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女装男子の恋模様  作者: もっくん
2/15

だから女装をしている訳でして

こーんにーちはーw

もっくんですw


この小説ですが、最初の方はあまりエロは入れませんww

っつーか、何故これを書こうと思ったのかわかりませんww


ではでは、どうぞm(__)m



『お兄ちゃん…ごめん…』



中二の時、妹と家族が死んだ。


旅行の帰り道、トンネルに入ってすぐに前を走っていたトラックが横転し、俺らの車はそこに突っ込んだ。


炎上する車の中。


親は共に即死。


俺と妹はかすかに意識を保っていた。


妹は頭から血を流していて、伸ばされた腕は途中で変な方向に曲がっていた。


もはや痛みすら感じない腕でそれでも俺はその手を取った。


その時アイツが呟いた言葉を、俺は忘れない。


嗚呼、コイツだけは生かさなくちゃ。


冷たくなっていく手を強く握りしめ、俺は思う。


俺よりもコイツを生かさなくちゃ、と。


その時俺は誓ったんだ。




それから2年。


俺、(しのぶ)は高校一年になった。


俺は今、妹が受けたがっていた高校の受験に成功し、『六条(ろくじょう) 椎奈(しいな)』として通っている。


椎奈というのは死んだ妹の名前。


もちろんきちんと女装している。


学校側には説明してあるし声でばれる心配もない(地声が少し高いんだ)。


俺はいつものように校門をくぐると辺りに目を配る。


季節が6月ということもあって緑が増えた。


まぁ、辺りを気にしている理由はそれだけじゃないのだが。


「おっはよー。」


突然後ろからかけられた声に驚いて肩を震わせてしまった。


「お、おはよー。麗奈ちゃん。」


振り向くと黒髪を腰までたらした凛とした感じの女、木村(きむら) 麗奈(れいな)がいた。


俺、というか『椎奈』の大親友だ。


「こんなとこで何してんの?」


率直な質問に俺はどもった。


「あ、あーいやその…今日は『アレ』いないのかな~っと。」


「ああ~。『アレ』ね。そういや今日はいないね。いつもならもうすでに椎奈に引っ付いてそうなのに。」


引っ付くって…。


俺と麗奈がいっている『アレ』。それは――――



「おっはっよおおおお!!」


大声で叫びながら駆け寄ってくる男が一人。


「あいっかわらず椎奈の前だとウザいね。」


この高校一モテ男の東雲(しののめ) 隆平(りゅうへい)だった。


ついでにいうとコイツ。


「椎奈ちゃーん。俺と付き合って。」


「丁重にお断りします。」


俺に惚れている。



はい。ということで第一話終わりましたww


あれ?思ったよりむずい??


とか思ってますw


まぁ、これからも地道に頑張ります(^_^)v


それでは、また次回m(__)m

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