1cm
もどかしい青春の1ページ。
を、イメージしてみました。
初恋を思い出してみてください(笑)
何気無い日常の
何気無いワンシーン。
どこにでもあるような会話。
どこにでもいるような二人。
すべてが『当たり前のこと』だけれど
わたしにとっては特別な時間。
君と私が触れ合わない、ギリギリの距離。
近くて遠い、1cm。
ーー言ってしまえば楽になる?
一度崩れたら
きっともう、戻れない関係。
怖くて
前に進めない。
あぁ
離れて行く距離。
遠ざかる体温。
お願い、神様。
あと少しだけ
このままで。
ーー君が、好きなの。
心の中で叫んでみても
君に届かないことは知ってる。
私に、もっと勇気があれば。
「あー、もう、意気地なし……」
この後悔は、何度目だったかな?