練習会
入るとりょうが受付へ
少し待った後こちらへ
りょう「OK~じゃあいこうぜ~」
俺「あれ?借りる代金は?」
鈴鹿「拓哉君は初めてか~ここりょうの叔父さんが働いてるから無料なんだよ」
りょう「そういうことw」
俺「すごいな・・」
りょう「じゃあいこうか」
体育館に着くと想像より広い
俺「広いな・・・」
バスケットコート2枚分いや・・それ以上だろうか
鈴鹿「じゃあみんなで準備体操しようか」
梅「屈伸からかな?」
そんな雑談しているとりょうの電話が鳴る
りょう「のりだ もしもし?…もう中バスケットコートのとこな」
どうやらついたようだ
のり「悪い悪い遅れたわw」
りょう「おせえよww」
のり「悪いwあれ?鈴鹿早いなww」
鈴鹿「あんたと同じにしないでよ!w」
梅「ほかのみんなは?」
のり「夏は飲み物かって来るって」
もうすぐ会えるそう思うとドキドキしてくる
ガタン
夏「ごめ~ん遅れちゃった!」
ひょこっと顔を出す夏に目を奪われていた
のり「おそいぞ!」
夏「ほとんど同じ時間に来たじゃん!」
梅「のりはいっちゃだめだと思うよ」
鈴鹿「そうだそうだw」
りょう「あとは遅刻魔だけか」
のり「まぁ今きたら早いほうだなw」
鈴鹿「私はアップおしまい先遊んでるね~」
梅「私も終わったからボール出してくる」
りょう「俺もドリブルしてるか」
俺「俺もう少しやろ」
そういっていると隣に夏 のりが柔軟をはじめる
のり「今日は楽しみですね~」
俺「何が?」
のり「だってダンクが見れるのですもの!」
どこのおかまだこいつは・・・
のり「ですよね~夏さん」
夏「そうだね~早く見たいかも~」
その言葉を聴き俄然やる気が出た俺は
俺「じゃあ見ててね~」
ボールカゴからボールを取り
タッタッタッタ シュ ガコーン
張り切りすぎたせいで指を思いっきりリングに当ててしまったが成功はした
りょう「やるねー」
鈴鹿「すごーいもう一回!」
梅「始めて見ました あんなにジャンプできるとは・・・」
俺「どうよ!」
のり「すごすぎて何も言えないわ!」
夏「あはは すごいなぁ」
のり「夏もできるんじゃない?w」
夏「よし!頑張って来る!」
鈴鹿「もう一回~」
梅「アンコールです」
りょう「俺を抜いて見ろ!」
俺「よっし!いくぞ!」
りょう「こい!」
なぜかスポ根漫画のような台詞を言う俺等
正直バスケ経験者の俺には他愛も無い事だったがすごく面白く感じた
スッ ヒョイ パスン
りょう「すっごい簡単に抜かれた^^;」
梅「りょうへたくそ・・かも」
鈴鹿「りょうだっさいw」
りょう「俺が下手なんじゃないやい!なぁ?拓哉」
俺「いや~どうだろうw」
りょう「それって俺が下手見たいじゃんw」
のり「あの遅刻魔遅すぎだろ!w」
夏「ダンク見れなくてかわいそうだね~」
その後みんなでパス回ししたり シュート打ったりしていても裕也は来なかった・・・
のり「遅すぎ!俺ちょっと電話してくる」
そういってのりは荷物のほうに走り出した