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エリは言った。
「ねえ、メモ見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
みんな出る
少ない席を
陸 港に戻って
終わらしてくれた
お粥が決めた
年内具だくさん
太ももに集中
フライを油から上げる時
○○をよく聞いてる子
ポイントを押さえてる
佃煮って蠢きそう
握手いちごのキャラ
どちらかが間違い
ちさと
頼りにならない町
私のたくさんの
それの周りの事を考える
待ってた一万人の中の一人
みんなでぐっと
左手ふさがってる?
肌触りが悪い
○○中頭の周りをずっと回ってる
急いで作った
エビが直接○○に贈る
歯医者の予約忘れてた
各々持ち上げて
そこで○○するの決めた
だから押さえる
一頭一頭が
練り直し
音楽に対しての気持ち
道具で摘まむ
ボクサーの
動物園の入口の門
親のこと考えてる
よくもった
引き際
波 ループで見て
○○に粒が付いてる
当番の日
ピカピカの
それは普通の人には出来ない
真ん中ドリーム
どうしても見てしまう
骸骨の妖怪悔しがる
考え付かないもんか
角細
○○前なら
絵筆をたくさんさしてる
状態もいい
置き場が
しっかり意味を
そこまで知っておいてもらいたくて
毎日がそう
不満を持たず
部屋の中身
○○が気になりだしてる
ぶんぶん変わる
興味深く
県外の人
明日どうするか
なかなか難しい事
それが最初に入って
それで進める
滝で考えたのと同じ
前から気になってはいた
新しい店は紹介
ここは押さえて
犬小屋の屋根
警官の帽子
痛い時間長い
新しいこと教えてくれない
道半ば
想像を掻き立てられても
無茶苦茶なのの相手一人で
豪商
ファンが増えた時期
○○を埋めてくれる
十個○○
エリは言った。
「十個○○。なにを十個なに?」
ユウタは言った。
「十個○○。なんだろう十個○○」
エリは言った。
「なにを十個なに?」
「ピンク…」
「ピンクのなにを十個?」
「ピンクのぞうさんじょうろを十個」
「ぞうさんじょうろを十個か、ピンクのぞうさんじょうろを十個なに?」
「なんだろう、ピンクのぞうさんじょうろ十個を鼻を足の方を向けて背中とおしりにくっ付ける」
「くっ付けるだけ?」
「それでうつ伏せになってピンクのぞうさんじょうろ十個に水を入れてもらって、そこから立ってなにかに水をかける」
「その状態でなにに水をかけるの?」
「それで自分の空の弁当箱にに水をかける」
「なんで弁当箱なの?」
「特に意味は無い。それから家に入って、着替えてから弁当箱を洗う」
「最初から普通に弁当箱を洗えばいいのに」
「夏になにかやりたかった」
「夏は他にやることあるよ」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
競合
雪祭りの横で
いっぱい入れた人が
ぐるりんと
先にやる
精神 二段重ね
イルカに放っとかれる
よくよく○○して走った
老化で止めるのか
そこまでカレー好き
痺れるもの
ぴったり○○した
材木
強調を
なにも乗ってない皿が○○してる
赤松に辿り着いた
絵が下手な人が人の描き方を勉強してる
独占
サンドイッチ食べてしばらくして
扉を壊す用
お腹に花一つ生え
髪形とヒゲ変えずに
広い所で
いつもより遅く
ゲームの中の木に
○○そんなに見てない
叶うのは
しでかしたのは
晴れた日に○○は
あまり動きなくても
二本強い
○○強い女の医者
○○なかなか呼べない
いいのが
クラクション聞こえて
いつもと同じく落ちる
灰色肩を叩く
たまに○○に行きたくなる
感じとってもらえたら
すぐ実践になって
50 十字路
賞レースで一緒だった
大○○一匹
トロッコ触り終わって
笑わせられる
○○して蓋閉じた
マフラーを張って
過酷なえびせんべい
全然優しくない
民法
15分 パート
なる時があるんですね
晴雨兼用傘
傘先
口を出す
○○が伸びて
変わった感じの人が居て
叩いて ゲーム
本当においしかった
いい感じになると思う
とにかくそれを続ける
潮が引く
それ一直線で
初めての店
絵が出た時に
そこにエレベーターで上がっていく
○○持って入って
水道工事
飛ぶ紙飛行機に
雨が強すぎるので
アイドルが好き
ジェットで
冷酷なとこがある女
カプセルで寝てる
肉 柱
まだまだ子供がからめる
それを長めにやる
みんながすごい受け止める
きゅうりを食ってすっきり
別にそんなことしなくていいのに
流すクッキー
トイレットペーパーの芯二本
牛乳瓶 離婚
羽で笑う
蝶 回復
ぶどうの葉っぱ
近所の男の人
クライミングカエルのキャラ
寿司が来るのを待ってる間
こんな○○なのいくよ
昨日見た三角形
粒コーンが湯に入ってる
止まってるヘリ
エリは言った。
「止まってるヘリ。止まってるヘリでなにか考えて」
ユウタは言った。
「止まってるヘリの座席。止まってるヘリの座席でなんだろう」
エリは言った。
「止まってるヘリの座席でなに?」
「これから飛ぶわけじゃない」
「飛ばないんだ?止まってるヘリの座席でなに?」
「肋骨関係無いし、なんだろう」
「肋骨関係無い。肋骨関係なくてなに?」
「座席というか、止まってるヘリの中で獅子舞やってる。頭を噛む人が居ないのに獅子舞やってる」
「ヘリの中に獅子舞しかいないの?」
「ヘリの中に獅子舞しか居ない。ヘリの外に人が居て獅子舞に頭を噛まれたいなと思って獅子舞を見てるけど、獅子舞はヘリの外に出たら舞い踊らない。人を寄せ付けないオーラ」
「なんの為にヘリの中で獅子舞してたの?ヘリにとっていいことあるの?」
「いいことないんじゃないの」
「じゃあヘリの中で獅子舞やらなくていいのに」