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戒め
止まない雨は無い
朝の来ない夜は無い
明日の来ない今日はなく
昨日があるから今日がある
命が続く限り
己の敵は己
他者ばかりを見るのではなく
先ずは己を見ること
その先に待つのが未来
五里霧中
暗中模索
四面楚歌
背水の陣
それでも起死回生は有り得る
言われる内が華
香る華にならないと
華が臭くてたまらない
臭いものには蓋をしろ
蓋をされたら箱の中
華の香りはわからない
二度と香りが漂わない
己が求めた箱の中
縦横無尽に壁が広がる
そんな未来にならないように
この詩を上司にくだらないと言われたのが始まり。