王様
王様に会ってほしいとのことで向かったのはお城にある客間だった。
先程までいたのはこのお城の地下室。
異世界召喚なんて大々的にやって、魔物とかを討伐するのかと思ったがそうではないらしい。
コンコンコン
「王様。ソールです。異世界の方2名お連れしました。」
「はーい。」
中からは本当に王様?と思うような軽い返事が返ってきた。
中に入ると校長室のような空間であった。
「ようこそいらっしゃいました。どうぞかけてください。」
「このたびは突然召喚してしまい申し訳ない。どうしても異世界人の力が必要になり、
このような状況になっている。」
と王様から早々に謝罪された。
「簡単に今回の経緯を説明するね。」
そう言ってソーレは事の経緯を話してくれた。
数十年前に魔王と和解して魔獣や魔神の脅威には晒されずに済んでいるが、残党がまだいる。
その残党を駆除するのに、強力な力を持っている異世界人を呼ばなくては対処ができない
という結論になったため召喚したとのこと。
「その対処が終わったら元の世界に帰っていいの?」
私は疑問をソールに言った。
「うん!花子さんは太郎くんのサポートって感じで。それが終わったら元の世界に帰っても、
この世界に留まってもどっちでも選べるよー。」
ソールはそのように応えた。
「太郎くんは何か疑問に思っていることとかある?」
ソールは太郎に聞いた。
「拙者は任務をこなし、帰還すれば良いのだな?それでよいなら単純だ。」
侍(太郎)がそう応え、
「それで問題ないよー」
とソールが返答していた。
「王様。後、話すことはない?無いならこれからの事とか詳細の話するから退席していい?」
「うむ。異世界人、先ずはゆっくり休まれよ。混乱していると思うがどうか尽力したいただきたい。」
ソールが王様に伺いをたて、3人で退席した。




