表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パンツを見たら殺しますよ?  作者: ねむり だいじろう
第1章 わたし、エステサロン作ります!!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/41

第9話 街へ


冒険者ギルド―――



「え~っと、これは・・・」

ギルドの受付嬢(うけつけじょう)『ミーナ』は戸惑(とまど)っていた。


目の前には少女が2人。


そして、カウンターに置かれた大量の魔石の山。


「ねぇ、コレ、ここで買い取ってくれるんでしょ?」

「あぁ、はい・・・コレはお二人が?」

「そうです。」


「え~、まずは冒険者登録をして頂きますが、よろしいですか?」

「はい、お願いします。」


「では、身分証(みぶんしょう)をお願いします。」

「はい。」

「ミオルディア・セレーネさん、16歳。チハヤ村出身ですね。」

「そちらは?」

「え~っと、身分証とか持ってないんですけど・・・」

「大丈夫ですよ。それでは血を一滴(いってき)頂きます。」

「え?血?・・・痛くしないでぇ。」

「フフフ、痛くないですよ。」


チクッ


「うぎゃっ!」

シクシクシク・・・


大袈裟(おおげさ)ですね・・・」

「え~、フローレンス・真白・アルメリアさん、17歳。・・・オオサカ?聞いたことないですが。」

「まぁ良いでしょう。登録完了しました。」


「これが、お2人のギルドカードです。」

(はや)っ!」

「お~、ウルトラレアカード並みにキラキラしてる♡」


「それでは、魔石の鑑定(かんてい)をしてまいりますので、しばらくお待ちください。」


「お待たせしました。」

「早っ!」


「全て本物でした。レッドグリズリー2体、ブラッディウルフ28頭。」

「全部で38万WN〔ワーヌ〕ですが、よろしいですか?」


「どう?美桜。」

「38万・・・」

「どうしたの?」

大金(たいきん)だぞ。真白はわからないのか?」

「この国のお金の価値がわからなくて・・・」

「そうだなぁ、卵10個で250WN(ワーヌ)。ランチ定食で800WN。生ビールが380WNくらいだな。」

「日本と同じくらいか~、わかりやすい♪」

「ニホン?」

「ううん、何でも。てか、よく生ビールの値段なんて知ってるね。」

「まぁ、よく飲むからな。」

「え?16歳でしょ。ダメじゃん。」

「どうしてだ?この国では15歳で成人(せいじん)するから、酒、たばこ、ギャンブルも問題ないぞ。」

「そうなの?じゃあ私も飲んでいいのね・・・ムフフ♡」


「あの~、よろしいですか?」

「あ、はい。お願いします!」

「こちら、ギルドカードにチャージ出来ますが・・・」

「え?もしかしてこのカードでお買い物できるんですか?」

「はい。国内ならどの店舗でも使用できますよ。」


「なぁ真白。この報酬(ほうしゅう)(きみ)が全部受け取ってくれ。」

「え?ダメだよ、そんなの。山分(やまわ)け山分け。」

「いや、しかし・・・」

「いいのいいの。19万WNずつチャージしてください。」

「わかりました。」

「真白・・・」


「申し遅れました。私は『ミーナ』と申します。何かありましたらいつでも声をかけてくださいね。」

「うん、ありがとう。ミーナ。」


「さぁ、早速(さっそく)お買い物に行きましょう!」

「あ、ああ。」

「私、何も持ってないから、色々買いたいんだ。」

「それじゃあ、リオンにでも行こうか。」

「うん♪まかせる!」



スーパー『リオン』―――


ここは日用品から食料品まで、何でもそろう中規模(ちゅうきぼ)スーパーだ。


2人は日用品を大量に買い込み、無限に入るポーチ型のアイテムボックスに押し込んだ。


「あ、そうだ。私、パンツも無いんだった。」

そう言うと、真白は3枚1000WNのパンツを買った。


「じゃあ、そろそろ帰ろっか?」

「そうだな。後で飲みにでも行かないか?」

「いいね~♪行こ行こ!」



宿(やど)への帰り道―――


真白の目に、信じられない光景が飛び込んできた。


「え?ウソでしょ!?・・・まさか」


洒落(しゃれ)な店舗が並ぶ商店街の一角(いっかく)に、一軒のランジェリーショップがあった。


「アンジュ・・・」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ