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あら不思議
厨房についた。
そこには誰もおらず、掃除が行き届いている家庭用ダイニングキッチンがあった。
「お城の厨房ってもっと大きいと思ってた。こんなにこぢんまりしてるのね。」
「ここは王か私しか使わない厨房だよ。食べたいものがある時とかに使う感じだね。
よし、厨房についたから次へ進んでみて!」
3、オートモードに移行します
その文言を認識してから、私の意識は途切れた。
気がついたら、目の前には和食のフルコースが広がっていた。
「何これ?」
私がそうつぶやくと、ソールが応えた。
「いきなりここで料理し始めたんだよ。食材も調理器具も調理方法も君たちの世界と
違うはずなのにものの数分でこれを完成させたんだ。
とりあえず、冷める前に食べようよ!」
状況は分かったが、信じられなかった。
とりあえず食べるか。
私が作ったなんて信じられないほど、美味しい和食料理だった。




