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いち
まともに書いたのは、初めてです。
誤字脱字ありましたらごめんなさい(*- -)(*_ _)ペコリ
好きだった人。だったというには理由がある。
彼女、日向さんは、死んだはずだった。そう僕の目の前で
今でも覚えてる。紅く染まり、冷たくなったあの感覚を。
なのに、
なんで?
「あなたは、誰だ。どっか行け」
と彼女に、睨んで言った。
「あっくん。私は、ひなだよ。誰でもない、あっくんがわかってるでしょ」
と、面白そうに、微笑む。
僕は、自分の頭を掻きむしるように手を動かした。
わかっている。今、彼女のゲームの操作や、やる時の仕草、が
日向さんそのものだ。
頭の中がぐちゃぐちゃにかき混ぜられるこの感じ。
「変な顔になってるよ~あっくん。まだ遊ぼ、今度は勝ってね。」