表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一途  作者: とい
2/19

誰でも泣くよ

まさか、私を取り合って喧嘩してる?

な訳ないか。


告白君「ふざけんな」怒

イケメン君「何が?関係ないじゃん」


好きな女の子「えっ本当に何があったの」


イケメン君はよく告白されていて昨日も告白された。

でも、話した事もない人に告白されても、またかと思うだけで、いつも断っていた。

俺を好きになる人は顔を見てる。

でも、昨日告白してきた女の子は、告白君の友達だった。


その子は、外面じゃなくて、本当を好きになった女の子。


好きになった理由はありきたりだったけど。

「その子が昨日泣いていた」

「断るのはいいよ。でも自分のきもちをちゃんと伝えた子に冷たくて酷い事を言うなよ」


「じゃあ、優しくすれば良いの?」

「僕にも考えがあったんだ。ここじゃなんだから後で話そう」


下校途中イケメン君が話しかけてきた。

「で、さっきの続きだけど、俺さあ、よく告白されてんじゃん」 「知らねぇよ」


「あっそ」「まあ、されてるのね」

「俺、好きな子とかいないから、毎回断ってるんだわ」

「なのにさぁ何度も何度も同じ子から告白されたことあって、その時思ったんだ断る時は優しくしたらダメだって優しくしたらその子ずっと俺のこと好きでい続けるから次にいけるように冷たく断ってる」


「そんなのイケメン君の都合でしょ泣かせる事無いんじゃ」


「それが本当の気持ちなら誰でも泣くよ」

「今日も話してあげるといいよ」

「俺の予想じゃあ、あの子はもう立ち直ってたりして」


「ああ、そうするよ」「なんかごめん、そんな、考え方もあるんだね」

「俺告白された事ないから考えたことも無かったよ」


「だろうね、いいよ別に」


「だろうねってどういう意味だよ」笑


イケメン君「冗談じゃないよ、告白君は人の心配してる場合なの、君こそ昨日告白して振られたんじゃないの」


「なんで、知ってるの」


「そりゃ学校なんだからすぐに広まるよ」

「それにどう考えても君には高嶺の花でしょ」


「眉目秀麗、才色兼備、容姿端麗、類義語」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ