カレシ、ってなんぞや?ver 大和
はい!お久しぶりでっすww
もっくんです(^_^)/
この数日忙しくて更新できませんでした…
すみませんでした(-_-;)
ですが、ひと段落したのでまた始めたいと思いますw
さて、今回はあの人がメインですww
ではではどうぞ!
俺に初めて彼女ができたのは小5の夏ごろだった。
そのころの俺はまだ好きってことが分かんなかった。ただ告白されたから付き合ってみた。
俺はある程度は彼女の事気を使ってたし、仲良くしてたと思う。
でも、相手はそれじゃ不満だったらしい。
『大和君はさ、アタシの事本当に好き?』
ある日突然こう聞かれた。
『好きだと思う。』
って素直に答えたら
『「だと思う」って何?好きか分かんないのに付き合ってたの?』
ってキレられた。
今思えばこれは圧倒的に俺が悪かった。
好きか分からず付き合って、相手の気持ちを踏みにじっていた。
『好きっていうのはさ。お互いのこと知りたいなぁとか、気持ちを共有しあったりしてドキドキすることだよね。そういうのを愛って呼ぶんだよね。』
『大和君は…アタシといて一度でもそう思ったことがある?』
そう言われて俺は酷く驚いた。
図星だったのだ。
それを見抜いたのか、彼女は呆れたように溜息をついた。
『大和君ってさ、優しくてかっこいいと思うけど…人として大切な何かが欠けてるよ。』
『ねぇ、大和君にとっての「好き」って何?』
聞かれて、俺は全身が硬直した。
分からなかったのだ。
頭が真っ白になったその時、自分の中の誰かが冷たく呟いた。
そんなもの、知らない。
逆にこっちが訊きたい。
好きってなんだよ?
愛って、なんだよ?
俺、不知火 大和は今、高校一年だ。
成績はそれほど悪くもないし、授業態度も真面目だと思う。
結構いい日々だ。
後ろの席の幼馴染は相変わらず授業中寝てるし、起きてても内職しまくってんけど。
…今ならあの子の言ってた好きって気持ちがわかる。
あの日から何年もたって、俺も一つの恋をした。
いや、恋をしている。
多分、もう一生その子しか好きにはなれない。
それほどの恋をしている。
俺は、アイツ、六条 忍に隠してることが二つある。
恐らく、いや絶対にこれから先も言わないであろうこと。
一つ目は、俺は唯一無二の親友であり、幼馴染のアイツが---
この世で一番苦手だということ。
二つ目は、その親友の妹、椎奈と―――
付き合っていたということ。
それは、今から三年前にさかのぼる。
ピン、ポーン
軽快な音が響き、次いで母親の声が響いた。
「大和ー!ちょっと出てー!」
「あー!?雛菊に出させろよー!」
「雛は今日出掛けてるでしょー!さっさと出なさいよ!!」
ちっと舌打ちをすると俺は会談を駆け下り玄関へと向かった。
「はい。どちら様でしょうか?」
『あ、隣に越してきた六条です。』
「少々お待ちください。」
インターホンを切ると、俺はリビングに叫ぶ。
「母さん、隣に越してきた人だってー!」
「え!ほんと?すぐ行く!」
ばたばたと騒がしい音がした後、エプロンを外しながら俺の母、澪は走り寄ってきた。
そして、ドアを開けた。
「こんにちわ。隣に越してきた六条と申します。これ、よかったら…。」
「あらあらどうもー。こちらこそ、不知火です。」
俺もどんな人たちなのか気になって、母さんの横から外へ出る。
外に出たら話していた母さんが気づいて俺の頭に手を置いた。
「そうそう、うち子供が二人いて、この子は大和っていって生意気なクソガキで、今いないけど下に雛菊っていうべっぴんな妹がいるのよー。」
「クソガキとか言うな。」
俺がツッコむが母さんは気にせず頭をなで繰り回す。
と、突然六条さんが驚いた声を出した。
「どーしたんですか?」
俺が訊くと、まだ興奮しているのか、上ずった声で言う。
「うちにも子供が二人いるんですよ!」
「え?」
まじか。
俺と母さんが驚いていると六条さんは二人の子供を前へ出した。
男の方は黒髪でツリ目、いかにもガラが悪そうだ。
女の方は栗色の髪にタレ目で、男の方とは正反対の印象だ。
「こっちが忍、こっちが椎奈です。」
紹介されると男の方が手を伸ばしてきた。
「よろしくな。」
「あ、ああ。」
見た目と違って友好的なのか?
女の方はこちらを見るとにこやかにほほ笑んでお辞儀した。
こっちは見た目通りだな。
「よろしくお願いします。大和さん。」
「こ、ちらこそ。」
二人の第一印象、「不思議な感じ」。
それが、俺と椎奈の出会い。
そのころは、考えもしなかった。
俺と椎奈が付き合うなんて。
椎奈が死んでしまうなんて。
アイツが、あんなになるなんて。
…
大和君…
いいキャラ…
さて、次回少し進展します。
お楽しみにm(__)m