表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/195

村の存在

 琉海たちが部屋を出たあと、残された村長と男はまだ退出しようとしなかった。

 話は終わっていなかったからだ。


「この家に泊めてよかったんですか」


「別に問題なかろう。ルイは、選ばれた少年じゃろうて」


「ですが、本当とは限りません。たまたま、祠の結界が破れているのを見かけて、この村にやってきた浮浪者の可能性もあります」


「それは、ないじゃろう。あの少年の服は、清潔感のあるものじゃった。貴族の着る服と遜色がないほどにじゃ。そんな少年が、わざわざこんな何もない村に来るわけがないじゃろ」


 村長に言われ、何も言い返すことのできない男。


「まあ、ここで一緒に生活すれば、何かわかるじゃろ。儂たちの役目は終わったのじゃ。あとはルイを送り出すのみじゃな」


 村長は憑き物が落ちたかのような表情でふうとため息を零した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ