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とある場所にて

短いですがあちら側視点のお話です。

うっそうとした森の奥、巨大な扉の前に2人の青年が立っている。


どちらも整った顔をしている。しかしながら彼等は人間と呼ぶには異形であった。



漆黒の羽根と鋭い爪を持つ黒髪の青年と白髪に褐色の肌を持ち下半身が蛇の姿の青年。



彼等は正しく魔族であった。




「少しではありますが扉が開いていますね…」


蛇の身体を持つ青年が扉を見ながら言葉を発する。



「カナタ、他の住民や魔獣が立ち入らぬ様に結界を張っておけ」


漆黒の羽根の青年がカナタと呼ばれた蛇の青年に命令をする。



「畏まりました。…しかし、あちら側にはしっかり見張っていただかないと…。この扉は向こう側からしか閉じられないのに…」


カナタが愚痴りながら結界を張るため呪文を唱える。



それを横目で見た後、すぐに目線を扉に戻す漆黒の青年。





「……扉の向こうから、誰かが呼んでいる………。





 誰だ…?余を、この魔王サミエルを呼ぶ愚か者は……」











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