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ある日の出来事

作者: 犬塚ぽち

嫁様と朝ご飯を食べ終えてお茶を飲みながらテレビを見ていると突然に嫁様の瞳が虚ろになって動かなくなってしまった。

どうしたものかと考えているうちに元に戻った嫁様が言った。


「ちょっと井の頭に行ってきたい」


平日の朝から何を言い出すのか


「井の頭が八つ頭に侵略される」


お、おう


「千の軍団を持った八つ頭が侵略を始めると茶柱から導きがあった」


とりあえず病院を勧めた俺は間違っては

いないと思う




証拠を見せると台所から八つ頭を持ってきて指先を向ける


「ホット」


八つ頭が一瞬にしてほくほくになった


ごめん、ちょっとついていけない。

ついていけないし、そろそろ会社へ行かねばならないので気を付けてとだけ言い残して出社した。




いつも通りに夜10時過ぎにタイムカードをきり、まだ仕事を続ける人達に挨拶をして帰ると待っていたのは不機嫌な嫁様だった。


「ぷぅぷぅですよ」


訳を聞くと八つ頭は一株で一つの軍団

そして茶柱に導かれのは二千万を超える人

オーバーキルにも程がある。


結局一つも狩れなかった嫁様は焼売と一緒に

帰ってきたそうだ。


「ホット」


焼売が熱々になった。

この能力だけで満足しとけ、な?


里芋と八つ頭の差に悩みました

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