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第13話。規格外ですっ!

いつも【世界を彩る神様の愛し子】を読んでいただき

ありがとうございます^^






ジェイドさんのいるという演習場に向かう道中、

だっこされている私は、じっとカイルさんの

顔を見ました。






その視線に気づいたのか、

カイルさんは首を傾けて笑ってくださいます。






「姫様は軽いですね。まるで羽のように軽くて

 柔らかくて可愛らしいです。」






まるで女性を口説いているかのような台詞です。






ああ・・・これはまずいです・・・。






甘い・・・。

甘すぎて砂ではなく砂糖を吐いてしまいそうです。






「かいるは、やさしいです。それに、ぽかぽかです。」






なんとか話題を逸らすべく、カイルさんのお話に

切り替えたのですが、なんだかカイルさんの口元が

ゆるゆると開いていきます。






「はは・・・。か、可愛すぎますよ姫様。

 そんな可愛いこと言われると僕・・・。」






「言われると・・・なんだ?」






立ち止まって何か言いかけたカイルさんの背後から、

静かに射抜くような低い声が聞こえました。






「うわぁっ!?ジェ、ジェイド隊長っ!?」






私とカイルさんは、いつの間にか

訓練をしているであろう建物の前に来ていたようです。






うわわわ・・・ジェイドさん、

目から光線出そうな目で見ないでくださいっ。






本気で泣いちゃいますよっ!?

幼児の本気泣き舐めちゃいけませんよっ!?






「はは・・・。いえ、まぁ、姫様が

 あまりにも可愛らしいことを仰るので・・・。」






苦笑いしながらも正直にお答えするカイルさん。






男らしいですね。

もうカイルさんの好感度はここ1時間で

ぐんぐんと絶賛急上昇中ですよ。






「・・・サーディの影響か?」






「ち、違いますよっ。僕はあんなに

 ひねくれた趣向の持ち主ではありませんっ。」






サーディさんへのみなさんの気持ちって

同じなのですね・・・。あはは。






それにしても・・・。

騎士服を着ているお2人が並ぶと・・・壮観です。






この世界の人の身長って本当に高いみたいです。






それにみなさん綺麗だったり素敵だったりで・・・。






・・・ハッ、もしかしてこの世界の食べ物を

食べていると、そういう風になるのかもっ!?






「・・・姫?どうかしたのか?」






「姫様?眉間に皺が・・・

 可愛らしいお顔が台無しですよ?」






慌てて顔を上げて、ジェイドさんとカイルさんを

見上げた私に、ジェイドさんは心配そうに

見つめていて、カイルさんは苦笑いしています。






「じぇぃも、かいるも、おっきいです。」






突然言われた言葉に、ジェイドさんとカイルさんは

きょとんとした顔をした後、カイルさんはふわりと

笑って言います。






「そうですか?普通だと思うのですが。

 僕は小さい方ですね。2m3cmしかありませんし。」






なななななっ。なんですかっ。

そのびっくり人間よろしくの身長はっ!?






しかも小さい方・・・えええええっ!?






「ジェイド隊長は、この間の測定、いくつくらいでした?」






「・・・2m16cmだった。もう伸びないな。」






・・・規格外過ぎます。






幼子と言われるのは、

何も私が小さくなっただけではなさそうです。






「おんなのひと、も、おおきいですか?」






私がおずおずと質問すると、

カイルさんはうーんと言いながら言います。






「うーん。成人女性の平均は、

 1m90cmくらいじゃないですか?」






・・・終わった、終わりました・・・。






いくら私が元の姿に戻ろうが、

この世界の人にとってはお子様サイズってことですよね?






あはは・・・異世界舐めてました。








で・・・でかっ!

驚きです・・・(汗

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