10/11
さあどうする
事態は終息したが、私たちが残るか、帰還するか決断するまで後1週間ある。
ここに残って悠々自適に暮らしてもいいし、壮大な夢として終わらせてもいいと言われているため迷い中。
太郎くんは直ぐに帰る方を選んだけど、私はそんなに元の世界に執着もないし生活の補償がされた中でぬくぬく生きて行くのもいいなと思っている。
コンコンコン
「花子ちゃんちょっといい?」
「はーい。どうぞ。」
ソールが訪ねてきた。
「どうするか決まった?」
「ちょっと悩み中。」
「そんな花子ちゃんにプレゼント。このペンダントあげる。」
宝石の中に黄色のミモザが入っているペンダントだった。
「このペンダントは1つだけ願いを叶えられるんだ。
今叶えてもいいし、元の世界でも叶えられる代物だよ。
ただし、生物を生き返らせるとかはできないけど。
決断する時とかにそのペンダントを身につけているだけでいい方に向かう、
とも言われているからプレゼント。3日後までに決まったら教えてねー。」
そう言って、ソールは退出して行った。
一晩考え、とうするか決めた。
私は元の場所に帰る。




