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パンツを見たら殺しますよ?  作者: ねむり だいじろう
第3章 カモナマイサロン!!

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第12話 ComeOn-aMySalon!!



「私、死んでるの♪」



「・・・」



「ん?あの~、みんな聞いてる~?」



「真白ネェ・・・冗談、だよね?」

「やだなぁ、アンジュ。ホントだよ?」


「な、ななな・・・ま、真白、き、キミは・・・」

「なぁに?美桜。」


「お、おば、おばおばおば、オバケ・・・なのか?」

「嫌だな~、美桜~。死んだだけだよ~?」


「だから、それって・・・」



「俺やで!!」


ギャーーーーッ!!


(なん)やお前ら。()よ慣れろや!」

「もう!マミー、急に出て来ないでって!」



「ほっほっほ。あれじゃの。転生じゃろ?」

「え?おじいちゃん分かるの?」

「昔、何かの文献(ぶんけん)で読んだことがあるだけじゃがの。」

「そうなの?・・・うん、私その転生者なんだ。」


「オルディス様、何です?その転生とは?」

「うむ。簡単に言うと、生まれ変わりじゃな。」

「生まれ変わり?」

「そうじゃ。一度死んで、また別の者として生まれてくるのじゃ。」

「そんなことが・・・」


「そうなんだよ。私の場合は別の世界・・・異世界から転生してきたの。」

「異世界?」


「うん。こことは違う国・・・星?いや、もっと別のどこか・・・」

「私もよく分からないけど・・・大阪ってところで生まれて。」

「で、死んで。」

「そしたら神様に・・・この世界にも神様的なのあるかな?」

「ああ。神は信じられているぞ。」

「そう?その神様に前世の記憶を残したまま、この世界に送られて。」

「で、17歳の真白として生まれたんだ。」

「ん?17歳で生まれたのか?」

「そうなの!オギャーとか言って(笑)」


「そうか・・・にわかには信じられんが、お前が言うならそうなんだろう。」

「真白、私も信じるよ。」

「わたしも~。」

「レオ、美桜、アンジュ・・・ありがとう。」


「よく分からねぇけど、俺も信じるぜ!」

「私も信じます!真白さん。」

「カイ、レイ、ありがとう。」


「それで真白よ、お(ぬし)はこの世界に何を求めるのじゃ?」

「神様にも言ったんだけど、大好きな人や物に囲まれて過ごしたい。」

「うむ。そのように過ごせておるかの?」

「うん!みんなのおかげで、とっても幸せだよ♪」

優しく微笑むみんな。何だか嬉しそうだ。

「ほっほっほ。それは()いことじゃ。」


「でね、前世の私は地味でデブで」

「全く自分に自信が持てなくて」

「下ばっかり見てて」

「でも、ある事がきっかけで変わりたいと思って」

「で、ジムとかエステに通って食事制限して」

「そしたら、ちょっと奇麗になれて」

「前を向けるようになって・・・」

「だから、今度は私が誰かを奇麗にして」

「前を向けるお手伝いが出来たらって・・・」


「そうか・・・」

美桜の目は少し(うる)んでいるようだ


「ところで真白ネェは何歳だったの?」

「いや~、ホントみんなのおかげだよ~」

「ねぇ何歳?」

「幸せだなぁ~」

「おいくつですか?」

「さぁ、そろそろ寝ようかな~、明日も早いし。」

「ねぇってば~、う!むむむむ・・・」

アンジュの口を(おさ)える美桜

「さぁアンジュ、もう寝ようか。」


みんな自分の部屋に戻って行った・・・


「ちょっと、みんな~・・・」

「ケッケッケ。みんな、ちゃんと分かってくれとるよ。」

「そうかな?」

「大丈夫や。もう、みんな家族やからな。」

「うん。そうだね。」



数日後―――



消耗品などの準備を整え、商業ギルドに開業届も出した。


これでいつでも開業できる。


「真白、ちょっといいか?」

「どうしたの、美桜?」

「玄関まで来てくれるか?」

「いいけど・・・」


エントランス前にはみんなが集まっていた。


「みんな、どうしたの?」


「あれ・・・どうかな?」

美桜の視線の先には真新(まあたら)しい看板があった。


オフホワイトに塗られた天然木(てんねんぼく)一枚板(いちまいいた)


Salon(サロン) de() restalite(リスタリテ)の文字が刻まれているだけのシンプルな看板。


「素敵!これ、どうしたの?」

「みんなで作ってみたんだ。」

「そうなの!?凄い!」

「どうかな?気に入ってもらえたかな?」

「まぁ、気に入らなくてももう貼り付けてしまったがな。ガッハッハ!」

「ちょっとレオ~。気に入るに決まってるでしょ~。」

「そうか。それは良かった。じゃあ、これも付けてしまおう。」

レオはもう一枚、小ぶりの看板を取り出した。


「これは?」

「こっちは、サロンの入り口用だ。」

「・・・ありがとう。」

「みんな、本当にありがとう・・・」

エントランスにはみんなの笑顔があふれた。


「あの~・・・」

一人の女性がこちらを(のぞ)()んでいる。


「はい?」

「こちらはもう営業していますか?」


みんなは、顔を見合わせた・・・


「あ!はい!やってます!」

「いいですか?」



「ようこそ!Salon de restaliteへ!!」




第3章 ー 完 ー




とうとう開業したSalon de restalite。どんなお客さんが来店するのか・・・


物語は第4章へ!



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