表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦女神  作者:
1/9

これは、とある世界のとある国の物語。






その地方には、いくつかの小さな国がある。

その中には様々な国があり、それぞれに素晴らしい所があったが、海に面しているウィルネ王国、海の女神の加護があると言われている、通称"水の国"ほど美しい景観を誇る地はなかった。


ところが――、ある時、美しい景色は突如失われた。

豊かなウィルネを狙う隣国・ファイス王国が、攻め込んできたのである。






ウィルネはまたたく間に進攻され、美しい景色は次々に焦土に変わった。


もちろん、ウィルネの兵士達は必死で抵抗した。だが――、敵の数はあまりにも多かった。周りの国を呑み込むことで強大になったファイスは、大軍を送り込んできたのだ。


その気質から"火の国"と呼ばれているファイスの軍は、暴虐の限りを尽くした。戦場の兵士だけではなく、女性や年寄り、子供も容赦なく殺されていく。


精強であるはずのウィルネ軍は、強大な敵の前に、成すすべもなく数を減らしている。王都陥落も時間の問題だった。






唐突すぎる開戦から数日経った朝。


ウィルネの若き女王は、ついに自らが出陣することを決めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ