表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
209/276

選択

視点戻ります

部屋に入ってきたイグルドと目が合う。その目は穏やかで、微笑んですらいた。

「とりあえず、無事でなによりだ。皇子殿下との婚姻云々は聞いたが、まだ何もないというならアリュに戻ってほしい。そっちの方がお前のためだぞ」

そう言ってイグルドは私の頭を軽く叩く。

「いや、でも精霊の……えっ?」

婚姻の相手は違うし、私のこと伝わってるし、イグルド入ってくるし……とにかく全部話が違う!

ダルネミアは私を取り込みたいんだよね?だからこんな誘拐みたいなことまでしたはず。なのにどうしてやってきてすぐのイグルドがここに来られて、話をなかった事にしようとしているんだ?サグアノもなぜ許可したんだ?

「いやはや、帝国の手腕には感心いたしました。こうもあっさり攫われてしまいますと、国を守る立場としては立つ瀬がありませんな」

初めて会った時も思ったけど、つかみどころのない人だ。コロコロ変わる口調のせいか、真意が読みづらい。素の口調も知っているけど、それでもよくわからない人だな。

それはサグアノも感じているようで、入室を許可しておきながら訝しむような顔でイグルドを見ていた。

「確かに入室や会話は許可したが、彼女の身柄をアリュに引き渡すつもりはない。例えあなたの話が真実であっても、彼女について決めるのは我々だ。アリュに口出しはさせない」

「ふむ……人というのは信じたい方を信じるものです。私の話について、解釈は好きにして頂いて結構。ですが、その解釈の先で最も狂わされる相手がこのレネッタである事をお忘れなきよう、よろしくお願いします」

微笑みながらイグルドは扉に手をかける。

そして扉を開きながら振り向いた。

「では私はこれで失礼します。レネッタ、お前は自分のことをもう少し考えてやれ。じゃあな」

そう言い残し、イグルドは部屋を出ていった。





関係がわちゃわちゃしてきたので、そのうちまとめを作りたい……(°_°)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ