第15話。レーザー光線出ますかっ!?
カイルさんは一言よけいでした(汗
ジェイドさんは、小さな子供と
触れ合ったことがないのだと思いました。
だからどう扱っていいのか分からないのでしょうね。
ごめんなさいが出来た後のこと、
まったくといっていいほど考えていなかった私は、
この状況をどうしようか考えていたところ、
ジェイドさんが言いました。
「姫、サーディとは2人きりにならない方がいい。」
きょとんとしてしまいましたが、
確かにサーディさんは怖いのでこくんと頷いておきます。
ジェイドさんとカイルさんは、
私の仕草に満足そうに頷きました。
そういえば、私に用意された部屋は、
可愛らしい家具がたくさんあったのですが、
ベッドが高すぎてのれなかったことを思い出しました。
「じぇぃ。あの・・・。おへや。」
「部屋に戻りたいのか?」
「それでしたら僕が送っていきましょうか?」
別の意味に取られてしまったのですが、
この場合、見てもらったほうが
分かってもらえると判断した私は頷きました。
「じぇぃも、いっしょが、いいです。」
じっとジェイドさんを見上げると、
ジェイドさんは一瞬驚いたように目を開いた後、
分かったと頷いてくださいました。
だって、カイルさんだけに見てもらっても、
もしかしたらジェイドさんにお話がいくかもですから、
二度手間になるよりはいいですよね。うん。
「姫様・・・。上目遣い最強ですね・・・。」
「・・・カイル。行くぞ。」
カイルさんとジェイドさんは
目を合わせてなんとも言えない表情です。
部屋に向かう道中、すれ違う騎士さんや
メイドさんらしき人たちが、驚いて振り返ったり、
じっと見つめられてなんだか精神的に滅入ってしまいました。
ジェイドさんもカイルさんも美形さんですもんね・・・。
こんなちんちくりんと一緒にいたら、
そりゃあ目立ちもしますってば・・・。
うう・・・いけないいけないっ。
プラス思考ですよっ。
部屋に到着すると、
カイルさんが扉を開けてくださりました。
カイルさん・・・
イケメン執事でもいけそうな気がします。
女友達が以前、「執事萌えっ」とか言ってた時、
呆れた視線を送ってごめんなさい。
「では、ここで失礼する。」
「姫様。今度はバルコニーから
落ちないように気をつけてくださいね?」
静かな動作で私を下ろしてくれるジェイドさんと、
心配そうに私を見つめるカイルさん。
そして・・・。
「・・・カイル。今何と言った?」
「・・・・あ゛。」
カイルさんの台詞に聞き捨てならないといった様子で、
聞き返したジェイドさんを見上げると。
・・・・ひぃぃぃぃっ!?
目が据わってますよっ!
こわいっ!
レーザー光線発射何秒前ですかぁぁぁああっ!?
失礼すると言ったジェイドさんを
引きとめようと思ってはいたのですよ。
思っていたんですけど・・・、
こんな形は望んでいませんんん・・・・っ!
結局、カイルさんと一緒に、私に用意された部屋に
連れ込まれて(?)しまいました。
そして今現在進行形で目の前にはジェイドさんが
向かいのソファに座っていて、私とカイルさんは
並んでジェイドさんの向かいのソファに座って
固まっています。
「・・・落ちたとは、どういうことだ?
カイル、説明しろ。」
「・・・はは。はぁ・・・。」
人を殺せそうな視線から目を逸らして、
カイルさんは冷や汗だらだらで笑った後、
諦めたようにため息をついたのでした。
ひぃ・・・。
ジェイドさん怖すぎます(苦笑




