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厨二

はじめに


主人公が結婚していない理由などですこし問題がありましたので一部に修正を加えました。

結構不十分でかつ矛盾があるようですが、現状ではこれが限界です。


また、様子を見て改装するかもしれません。




中二病ちゅうにびょうとは、「(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語のこと。


(wikipediaより抜粋)




さて、来島義男と言う男は31歳独身の魔法使いなのだが、そこそこの金持ち息子に生まれたうえに、幼い頃は神童ともてはやされたのだからそれなりに頭はいい。

家も数代つづく船大工の家系であり、地元の名士であった。

そして顔も別に醜男というわけではなく、童顔だがそれほど問題はないレベルだと思う。

つまり、プチ玉の輿になる素質はあったというわけだ。


ではなぜこんなそこそこの有料物件が結婚していないのかというと、簡単な話だ。













「重度の厨二病だったから、誰も寄り付かなかったんだよ!(´;ω;`)」(本人談)


・・・ということだ。




想像してみて欲しい。

普段から


「僕は新世界(大阪府浪速区)の神になる!」


とか


「しずまれ、鎮まれ我が左腕!」


とか


「極寒の地の氷の神よ、我に力を与えたまえ。言葉は氷柱、氷柱は剣。身を貫きし凍てつく氷の刃よ、今嵐となり我が障壁を壊さん!エターナルフォースブリザード!!これは一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる。相手は死ぬ!」


とかそんな感じのことを四六時中言ったとしよう。

そうなるとその人はまず間違いなく人道を踏破する権利人(ボッチ)となることができるだろう。

義男の場合もこれに当てはまり周囲からものすっごく変な目で見られていた。


雷蔵もこれはまずいと矯正しようととしたがかえって変な方向に捻じ曲がってしまった。

と言う訳で選ばれし者(激藁)来島義男はその厨二センスを極限まで高め

そして唐突に正気に戻った。


海軍兵学校に落ちたときのことだった。


でも諦めきれず


「僕は間違っちゃいない!間違っているのは世界だ!」


とかなんとか呉のあたりで叫びまくっていたところでふと気が付いたのだ。

周囲のなんかこう冷たい視線とか言うやつにだ・・・。

で、広島県警の警察官、松田さんによって不審者と言うことでつかまって一晩ご厄介になり、ようやく正気に戻ったというのが厨二病卒業の真相だったりする。


ちなみに今では昔のことを思い出したら耳をふさいで辺りをごろごろと転げまわって大声を上げる程度にまで回復している。

そういうことでようやく正気に戻った義男であったが彼は未だ誰とも結婚していない。

全ては遅すぎたのだ。


元々、交友関係は皆無に近いくらい狭いし、雷蔵のコネを頼ろうにも彼の知り合いにも年頃の娘さんはいなかった。

クラスの女子の皆様は全員誰かと結婚済みもしくは婚約済み。

残ったものはかつて厨二だった義男のみと言う有様だった。

おまけに正気になった反動でヘタレになってしまい、色町などにも行けない始末。

つまり、女の気配が完全に周囲から消え去ってしまったのである。

かくして、来島義男さんじゅういっさいは見事魔法使いへの道を開いたという訳である。

現在は造船会社の仕事をする傍ら、魔法使いの修行に励んでいる。

ということで、激しく悲惨である。


「ま、そんな訳だから、来島さんは仕事に専念するしかないというのが現実なのですよ」


ふう、と溜息をついた


「お前の自業自得だろうが・・・。」


雷蔵がヤレヤレといった感じで呆れた。


雷蔵の頭の中ではすでに息子である義男を跡継ぎにすることは決まっていた。

確かに、当初は厨二全壊であったり、沿うかと思えばヘタレになったりしたものだから、もうウチで適当に働かせればいいや、後継者は社員の中から選ぼう・・・と考えていたのだ。

しかし、義男は船大工だった雷蔵の父から受け継いだ田舎の造船所をここまで急成長させたのだ。

その先見性の高さ

そしてそれの基礎を作るための資金運用の上手さ

・・・カリスマ性はあまりない様だが、それでも社員達も文句を言いつつも付いてきてくれている。

正直十代半ばの頃は海軍受けるとか私は選ばれしものだとか堂々と言って心配したのだが、現在ではそれなりにマトモな人間になっているようだ。

まあ、その代わり私生活ではヘタレそのものだが・・・。

ココにきての心配事は女の影が全くないということだ。


雷蔵自身も彼が就職したころに見合い相手はないかと地域の有力者に掛け合ったのだが、義男に会う年頃の娘は皆様すでに契約済みないしは出荷済という有様だった。

それもあって、当初は兵学校を落ちて落ち込んでいる義男もある程度したら立ち直るだろうと考え何もいわなかったのだ。

しかし、立ち直りこそしたものの、相変わらず女にちかよるそぶりも見せない。

自分も長くはなく、もう50越えて還暦一歩手前のみだ。

父親としてもいい加減に嫁と孫の顔が見たいのだ。

次代の時代を担う後継者も必要なのは確かだった。

こうなればもう義男自身が嫁を欲しがるしかないのだが、どうもヘタレな上に、正気に戻ってからは仕事が友人と言う感じになっているため、とてもじゃないが積極的とはいえなかった。



「取り敢えず、相手探しから始めなければならんか・・・見合いの手配が必要じゃな。」



雷蔵はそう呟いた後グイッと酒をあおった。


何、当なら幾らでもあるワイ・・・覚悟せいよ、義男。


酒の苦味を口の中で感じながら、雷蔵はニヤリと笑った。


















このとき、当の義男が結婚するまでは諸般の事情でさらに数年以上の月日が必要だったことを雷蔵はまだ知る由もなかった。


ちょっと哀れである。




今回はちょっと短めです。


主人公の結婚できない理由という奴を書いてみました(笑)

まぁ、誰だってこんな面倒くさいやつと結婚したくはありませんわな

二次元での女の子の厨二病はゆるせてもリアルでかついい年した男だとちょっと・・・ねぇ?

と、とりあえず自分としては二次元におきかえての情景を浮かべてみれば・・・ヤッパリ無理です。

夜神さんちの息子さんの残念バージョンしか思い浮かびませんでした


主人公が結婚していないことに気が付いたのは2話を書いていたとこのことで「あれ、そういえば主人公今年で30じゃね?」

と思いまして、急遽4話で嫁さんがいないということを書きました。


さて、次回から経営関連の話をまた出していこうと思います。

次は折角別府にあるのだからということで別府汽船誕生について書いていこうと思います。

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