちゃんも頑張ったからだよ」


これは後に聞いた話だが、真依は最初、仕事が上手くいかなく、同期の美奈がウェイトレスにまで行くのに対し、真依はずっと動物の世話係を抜けられなかったらしい。

そこで、かわいそうに思った美奈が、自分の力を使って、どんなしぐさの時に、動物たちがどんな気持ちなのかを教えてあげたという。


「あ、そうだ。立ち話もなんですし、久しぶりに中に入ってお茶でもどうですか? サービスしておきますよ!」

「お兄ちゃん・・・」


でも今は服を決めないといけない。

美奈がそれを気にするように俺に視線を向けてきた。


「・・・別に問題ないだろ、俺も引っ張られてのどがいたし」

「あっ、でも先輩たち待たないと、それからでもいい?」


癒菜先輩たちを放置してきたため、お店の前のテラスで待つことにした。




「ここにいたのね、探したわよ、もう!」

「途中から見失っちゃって、こまったわ」


まあ、そんな多くはないとはいえ、人混みの中を走ってれば、見失うだろう。


「それで、ここの近くに美奈のバイト先があったから、来てみたらこの通りってわけよ」


どうやら癒菜は美奈がバイトしていた時の事を思い出したようで、試しに来たら、俺と美奈がテラスでゆっくりしていたわけだ。


「まあまあ癒菜先輩、中に入りましょうよ!」

「それもそうね、外は肌寒いし」


「今日は皆様でご来店していただき、ありがとうございます!」


ここのお店では珍しい、団体客に、少し緊張気味の真依。

――声が少し高い。


「そんな緊張しなくていいから、気楽に、ねっ」

「は、はい、先輩」


そういって真依は一礼してからメニュー表を渡してくれた。


「おすすめはこれ! 猫のデザインの入ったミルクココア!」


ココアにミルクシロップで猫のデザインの入った、いいわゆるカフェアートだ。


「あ、じゃあ私それで!」

「私も、それを一つお願いするわ」


女子一同は猫のデザインの入ったミルクココア頼み、男子二人コーヒーを頼んだ。


「・・・ご注文は以上ですね・・・それでは、ごゆっくりどうぞ」


そういって真依は注文を頼みに厨房に行った。


「・・・せっかく来たのに、ただのコーヒーを頼むなんて、味気ないわね」

「男はこれで十分」

「幸也は特に味気ないわね」

「・・・ひどい」


俺は犬の形のドーナッツを頼んだが、幸也はただコーヒーだけだった。


「それより美奈、仮装で着る服は決めたのかしら?」


注文を待っている間に癒菜が今回来た目的を聞いた。


「んー、これなんてどうかな?」


そういって、コーヒーやココアを持ってきた真依の服を指さした。


「ありがとう・・・つまり、ここのお店の服のデザインがいいわけね」


癒菜が注文したものを受け取りながら答える。


「うん、それであとは・・・えっと、アレをつけたい・・・」


美奈は少し顔を赤くして、真依の頭についているものを指さした。

それは、猫耳だった。


ここのお店の服は、喫茶店という名前の割に、服はメイド服に猫耳という少しマニアックな格好だ。

男性客を狙ったのだが、そういうのに慣れてない人は、逆に抵抗が出る。


「・・・あ、おいしい。・・・それじゃあ、服のデザインは決まったね」


冬がココアを飲んで、ココアの感想を言いながら会話に入った。


「じゃあ、この後の服の材料は私と幸也で調達するわ」

「えっ! 俺もですか!?」


幸也は全力でいやそうな顔をした。


「当り前よ、しっかりついてきなさいよね」

「りょ、了解です・・・」

「うちの弟を、うんとこき使ってやってください!」

「わかったわ」


横で幸也が悲鳴を上げていたが、まあ、聞かなかったことにしよう。


「美奈はどこ行きたい?」

「・・・パレード見たい!」

「じゃあ食べたら行こっか」


そういうと、美奈は元気よくはにかみながら返事をしてくれた。




「それじゃあ先輩、気をつけて」

「ありがと、それじゃあ、そっちも楽しんで来てちょうだいね」

「おう」


楽しく話して、動物とも触れ合った俺たちは、二手に分かれて行動し、帰りはバラバラということになった。

冬も気を使って、癒菜たちと一緒に材料の買い物に行った。


そして別れてパレードの大通りまで来て、美奈はまたはしゃぎだした。


見るものすべてが新鮮で、興奮が覚めないのだろう。

その気持ちはわからなくもないが、質問攻めは大変だ。


「すごいね、人って・・・」

「そう見えるのか?」


急にまじめな会話になり始め、一瞬答えに詰まった。


「うん、私が犬だった頃には、全然わからなかったよ、こんな大きな人のイベントに参加したのは夏祭り以来だけど、やっぱり楽しいね!」

「楽しんでくれて何よりだよ、でもまだハロウィンパーティーがあることを忘れるなよ?」

「うん、それも楽しみだよ!」


美奈はぴょんと飛び、いつも以上の笑顔を俺に向けた。

その笑顔に、俺は一瞬ドキッとした。





「んーっ、それにしても・・・お腹空いたね!」


美奈が伸びをしながら言った。

時計を見ると、もう六時近かった。

パレードもついさっき終わり、通りも次第に空いてきた。


「じゃあ帰ろうか、今日は疲れたしな」

「うん、はしゃいだらお腹ペコペコだよお」


そういって俺たちは駅に向かって帰りの電車に乗った。

帰りの電車は行きよりもこんでいて、立って乗った。


家に変帰る途中、癒菜と冬から連絡が入って、材料も調達でき、二人はもう家に着いたらしい。


「はあ、ただいまー!」

「おかえり」


美奈の言葉に俺はいつも通りに返事をした。


「夕飯すぐ作るから待ってて」

「ああ、わかった」


美奈が夕飯を作っていると、個人トークに、癒菜から通知が入った。

『美奈の服のサイズ知りたいから、見てあげて』

そんな内容だった。


「俺が、サイズをね・・・了、解っと」


俺は癒菜のトークに『了解』と返信した。




そして夕飯を食べ終わって少し立ったところだった。


「なあ美奈、先輩から服のサイズしりたいから、図って送ってほしいって連絡来たんだけど、今できるか?」

「へ? お兄ちゃんが測る!?」


美奈は声を裏返していった。


「え、なんかおかしなことあるか?」

「えっ、ええっと・・・ううん、大丈夫だよ、いま準備するね」


美奈は顔を真っ赤にして慌てて部屋に入っていった。


「・・・い、いいよ!」


部屋の方から美奈が言った。

俺は一度部屋の前でノックしてから入った。


「・・・て、おま、なんで服着て・・・あ!」


部屋の扉を開けると、そこには下着姿の美奈がいた。

・・・下着の色は白かった。


そしてわかったことが一つ。

女性のサイズを測るとは、つまりそういうことなのだ。


「ええっと・・・なんかごめん、うっかりしてた」

「いいから、私気にしてないから!」


美奈は少し落ち着きのないようにしていたが、特に拒絶するようなことはしなかった。


「その、できたらあまり見ないで・・・早く測ってくれると・・・ね」

「あっ・・・ああっ! 今終わらせるから!」


俺はすぐに美奈の後ろの周り、まずな胸から測る。

手を脇の間から通して一周したところで止める。


「えっと・・・よし、次」

「う、うん・・・」

『・・・い、いくつだったんだろう』


美奈は何も言わない風夜に、少し戸惑いを感じたが、自分で聞いて答えられても恥ずかしいだけなので、聞かないことにした。




「・・・よし、終わった」

「えっと、これは・・・ありがとうでいいのかな?」

「そうだな・・たぶん」


俺は測った数値を癒菜に送った。

すると、すぐに返事が返ってきた。


『どうだった? 美奈の身体は!』


「やっぱそういうことかよ!!」


なんとなく察してたが、やっぱりそういうことか。

まあ、先輩なりにやってくれてるのだと思うが・・・方法がいつも極端だ。


「明日は早いから、もう寝るね」

「ああ、お休み」

「うん、お休み~」




ハロウィンパーティー前日。

どうやら癒菜は俺の服も新しく作ると言ってくれて、俺はありがたく、服のサイズなどを測った。

今度は美奈が俺に測ると言ってきたところ、美奈も先輩にうまく乗せられたのだろう。


測るとき、美奈はずっと顔を真っ赤にしてたが、しっかり測れたのだろうか。

そこはちょっと心配だった。




彼女の部屋には、白と黒のメイド服と、猫耳、あとはサイズを調整しなおした魔女のような服。

そしていま、彼女の使っている机の上には、風夜たちの通う高校の制服が部屋にはあった。


「フフフッ、明日が楽しみね」


彼女は不敵な笑みを浮かべ、その手にはデジカメを持っていた。




ハロウィンパーティー当日の夜。

癒菜がクラスに来て、俺に服を渡してくれた。


ただ、開けるのは着替えるまで待てと言われた。

なんかいやな予感がする。


先生の会話が終わり、女生徒はみんな着替えに行き、男子は教室で着替えている。


「先輩、開けるなとか言ってたけど、どういうことだ?」


俺は恐る恐る開けた・・・するとそこには――




「あれ、お兄ちゃんは?」


癒菜に作ってもらったメイド服に、猫耳をつけた美奈が、クラスを見渡して、風夜のいないことに気づく。

着替えに行ってから、十五分ほどたっていた。


「まだ帰って・・・ないみたいね」


冬が、着ているローブのような服をフリフリと揺らしながら辺りを見回した。

そしてすこし間を開けて、いないことがわかった様子で言った。



「ちょっと、そこで何してるのよ」

「え、あっ! 癒菜、ちょ、ちょっと待ってくれえ!!」


教室の扉の方から、人の声がした。

何やら話してるらしい。


しかし会話はすぐに終わり、教室の扉が少し強めに開けられた。


「待ってくれ! こんなの、見られるわけには!」

「なに言ってるのよ、似合うわよ!」


癒菜に引っ張られ、一人の少女が入ってきた。


「みんなみて頂戴、私の考えた過去最高の仮装よ!」

「こんなん許されるかあ!!」

「許されるわ。だって私は生徒会長よ?」


癒菜に言われ、言葉がなくなる。

ほんと、なぜこれが生徒の最高責任者なのだろうか・・・。


「えっと・・・お兄ちゃん?」

「なにその格好・・・」

「み、見るな二人とも!」


美奈が少し戸惑い気味で、冬は明らかに笑ってる。


「あれ、こんな子うちの学校にいたっけ? 君、どこのクラス? 学年は?」

「おい幸也。殺すぞ・・・」

「んなっ風夜!?」


こいつ、俺を本物の女子だと思ってたな。

完全に男にナンパされた、しかも幸也に・・・。


「可愛いでしょ!」


隣にいる癒菜が、俺の頭を撫でてきた。

なぜこんなことになったのか。


俺は着替えようと、渡されたものを開けると、そこには本来うちの学校の女子生徒が着る制服が入っていた。

おまけに俺の髪色と同じ、黒髪ロングのかつらまで・・・。


幸也に話しかけられたが、とりあえず勢いでトイレに駆け込んでしまい、そのまま着替えた。


別にそんな、女子の服着て、どうこうする変態じゃない。

ただ着ないとまずい気がした。

何せ渡してきたのは癒菜だ、生徒会長だ、何されるかわからない。

下手したら卒業するまで放課後掃除させられたりとかもありえた。


――だから着るしかなかったんだ!


それで着て教室の前にまで来たものの、なんて言って入っていいものか、考えてたら先輩とはちあって、今の状況に・・・。


「うんうん、可愛い可愛い!」


冬は笑いながらスマホでカメラを起動させて、連射していた。


「撮るなあ!」

「美奈、あとで写真送っておげるね」

「う、うん、よろしくね」


冬は俺の写真を美奈に送るつもりだ。

美奈は少し返事に困ってたが、表情は少し嬉しそうだった。


「あ、私もいるー、ホーム画面に設定するわ!」

「先輩!」

「じょ、冗談よ冗談、本気にしないでちょうだい」


先輩はホーム画面に設定するのはあきらめたが、送ってはもらうらしい。

これは後で消去を申し出ないとまずいことになるかもしれな。


・・・いや、もう遅かった。


辺りを見ると、うっとりした表情や、頬を少し赤くしたり、小動物を見るような目線を向けた、うちのクラスの女生徒や、廊下にいる他のクラスの女生徒までもが写真を撮っていた。


最悪だ、黒歴史だ。

俺氏高二にして、初の黒歴史が生まれてしまった・・・。


「ああ! お兄ちゃん、そんなに落ち込まないで! 似合ってるから!」

「美奈、それ逆効果よ」


癒菜の言う通り、今の俺にその言葉は慰めにならない。




「いらっしゃい!」


美奈が、数名の女生徒と共に教室に足を運んだ、他クラスの生徒をもてなしている。

俺は外に出たくないため、無言でウェイターをしている。

無言にしていれば、どうやらバレないらしい。


 これは喜ぶべきなのだろうか、嘆き悲しむべきなのだろうか・・・。


 何人か気づかない生徒が俺を見て鼻の下を伸ばしているのをみると、背筋が凍るような感覚が走る。


 マジで鳥肌やばい!




それからは、みんなでお茶を飲んで、お菓子食べて、家が遠い生徒から順に十時までに帰宅していった。

その時も女装したままだったけど・・・。

 そして今、俺と美奈は、二人で家に帰っている途中だ。


「今日は楽しかったね!」

「俺はもう二度とあんな格好はしないけどな」


美奈は喜んでくれたが、俺は散々な目にあった。

他の見知らぬ生徒、男女含めて五人にナンパされたんだ、トラウマにだってなる。


「・・・フフッ」


美奈がスマホの画面を見てなにやら喜んでいる。


 「ん。美奈、なに見てるんだ?」

「お兄ちゃんの女装姿だよ」

「・・・そっか」


美奈の喜んでいるところを見ると、なんか消してくれと言う気にもなれない。

まあ、美奈に見られるくらいなら・・・ま、いっか。


――それに・・・。


「ま、俺も美奈の猫メイド姿の画像を先輩に貰ったけどね」

「えっ、いつのまに!?」


実はこっそっりと先輩に撮ってもらってさっき送ってもらった。


「また仮装しようね! お兄ちゃん!」

「え・・・ああ、しような、また・・・」


いろいろあったが、今年のハロウィンは、今までで最高ハロウィンだった。

また、こんな感じに本編とはまた違った話を書きたいと思っています。

ではまた、本編でお会いしましょう。

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