学校2
キャー
サインして
握手いいかな?
写真とってもいい?
騒がしい教室
椅子の足をガンっと蹴られたので見たら人だかりが出来ていた
20人はいるであろう人だかりが
ヨン様はこんな感じなのかな
そんなことを考えながらも時間を見る
8時15分か もうすぐ先生も来るだろう
?「ちょっとどいてー」
?「いてっ」
俺「みんなミーハーだなぁ」
?「お前くらいだぞ落ち着いてるの」
ぱっと声のするほう いや話しかけられたほうを見ると
裕也「おはよ」
のり「はよ」
俺「おはよ ほかの皆は?」
裕也「この中には入れないっしょw」
俺「そんなに人いるのか?」
のり「廊下にもずらーっとw」
そうか そんなに有名だったんだ
また椅子が蹴られる 最初は誰かの足が当たってると思ったが真琴のようだ
俺「はいはい なぁのりみんな集まらないように言ってくれ」
のり「あいさ!」
裕也「収拾つくのか?」
のり「さぁみんな真琴さんも疲れちゃうからその辺でお終いね」
だが誰も言うことを聞かない
俺「真琴 あとで皆にサインしてやるって約束しろ」
真琴「わかった言ってみる」
真琴「あとでサインするから皆戻って」
じゃあまたあとでね
約束しちゃった
一言で皆戻っていく
のり「なんだよこれ」
?「すごいねー」
?「朝から教室に入れなかったです」
?「そうそうビックリしたよねw」
女子たちも集まってきた
夏「おはよー真琴さん」
梅「おはよーございます」
鈴鹿「おはよん」
?「あれ?なんか廊下に人めっちゃいるけど」
遅れてりょうが来る
りょう「真琴さんがきてたのか」
俺「ああさっきまで地獄絵図だったよ」
裕也「そうだなぁ改めて知名度があるって事を知ったな」
真琴「そうそう 真琴さんじゃなくて真琴ってよんでよw」
梅「いいんですか?」
真琴「うん」
鈴鹿「じゃあよろしく真琴」
男子生徒「ずっる俺も話してぇよ」
ガラガラ
先生「おーい座れ~」
いいタイミングで先生が入ってきた
あのままいってたら教室中の生徒がまた集まってきてたな・・
キーンコーンカーンコーン
担任「ほら早くもどれ」
夏「じゃあまた後でね」
鈴鹿「まったねー」
梅「・・・・あとで」
りょう「ねむい」
のり「じゃあなぁ」
俺「はよ戻れ」
裕也「あれ?俺後ろになったの?w」
俺「ああそうだよ」
真琴「ごめんね」
裕也「いやいいよwこれで寝れるw」
担任「一時間目の総合はバスケのチームの作戦決めだ
これで一時間つぶす授業するのめんどいしなw」
適当だな先生
男子「真琴さんはどこのチームですか?」
担任「そうだな 幼馴染君どうしますか?w」
ニヤニヤこっちを見て聞いてくる
俺「昨日のうちにもうチームに入ることは決まっていたので」
先生「そうか じゃあ拓哉のチームに決定な」
ざわ・・ざわ
男子「まじかよ~」
先生「じゃあ真琴に決めてもらうか」
真琴「拓哉のチームでいいです」
そういうとまた 教室がざわつく
先生「じゃあチームごとに分かれて話し合い開始 あと関係ない人とは話さない以上」
そういうとみんな各々動き始める
殺意がある目線が飛ぶ
裕也「お前気をつけろよ 夜の道とかw」
俺「ああ気をつけるよw」
真琴「ごめんね」
俺「いや謝るほどじゃあないよ」
のり「そうそう俺らは迷惑とか思わないしさ」
鈴鹿「そうそう遠慮しないでねー」
俺「こいつが遠慮w」
真琴「拓哉?何を言ってるのかな?」
夏「幼馴染だからわかることもあるんだね」
俺「そうかもね」
梅「気になります」
真琴「気にしなくていいからw」
担任「ちょっと拓哉こっち来ーい」
俺「なんだろうちょっといってくるわ」
先生はだるそうに手招きしている
俺「なんすか?」
先生「変な奴らもいるからしっかり見張ってろよ」
俺「はぁ 親父と同じこと言ってますよw」
先生「そうかwまぁ気をつけろ」
俺「はいはい」
りょう「なんだって?w怒られたんだべw」
のり「まじでw」
鈴鹿「怒られてる様には見えなかったけど」
俺「プリント端っこ折れてんぞって言われただけだよw冗談好きだからねw」
裕也「冗談好きだよなあの人w」
夏「そういえばあんまり怒られないよね」
真琴「あれ?みんなしらないの?」
のり「何か面白そうな話の予感w」
梅「なんでしょう」
みんな興味を示してしまった
真琴「こいつスポーツやってるじゃん 中学校も私立から誘いがきてたりしたんだよ小学生なのに高校からとかも」
りょう「また聞かなきゃよかったよw」
鈴鹿「すごすぎでしょ」
俺「でももう野球もバスケも剣道もやってないけどね」
真琴「もったいないよねー」
梅「やっぱり今年の球技大会は貰ったかも」
のり「そうだな」
鈴鹿「もうこれは勝たないとw」
俺「いやいや あんまり走りたくないですw」
裕也「部活で走ってるだろw」
俺「いやー俺キーパーだしw」
夏「そうなの!w」
鈴鹿「想像できないwシュート決めてるのかと思ったら止める方かw」
そんな話をしてると
メールが 学校は携帯持込禁止だけどねw
葉月「今日昼ごはんどうする?」
うちの中学は購買で買うか弁当持参なのだが
俺「購買だと思うよ」
裕也「誰にメールしてんの?」
俺「葉月 昼ごはんどうするかだって真琴と食べたいんだろ」
またメールだ
葉月「お母さんが山のように作ってたから昼に届くと思うよ」
俺「みんな購買組いるだろ?」
のり りょう 真琴 裕也 鈴鹿「俺(私)購買だけど?」
俺「昼飯買うなよ?」
真琴「お母さん?w」
俺「ああ10人前は作るからな・・」
りょう「まじ」
俺「じゃあ屋上で食べるか」
真琴「楽しみーw」
夏「楽しみだねー」
その後はいろいろな話をして一時間目が終わった
キーンコーンカーンコーン
俺「終わったな おわっ」
クラスの奴らほかのクラスの奴らがまた集まってきた
男子「サインちょうだい」
私も僕も俺も
俺「うっさいな」
真琴「じゃあ一列に並んで」
案外素直に言うことを聞くんだな
そういって俺はうつ伏せになり眠りについた