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第1話 プロローグ
大阪梅田のエステサロン
通い始めて3ヶ月
少しだけ変化を感じられるようになった
「和代さん、良い感じですね。」
「あ・・・はい。」
「じゃあ、ちょっと電気入れますね。」
「あ・・・」
パチ
「ア゛、ア゛、ア゛ァァァァ・・・」
「大丈夫ですか?」
「は、はひ・・・」
5ヵ月
見た目がずいぶん変わった気がする
職場での扱いも少し変わった?
それはそれで、ちょっとモヤっとする
「和代さん、順調ですよ。」
「ありがとうございます、先生。」
「先生はちょっと・・・山田でお願いします。」
「あ・・・はい。」
「では、リンパを流して行きましょう。」
「あ・・・」
ムギュギュ、グググ~
「うっ、むむむぅぅぅ・・・アッ♡」
8ヵ月
体が軽い
動きやすい
街を歩くと何だか見られているような・・・
「和代さん、よく頑張りましたね。」
先生の、いや、山田さんのおかげでナイスバディになった私
結局、私はその後すぐに死んで幸せにはなれなかったけれど・・・
私のお客様には、幸せになってもらいたい
私がそのお手伝いが出来れば、私も幸せだ
前世の記憶を思い起こしながら、そんなことを考える真白だった―――
「何たそがれとんねん!それどころちゃうで~!!」




