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これから

 アンリが部屋から出ていき、扉が閉まる。


「なんか、時間かかりそうね」


 エアリスは床に転がってそんなことを言う。


「まあ、時間はかかるだろうね」


「そう。なら、私は少し休ませてもらうわ。何かあったら呼んでちょうだい」


「ああ、わかった」


 琉海の返事を聞くと、エアリスは光の粒子になって消えた。


「ちょ、おい!」


 突然消えたエアリスを見て焦る琉海。


『大丈夫よ。ルイの体に入って休ませてもらってるだけだから。用事があるときは、念じれば出てくるわよ』


 頭の中に直接声が聞こえてきた。

 それ以降、エアリスは無言になってしまった。

 寝てしまったのだろうかと、自分の体を眺めてみた。


「はあ、精霊って結構なんでもありなのか」


 琉海はそう呟いてから今後のことを考えることにした。

 この世界で生きていくためには、知らないことが多すぎる。

 エアリスも三〇〇年前の知識じゃアテにできない。

 知っておかなければならないことを優先的に聞いておかないと、この村を出たあとに路頭に迷うことも十分ありうる。

 琉海は頭の中で必要になりそうな情報は何かピックアップしていく。

 その中で最重要なのは金についてだろうか。

 何をするにしても金は必要だろう。

 物々交換で成り立つなら話は別だが。

 金の稼ぎ方と通貨の単位は知っておきたい。

 琉海は聞いておきたいことを頭の中で整理していく。

 こういう時、メモいらずの琉海の完全記憶能力は便利だった


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