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やってみよう
次の日、お昼ご飯の後にソールが訪ねてきた。
「今から3人で庭に行くよ。そこで簡単に能力確認するね。」
庭につき、待っていたのは鎧をつけた男女だった。
「今からの人たちに祝福を与えてもらいます!
やり方は脳内に出てくると思う!
さっそくだけど、太郎くんお願いね。」
「承知。」
太郎くんは鎧の人たちの前に立ち
「うぐいす、キツツキ、コケコッコー」
と唱えた。
すると、鎧の人たちにキラキラしたシャボン玉のようなものが降り注いだ。
これが祝福…。
幻想的な光景だった。
しかし、私はその光景に見惚れたものの、太郎くんが発した呪文?が気になって仕方がない。
厳かな雰囲気だったため、爆笑することはなんとか抑えたが、その文言に疑問しかない。
そして、それをなぜ真顔で太郎くんは言えるのだろう。
「おお!祝福は成功だね!では騎士のみんなはこれから残党討伐頑張ってね!
どれくらい成果が出るか楽しみだ。」
ソールがそう言うと、騎士の人たちは討伐の準備に取り掛かった。
「太郎くんお疲れ様!花子ちゃんはそろそろ出番になると思うから、
何かあればすぐに報告してねー。」
ソールはそれだけ言うと、昨日の部屋に移動するから着いて来てとのことで、
3人で向かった。




